絶対に残業をしなかったそうです。
わたしの知っているクリスチャンは、
会社が終わってから
教会に行く用事がある日は
絶対に残業をしなかったそうです。
残業をしないと決めているので
昼間の集中力がすごくて、
「できる社員」と呼ばれていたそうです。
できる社員には重要な仕事が集中しがちで
大変だったけど、神さまに祈って
やりきったそうです。今は、リタイアして
本を書いているらしい。
そうそう、知っているチュウゴク人も絶対に残業をしない。
家に帰る前に子供をお迎えに行かねばならないかららしい。
「家族のために働いているのに、なんで残業しないといけないの?」と
言っていました。家族と過ごす時間は
何よりも大事なのだそうです。ちなみにその人は
妻より早く家に帰り、晩ごはんも作るそうです。
日本人も無駄な残業はしない方がいいと思いますが、
少ない人員で仕事をしている部署は、残業をしたくなくても
しないといけないので大変。
友人の友人は、市役所で働いていますが、
一年の初めに仕事を振り分けられるそうで、大変な部署に
回され、毎日遅くまで残業してもおっつかないので
1カ月に1日しか休めなくなったそうです。
市役所では、3年ごとに部署を変われるので、3年後に
違う部署に行きたいと申請したら、その要求が通り、
違う部署に移動できたのですが
なんと、その人が抜けたとたん、市役所はその忙しい部署に
新たに3人も人員を投入したとか。忙しい部署だとわかっていたんですね。
だったら、なぜ助手をつけてあげなかったのか。
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『忙しい人』と『仕事ができる人』の20の違い
私の周りには、『忙しい人』と『仕事ができる人』がいます。忙しい人は、いつも「忙しい、忙しい」を口癖のようにしています。他人が見ると、何でそんなに忙しいのかが分からなかったりするのですが(仕事の成果から見ると)、本人は忙しいのでしょう。忙しいと言うことが、その人のモチベーション理由のように感じるくらいです。
それと比べると、仕事ができる人は、他人から見ると何かゆったり、自分のペースで仕事をしているように見えるが、結果として大量の仕事を行ったりしている。みなさんの周りにもそんな『忙しい人』と『仕事ができる人』はいないでしょうか?
『忙しい人』と『仕事ができる人』は何が違うのかという事を、仕事の仕方の違いを通してまとめてみました。(今回は、忙しい人にならない為の時間管理術は省いた内容です。それは、このエントリが好評でしたら、また別のエントリでご紹介させて頂きます。)
『忙しい人』は、「忙しい」と周りに言えば、「カッコイイ、頑張っている」と他人が評価してくれると思っている。
『仕事ができる人』は、「忙しい」と周りにに言うことは、「無能の証明」だと思っている。
『忙しい人』は、終了時間への認識が甘い。(なんとなく終わったらいいな~的な)
『仕事ができる人』は、絶対にここまでに終わらせるというスケジュール意識が強い。
『忙しい人』は、納期意識がギリギリ。(納期寸前で作業にとりかかるので、その仕事のみに集中してしまう為に効率が悪い。)
『仕事ができる人』は、前倒し。(納期より随分前から作業に取りかかるので、2つ以上の仕事を同時並行処理したりする効率の良い仕事の仕方ができる。)
『忙しい人』は、せっかくスケジュールを作っても、緊急事態・トラブルで乱れっぱなし。
『仕事ができる人』は、緊急事態・トラブルでスケジュールが乱される事がほとんどない。
『忙しい人』は、いきなり仕事にとりかかり、仕事完了に近くなった時点で「仕事の目的と最終完成物」を考える。
『仕事ができる人』は、仕事の始めに「仕事の目的と最終完成物」を明確にして仕事にとりかかる。
『忙しい人』は、「プライベートの時間を、とれたらいいな」的にしか考えていない。
『仕事ができる人』は、「プライベートの時間は絶対にとる」と最優先的に考え、その時間をホントに大切にする。
『忙しい人』は、相手の期待よりちょっと低い仕事を行い、手直しで時間をとられる。その為に誉められる事も少なく、モチベーションも上がらない。
『仕事ができる人』は、相手の期待を少し上回る形の仕事を行うので、手直しがほとんどない。そのためお客様や上司から誉められる事も多く、モチベーションもアップしていく。
『忙しい人』は、ホントはやらなくてよい仕事をたくさん抱えている。断るという事が苦手
『仕事ができる人』は、自分しかできない仕事が中心。頼まれた仕事を断る事ができる
『忙しい人』は、仕事にとりかかって、段取りを考える
『仕事ができる人』は、段取りを考えて、仕事にとりかかる
『忙しい人』は、段取りを考える時間を短時間で済まそうとする。
『仕事ができる人』は、段取りを考える時間を十二分にとる
『忙しい人』は、根回しがヘタ。仕事が完成した後に、関係者から異議がでて、トラブルシューティングに奔走する
『仕事ができる人』は、根回し上手。仕事を始める前に、重要な関係者をリストアップし、根回しを完了させる。仕事完了後に関係者からの異論はほとんど出ない。
『忙しい人』の優先順位は、納期期限が中心。納期が迫っているモノが優先順位が高い仕事になっている
『仕事ができる人』の優先順位は、仕事の効率とその仕事の目標への寄与・貢献度。
『忙しい人』は、集中できる環境を作る事ができない。電話や誰かが話しかけてきて作業の邪魔をする為に、同じ事を何度も考えないといけない。
『仕事ができる人』は集中できる環境を作る事ができる。誰も思考や作業を邪魔しない環境を作る事ができる。
『忙しい人』は、携帯電話にかける数より、かかってくる本数が多い。
『仕事ができる人』は、携帯電話にかける数の方が多い。携帯電話にかかってきて仕事を中断させられる事態を、先手を打つ事で防いでいる。
『忙しい人』は、自分が他人に頼んだ事を忘れている。頼んだ相手も、頼まれた仕事を忘れており、それがトラブルを生み出す。
『仕事ができる人』は、自分が他人に頼んだ仕事は決して忘れない。時折、チェックも入れるので、相手も忘れることができない。
『忙しい人』は、他人に事を頼むのがヘタ。依頼する際の打合せがヘタな為に、完成物を自分で手直しするのに時間がとられる。(人に頼まずに、自分でやった方が速いといった事になる)
『仕事ができる人』は、他人に事を頼むのが上手。依頼する際の打合せで詳細にイメージ合わせをする為に、完成物の手直しなどがほとんど発生しない。
『忙しい人』は、学習する時間をとれていない。いつまでも同じやり方で仕事をしている。
『仕事ができる人』は、どんなに忙しい時でも学習時間の確保を行っている。学んだ知識をもとに、もっと効率的な仕事のやり方を求めて、いつもチャレンジをしている
『忙しい人』は、同じような仕事でも、イチイチ考えながら仕事をしている。
『仕事ができる人』は、同じような仕事が発生したら、考える事なく、仕事ができる仕組みを作り上げている。
『忙しい人』は、運動などにも時間がとれなかったり、睡眠不足で仕事をしてしまう。時には徹夜も。そのため体調不良をおこしたり、身体に無理して仕事をしてしまう。それが原因のミスも生まれたりしてしまう。体調によりモチベーションも不安定になる。
『仕事ができる人』は、適切な運動を定期的に行い、十分な睡眠をとり仕事を行う。体調不良によるミス、集中力欠如によるミスは少なく、常に安定したモチベーションを維持している。
『忙しい人』は、「忙しい状態」を甘んじて受け入れてしまっている。
『仕事ができる人』は、「忙しい状態」事は絶対にイヤ。受け入れる事ができないと思っている。
皆さんも、このリストに、自分なりのものも「忙しい人」と「できる人」の違いを加えて頂ければ幸いです。
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のりこ 2007/09/27 21:30 あちゃ~~!!
私、典型的な「忙しい人」です。
こんな私でも、できる人になれるんでしょうか???
favre21 2007/09/28 00:58 もちろん、できる人になれると思いますよ。
違いを知って、一つずつを改善していく事が大事なのではないでしょうか?
某 2007/09/28 02:47『忙しい人』なしで『仕事ができる人』だけでホントに仕事がマワルのか?
『デキル人』が断った仕事を『忙しい人』が受けてるから『デキル人』が存在できるのではないのか?
トラブルにふりまわされないって、当事者に頼られてない(信用されていない)だけと違うのか?
rk 2007/09/28 03:0 「仕事ができる人」は他人に仕事をふっているだけで、実作業はほとんどこなしていない。
作業を他人に押し付けて、毎日定時帰り。
つまり、世渡り上手なだけで、仕事内容なんてないに等しいよ。
favre21 2007/09/28 08:11 某さん、rkさん、貴重なご意見ありがとうございます。違った視点が参考になります。ご意見ベースにまた、エントリを書いてみました。これからもよろしくお願いします。
キラ 2007/09/28 08:33 私は仕事が出来る人タイプですね
忙しいといっている人の行動には沢山の無駄があります
言っても聞かないしね
Nasty 2007/09/28 10:01 「仕事が出来る」事と「要領がいい」が一部ごっちゃになっている気がします。
成果ベースで物事を処理していけば評価は高いですが、それだけがいいとすると、成果を表示できない部分(トラブルシューティング、ルーティンワーク)を軽視する風潮を作りそうでどうかと思います。
Nasty 2007/09/28 10:02 と思ったら、それについてのエントリーが既にあったんですね、失礼しました。
Sophie 2007/09/28 10:07どうなんだろう
>自分しかできない仕事
を抱えてる人ほど、潜在的に忙しい人になってしまいそうだけど。
さっさと仕事をシェアできるような環境を作るってのも重要だと思うけど。
hassylin 2007/09/28 10:23 複数の仕事を同時にこなすのは本当に効率的なのかなぁ?
頭ってそう簡単に切り替わらないと思うんだけど
maida01 2007/09/28 11:45 非常に示唆に富んだ話で,素晴らしい。
かつ非常に反省しています。
kappa01 2007/09/28 12:33 マルチタスクの利点は一方が「待ち」のとき他方の仕事ができますからね。
頭の切り替えもメモや資料を残しておけば問題ないです。
favre21 2007/09/28 19:27皆さん。ありがとうございます。
こんなにコメントがついた日は、はじめてです。
なんか、嬉しいですね。
koji 2007/09/28 21:09 自分はもろに忙しいに該当してる、反省多々…。何とか現状を変えなきゃと思ってる。
hassh 2007/09/28 23:11 4番は論理的ではないなあ。
緊急事態は予測できないから緊急事態なのであって。
いくらスケジュール組んでいても、例えはプロジェクト内の重要ポスト役が急に死んだりしたらどうしようもない。
急遽代わりを探すなどは有能無能関係なく絶対行う作業。
そして人事は人事担当が行うので自分では要請かけるぐらいしかない。
これに仕事のできるできないは関係しようがない。
8番もこれは仕事ができるというより世渡りが上手いって感じだなあ。
頼まれた仕事を全て受けて、それを全て高い完成度で成し遂げるなら
それこそ超優秀な仕事ができる人だろう。
野球でいうとエースで4番。
書かれているできる人はピッチャーならピッチャーだけ上手くこなすけど
打つのとかダメだから期待しないでくれと言ってるようなものだし。
エースで4番をやろうとしてどっちも標準以下なら役立たないけど
どっちも標準以上ならピッチャーしかできないのより断然凄いわけで。
かねっこ 2007/09/28 23:55 出来る人は『倒れても起きあがる人』ですね。
失敗と挫折を血と骨にして何度でも起きあがる人は、
うまく立ち回って仕事をこなすだけの人よりも魅力がありますな。
case-k 2007/09/29 00:02 4番で言ってる「緊急事態」って、プロジェクト内の重要ポストが死ぬほどの超極端な例は指してないように思いますが。
8番に関しても、カバーできる範囲のことを言っているのではなくて、自分の役割、能力をきちんと把握した上で「仕事の優先度を正しく判断する力が大事」ということではないでしょうか?なんでも仕事をうけるというのは、何が大事か判断する力がない、ともいえます。
LH 2007/09/29 10:48 図星をつかれて、とてもムカついております。なんとかして。
kobu 2007/09/29 13:20 『忙しい人』=便利屋使いされてる人なんだと思います。
『仕事が出来る人』=相手に仕事を押し付けるのが上手い人。
忙しい人が可愛そうです。
言いがかりをつけられて、仕事の価値を貶められるなんて。
busy 2007/09/29 13:51 忙しい人は20個も要点を書いて、ほとんどの人に最後まで読んでもらえない。
できる人は1つだけ重要な要点を書いて、万人に最後まで読んでもらえる。
busy 2007/09/29 13:55 あれ、弾さんのTBと微妙にかぶった。
x 2007/09/29 19:0 論理性・具体性が共に欠如している.
yugo-ikeda 2007/09/30 06:0 いいエントリーですね~^^
週明けに会社の人々に紹介しよっと。
うちの上司が典型的な「忙しい人」なので^^;
sarupapa 2007/09/30 06:4 (_ _ )/ハンセイ
なまえー 2007/09/30 16:02ブックマークの数がすごいですね。
私は忙しい人も仕事ができる人も両方必要だと思います。
忙しい派が優勢すぎると、取れるはずの有休も取れなくて残業したくない日や体調の悪い日も牛馬のごとく働かされそうな気がします。
逆に仕事ができる派が優勢だと仕事の山場において、誰でもできる仕事をさせられている部隊のモチベーションの低さから上手く組織が廻らないんじゃないかと思われます。
難しいけれど企業の種類や状態によってバランスを操作したら効率良いかな、等と夢想しています。
ベンチャー企業なら忙しい人は全く不要に思えるのですが、このエントリで通常の企業では絶対必要な忙しい人を敵に回しちゃってますかね?
できない人 2007/10/01 09:34忙しい人と仕事のできる人に2分するからおかしいわけで
この下に、仕事のできない暇な人や仕事をしたがるができない人が
居るのでこの辺りのうまく使うのが仕事のできる人なのでは・・・
どにどにえーす 2007/10/05 07:31 この下に、ではなく忙しい人が 下の人 と提案者は言っているように思います。うまく使う人=仕事ができる人。
まんま、提案者と同じ事を言っているだけな気がします。
忙しい人も必要だという意見には賛成です。なんかよくわからない発想で面白いものを持ってきてくれる。
確か以前永谷園かどこかで、とにかく遊んで食べるだけという社員を作って、その社員からその経験を聴取して新しい製品を作っていたとか。ここでは社長ができる社員で、わざと忙しい社員=遊ぶ社員をつくっています。
できる社員は頭が固くなりがちで、しかしそれを克服するために他人の頭を使うと。よって両方必要であると思われます。
わかりにくい文ですみません。
T-norf 2008/02/28 00:0612/20ぐらい比率で忙しい人の方に該当しました。他人から見ると、もっと該当しそうですね...。1つづつでも忙しい人から脱却できるようにしたいですね。
aco 2008/06/14 10:15 忙しい人 毎日忙しく動いているが月イチの会議で報告することに悩む
できる人 目的をもって仕事をしていて会議の報告に困らない
暇なのにできない人。。。私orz
毎日なにかしらやっているけど周りには何をやっているか理解されていないみたい。今日何をやったのといわれると答えに詰まったり。人にも分からなくて自分でも分からないって痴呆症かよっていう
仕事のできる人をみて真似していきたいと思う
aco 2008/06/14 10:43 歩留り改善何千万もしました 結果材料費悪化
報告書の〆を改善でー1しました 結果締めの2日遅れ
電子投票で開票の省力化と早期化に取り組む 結果 10分短縮
社保庁 一生懸命仕事をいました 結果 記録氏名も振り仮名もでたらめ
頑張ったけど結果に結びつかないことのなんと多ことか
http://d.hatena.ne.jp/favre21/20070927