ソニー、中国家電大手と提携へ  | 日本のお姉さん

ソニー、中国家電大手と提携へ 

選択肢がないって、最後に書いてある。

技術だけ抜かれて

乗っ取られたらどうする?

心配だ。でも選択肢が無いんだって。あ~あ。

ソニーは韓国サムスン電子との液晶パネル合弁生産を解消し」

って、合弁生産していたのか!!

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ソニー、中国家電大手と提携へ テレビ事業の構造改革加速
フジサンケイ ビジネスアイ 4月19日(木)8時15分配信

 ソニーがテレビ事業立て直しに向けて、中国家電大手のハイセンス(海信集団)と生産・販売面での提携交渉を進めていることが18日、分かった。実現すれば、生産コスト削減や中国での販売ルート拡大が見込める。

【表で見る】日本勢、サムスンやLGにもボロ負け…薄型TV世界シェア

 ソニーは次世代テレビとされる有機EL(エレクトロルミネッセンス)テレビの量産に向けて台湾の友達光電(AUO)と共同で技術開発を始めたことも判明。8年連続で赤字が続くテレビ事業の構造改革を加速する。

 ソニーとハイセンスは、ハイセンス側がソニー製テレビの組み立てを受託したり、ハイセンスの中国国内での販路をソニーが活用することなどで協議を進めている。2月にはソニーの担当者が訪中するなど交渉を加速させており、早期に結論を得たい考えだ。

 ソニーは韓国サムスン電子との液晶パネル合弁生産を解消し複数のテレビ組立工場を売却するなど生産設備を圧縮する戦略を進めており、ハイセンスとの提携交渉はこの一環だ。

 AUOとの有機ELテレビの共同開発も巨額の投資負担を軽減することが狙いで、今月就任した平井一夫社長は「他社との協業も検討する」としていた。

 液晶テレビ・パネル事業をめぐっては、シャープが台湾鴻海(ホンハイ)精密工業と資本業務提携を決めるなど、日本の電機大手がアジア企業との関係を深めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120418-00000002-fsi-bus_all


中台と組めばサムスンに勝てる? ソニー反転攻勢、中国家電と提携交渉 (1/2ページ)

2012.4.19 05:00
 ソニーがテレビ事業をめぐって、中国ハイセンス(海信集団)や台湾・友達光電(AUO)との連携を探っていることが相次いで明らかになった。背景には、世界のテレビ市場で独走態勢を築いているサムスン電子やLG電子など韓国勢の存在がある。ソニー以外にも、コスト競争力に優れた中国・台湾勢との連携を図る日本メーカーは急増しており、さまざまな分野で電機業界の韓国勢への対抗軸が形成されつつある。 「テレビ事業の再生は喫緊の課題だ。黒字化して事業を継続していく」 ソニーの平井一夫社長は今月12日の経営方針説明会でこう述べ、テレビ事業を2014年3月期に黒字化させるため、他社との提携もいとわない考えを強調していた。その選択肢として浮上したのが、ハイセンスとのテレビ事業の生産・販売面での提携交渉や、AUOとの有機EL(エレクトロルミネッセンス)テレビの共同開発だった。 今回の提携交渉について、関係者は「中国国内での販路開拓もソニーの狙いだ」と語る。中国のテレビ市場は日本の3倍にも上る。しかも、シェアは首位のハイセンスを含めた中国勢が上位を独占。日本勢はおろか韓国勢も下位に甘んじており、ソニーはハイセンスの販路を活用することで大幅な販売増を図る構えだ。「日本の電機メーカーはわれわれと組めばサムスンに勝てる」。シャープとの戦略提携を決め、大の“サムスン嫌い”でも知られる台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長は、かねてからこう主張してきた。青息吐息の日本の電機大手だが、その技術力は依然トップレベルにある。これに台湾・中国のコスト競争力を組み合わせれば、巨額投資にモノをいわせて成長してきた韓国勢にも引けをとらないという論理だ。 電機業界では、NECが昨年7月に中国レノボグループ(聯想集団)と国内パソコン事業を統合し、半導体大手のルネサスエレクトロニクスも昨年3月の東日本大震災後に、受託生産を手がける台湾大手のTSMCへの代替生産を拡大。今後も海外への委託を増やす計画だ。 ソニー、シャープにパナソニックを加えた家電3社の12年3月期の最終赤字の総額は、空前の1兆7000億円に上る。
海外勢との提携には技術流出などのリスクも付きものだが、どん底からの反転攻勢に向けて残された選択肢は少ない。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120419/bsg1204190500004-n1.htm