寂しいときには、いい悪いの判断がつかないんです。
木嶋佳苗の才能は、弁が立つこと。男性との話術が巧み。
自称だが、肉体が他の女性と違うらしいこと。
木嶋佳苗に貢いだ男性の末路は「悲惨な中毒死」だった。
木嶋佳苗は、結婚と自らの肉体をエサに男に貢がせて贅沢な暮しをし、結婚をせまられたか、お金が尽きてきてジャマになってきたかなど、なんらかの理由で殺したくなると、練炭を運んできて一酸化炭素中毒死するように細工をして殺してしまう。
「ブラックウイドウ」というアメリカの映画を観たことがあるが、
主人公の悪役の女性は金持ち男性と結婚しては
殺して財産を奪っていく殺人鬼だった。
相手を殺すときは、涙を流して「愛していたわ。ダーリン。」と言うのだった。
どうも、本当は殺したくなかったのに、お金がほしいので
「殺さなければならないから」殺しているようだった。
悪役の主人公はとても美人だったが、木嶋佳苗は、特にめだった美しさはない。
でも、ウソのつきかたは超一流のようだ。
捕まって裁判になっていても、まだ自分は殺していないといいはる。
自分でも自分が殺していないと信じ込んでウソの世界に入り込んでしまっているようだ。
たぶん、「自分は手をかけていない。自分は練炭を運んだだけ。
練炭が殺したんだもの。わたしは何もやってない。」という意味なのでしょう。
裁判所では、木嶋佳苗のおっかけの女性ファンたちまで出てきたらしい。
おっかけの中には、「あんな容貌なのに数々の男性をけむに巻いて最後には殺してしまうなんて、女子力の勉強になる」とか、
「いつも男性が女性を殺す側なのに、この事件では反対なので小気味がよい」とか言うオバチャンらがいたとか。
木嶋佳苗は、裁判の最中に、自分の肉体が他の女性とは違う「名器」だと言われましたと自慢してみせた。たぶん、あまりにも立て続けに男性に貢いでもらっていたので自分が高貴な人であるような気になっていたのだろう。名器の持ち主なんだからお金を払ってもらって当たり前だとはっきり意識していたのだろう。
お金を払えそうなさびしい男性を見極める目も持っていたようだ。
たぶん、「わたしに優しくされて気分が良くて絶好調の時に、睡眠薬で寝ている間に死んでいくのだから幸せなはず。」なんて悪びれずに思っているのだろう。
裁判所でも自分の無実を主張する様が巧みで、始終毅然としていて立ち振る舞いが上品でさえあったとか。「名器」の話まで出したら男性たちは、「どんな感じなのかな~。」と急に興味津々になって木嶋佳苗に対して優しい気持ちになるんじゃないのかなと思った。それも計算して言っているはずだ。
(男性は、電話で「今、お風呂に入っていて裸なの~。」と言っただけで想像を宅mしくして喜ぶものらしい。)
そんなにもてるのなら、誰か一人を選んで結婚したらよかったのにと、もてないわたしは思うのだった。誰か一人とでは満足できなかったのかな。
日本だから珍しい事件になったけど。
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木嶋佳苗の“最後の恋人”死刑判決に思わず「やった」と思う
配信元:
2012/04/19 11:36更新
首都圏で起きた連続不審死事件で、男性3人の殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37才)は、4月13日に死刑判決を受けた。その2日後、女性セブンは木嶋被告が逮捕される直前の5日間を一緒に過ごした40代男性のAさんから話を聞いた。
死刑判決が出たとの一報を聞いてAさんは、こんな感想を抱いたという。
「素直に“やった”という気持ちになりました。ぼくは人生を木嶋にめちゃくちゃにされましたから…。彼女は、ぼくの人生の汚点です」
そう言葉を吐き捨てるほど彼女を憎むAさんだが、当時は、木嶋被告と本気で結婚するつもりだった。
Aさんが住むのは、関東地方の新興住宅地にある2階建ての一軒家。その家は、Aさんが母とふたりで暮らすために、2007年に30年以上のローンを組んで購入したものだ。だが2009年8月、最愛の母が亡くなり、その寂しさにつけ入るように近づいてきたのが木嶋被告だった。
「寂しいときには、いい悪いの判断がつかないんです。オセロ中島(知子)さんのマインドコントロールが話題になっていましたけど、ぼくは彼女の気持ちがわかる気がします。ぼくは木嶋と過ごしたのが、5日間だったので、中島さんほど深刻な状態にはなりませんでしたけど、もしかしたら同じ目に遭っていたかもしれない。でもぼくの場合は、あのまま同居を続けていれば、それまでに殺されていたでしょうけど…」(Aさん)
※女性セブン2012年5月3日号