英国人ヘイウッドの殺害は薄が直接命じ、秘書の張暁軍が実行した
チュウゴクの新貴族たち(官僚と軍)はむちゃくちゃやってますな。↓
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成24(2012)年4月11日(水曜日)弐
通巻第3621号
薄き来は完全失脚。政治局員、中央委員を停職
一斉に飛び出したアングラ情報に驚き、桃の木! 薄の愛人は28名
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その夜、北京では緊急会議が招集された。政治局常務委員、政治局員の多くが参加したが、「これほど緊急かつ大規模なトップ集合は珍しい」と言う。
そして10日夜、新華社が報じた。「薄き来の政治局員、中央委員の職務を停止する」
アングラ情報が一斉に飛び出したが、ほぼ事実に沿った確定的情報と思われるものを幾つか拾うと、
――薄の愛人は28名、なかには有名人が含まれる
――すでに夫人の谷開来は殺人容疑で逮捕されている
――英国人ヘイウッドの殺害は薄が直接命じ、秘書の張暁軍が実行した
――彼らはほかにも六人を謀殺している
――重慶市南岸区党委書記の夏徳良は副市長昇格をねがって薄に3000万元を贈った
――この夏によれば夫妻の賄賂は10億の収入、薄は「狂人」で「秦始皇帝、毛沢東、そして三番目は、このオレ様」と豪語していた
――王立軍は薄夫人のスキャンダル捜査を実施中、王チーム11名が拘束され、そのうちの弐名が撲殺、ひとりは自殺。周永康に捜査資料を渡したが握りつぶされ、薄の愛人との密会現場をおさめたヴィデオを持参して米国領事館へ駆け込んだ等々。
権力の闇の奥の凄まじい実態。中国国民よ、反日なんて言っている場合か!
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(読者の声1)貴誌紙上で文系、理系の議論が賑わっておりますが、いずれが優秀か否かは別として、上に立つものはまず日本人として、決断してほしいものです。
泥鰌総理はどちらか知りませんが、確率論ではそこそこ優秀なルーピー総理が金星人の代理人であったり、原子力に関して自負ある缶空総理は雀荘での点棒計算の加減(乗除)はできたようですが、肝心の原発事故での応用問題には、全くいいとこなしです。
戦後教育では、ホント、ピュアでナイーブなバカばかり培養してきたと思います。
個人的感想ですが、TVでの金八などという似非教師の番組が流行ったのがその象徴ですね。一番腹がたつのがテーマソング(?)の「送る言葉」の歌詞に
「(他人を)信じられぬと嘆くよりも、人を信じて、傷つく方が良い」というくだりがあることです。
その影響か、外交交渉など、一方的に相手国に感情移入し、「どこまでもついて行きます下駄の雪」の体たらくですよね。
世の中そんなに甘く無いと、気づいてもいい頃だろうと思っていると、年末ごろ見たTV「ライアーゲーム(嘘つきゲーム)」のなかで、主役(?)が「(他人を)騙すくらいなら、かえって裏切られたほうがマシ」等とまさにピュアでナイーブなセリフを吐いたのでおいおい、またバカの再生産か、と呆れました。
古事記や日本書紀には、宴会だと称して多数のまつろわぬ輩を油断させて招待し、歌を合図に一斉に刺し殺した、とか、弓弦を切って相手を信用させ、騙された相手が弓弦を切ったのを確認後隠し持った予備の弦を張って相手を大いに射殺した、とか、逃げる敵が坂に逢って(逢坂)逃げ場を失ったのでそこで大いにやっつけた等々、計略謀略なんでもありの様子が活写されております。
知恵で以って相手を思うようにするのが本来の日本人だと考えていますが、戦後は相手の立場で国民を騙そうとする輩ばかりでたまりません。
ところで、千葉のST様が数学の再勉強に挑戦されているとか。
実は技術屋のくせに数学が苦手な小生も、時間に余裕が出てから数学に再挑戦しています。
切っ掛けは、某メルマガの「数学は暗記科目だ」のスローガンと、以前TVでロケットの先駆け糸川教授が「数学はきちんとやれば出来る科目です。つまり努力は報われることを実感できる科目です。」と言っていたからです。
まさかと思って、やってみると、なるほど、解けなかった問題は苦手意識が先にたって極めて簡単な文字や記号の読み違いや、思い込みが先にたって、ろくに点検もせずに先走って結局投げ出してしまった問題とか、全く、今までの私の人生そのものですよ^^。
時間に余裕がある時に解くのと、時間制限の下で解くのとは違いがありますが、ボケて人に迷惑をかけてはならぬと続けています。
(Gv2)
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宮崎正弘のロングセラー
『国際金融危機 彼らは「次」をどう読んでいるか』(双葉社新書、840円)
『2012年 中国の真実』(ワック、930円、新書版)
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『中国大暴走 高速鉄道に乗ってわかった衝撃の事実』(1365円、文藝社)
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『中国は日本人の財産を奪いつくす!』(徳間書店 1260円)
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『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
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