チュウゴクのすることは殺人と拷問と匪賊の強盗の奨励だったのか。 | 日本のお姉さん

チュウゴクのすることは殺人と拷問と匪賊の強盗の奨励だったのか。

昔の話ではありません!!今の話です。チュウゴクは、英国人を拷問して殺したもよう。↓

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成24(2012)年3月29日(木曜日)弐
通巻第3605号 


 重慶ミステリー その3
  英国人ヘイウッドは遺体ではなく遺灰で遺族に返され、検死はなかった
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 昨秋十一月に重慶のホテルで変死した英国人ネイル・ヘイウッドは「アルコール中毒」と発表され、検死された痕跡さえなく、しかもロンドンから妹のレオニーと妻のルールー(中国名、音訳不明)が重慶に駆けつけたとき、遺体ではなく火葬された遺灰が返却されただけだった。

 英誌『テレグラフ』(3月28日付け)は、重慶に特派員を飛ばして、追跡調査。
 「彼の友人はそろって彼が冷静沈着、かつ純潔で博学だった。スパイの気配などなかったが、薄一家に深く食い込んでいることは知っていた。彼は多くの高級官僚と企業人を結びつける仲介稼業に勤しみ、調査会社の依頼で定期的に報告書をあげてもいたが、その会社が嘗てのMI6の幹部が設立したというだけの理由でスパイという秘密はあたらない」。

 ヘイウッドは「グレアム・グリーンの小説の主人公のようだった」と別の友人は彼の印象を語った。
 また或る友人は「薄夫人とのビジネスで、かれは知らなくともいいことを知ってしまった可能性がある」と証言した。

 さて重慶での薄一味はその後の調べで「打黒」の捜査実態が明るみに出た。
 NYタイムズ報道(3月28日付け)によれば以下のごとし。
 マフィアを懲らしめるはずの捜査は政敵を撲滅する目的で、最初からでっち上げが多く含まれ、しかも「重罪」となった多くは政敵ならび政敵とビジネスをする豪商で、冤罪をでっち上げて拷問し、嘘の自供のもとに関係者を逮捕するという、毛沢東の武力革命、人民裁判の非情な手口、陰惨な拷問とリンチ殺人という暗い時代を思い出させる。
 
財産はすべて没収され、親兄弟親戚も刑務所送りとなり、財宝は山分けされた。これは山賊、匪賊の手口ではないか。

そうだ、中国共産党は山賊、匪賊の類だったが、毛沢東の部隊はもっとも陰惨なリンチと殺人を好んだ(ユン・チアン『マオ』、講談社、上下弐巻)のだっけ。薄が唱えた「唱紅」、「毛沢東に返れ」とは殺人と拷問と匪賊の強盗の奨励だったのか。
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 732回】           
    ――以って他山の石とする・・・わけがない
『主要資本主義国家経済簡史』(?・宋・池・郭・朱編著 人民出版社 1973年)

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この本は「資本主義が発生・発展し衰亡に向かう歴史を読者が全面的に理解することを助けるため」に、英・米・仏・独・日の「5つの主要資本主義国家経済の発展過程を具体的に綴っている」。
だが、「我われのプロレタリア革命事業必勝への信念を強め、我われのプロレタリア国際主義の覚悟を高め、毛主席のプロレタリア階級革命路線をより深く理解し推し進め、全人類の徹底した解放のために英雄的な闘争をなす」という大前提があることを忘れてはならない。

つまり「全人類の徹底した解放のため」にこそ「5つの主要資本主義国家経済」の「衰亡に向かう歴史」を学ぼうというわけだ。

「資本主義生産関係が西欧で最初に生まれてから第二次世界大戦が終結するまでの間、資本主義制度は自由競争資本主義と独占資本主義の2つの段階を経ている」。「1917年のロシア10月社会主義革命の勝利は世界の資本主義体系の根底を震撼させ、世界史に新紀元を創出した。この時から資本主義制度は決定的危機段階に突入した」との総論を示した後、各論を展開し、5ヶ国それぞれの資本主義経済の発展の姿を分析している。

先ず「資本主義国家の老舗」であるイギリスを、「世界資本主義発展の歴史上、資本の原始蓄積と工業革命の典型であり、世界の工業と市場において長期間独占的な地位を押さえていた」と捉え、「歴史上、世界最大の植民地帝国であり、200余年の長期にわたって広大な植民地と半殖民地国家の人民を残虐にも略奪し搾取してきた」とし、「同時に最も早く没落した帝国主義国家」だと断定する。

続いて「現代における帝国主義超大国」のアメリカについて、「200年前はイギリス統治下の植民地に過ぎなかった」が、反英独立戦争、独立、資本階級による共和国建国を経て急速に発展し、「20世紀初頭に帝国主義段階に進み、独占資本主義が最高度に発展した帝国主義国家となった」。
「2度の世界大戦期、戦争特需で大いに潤い、国際金融搾取の中心となり、世界の覇権を唱えるようになった」。その「資本主義発展史は薄汚れた搾取と略奪による血塗られたものであり」、「マルクスが指摘しているように、アメリカにおいて資本主義は他のどのような国家とは比較にならぬほどに恥ずべき条件の下で発展した」とする。

「イギリスと同様に古い資本主義国家」であるフランスでは、第二次世界大戦終結直後、「フランス最大の政党であった共産党の指導集団が高い官職と高給と引き換えに恥ずべきことに資本階級と妥協し、武器を差し出し、武装闘争を放棄し、3年ならずして反動勢力の手で政権から叩き出され、残酷な弾圧に遭遇することになったしまった」とのことだ。

「後発資本主義国家のドイツ」は2度の世界大戦期に「国家独占資本主義段階に突き進み、当時の資本主義世界の最高水準に達したが、最終的に没落する運命には逆らえない」。主要な資本主義国家の中では「最後発」である日本における「帝国主義の歩みは日本軍国主義による中国・朝鮮侵略史でもある。

日本の近代100年は、如何なる国家であれ侵略、戦争、軍国主義に靠れかかった経済発展を夢想するかぎり、最終的には破綻という歴史の運命からは逃れることが出来ないことを明白に物語っている」と結論づけている。

ともかくも「1949年に中国人民革命が偉大な勝利を勝ち取り、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの多くの国家は次々に民族独立の道に突き進む」わけだが、「高い官職と高給と引き換えに恥ずべきことに資本階級と妥協し」たなどと、北京における「共産党の指導集団」の現在を連想させる記述が随所に見られ、ヒマ潰しには最高の読物といいたい。
《QED》
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(読者の声1)遅ればせながら、宮崎正弘さんが書かれた『国際金融危機 彼らは「つぎ」をどう読んでいるか』(双葉社新書)を拝読しました。
書店にならぶウォール街の強欲とか、ソロスがどうした、バフェットがどうする等の新書が多いのですが、いずれもセンセーショナルな謳い文句とは裏腹に中味は陰謀論であったり、単に論理的説明のない礼賛だったり、いささか不満をもっておりました。しかし先生の分析は、マスコミに名前の出る、著名なエコノミスト、経済学者の説明より分かりやすく、本質をずばり抉っているので、いま世界で何を本当に起きているかを了解できました。御礼を申し上げたく一筆です。
  (UK生、浜松)

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(読者の声2)本日、街中で尼崎市教職員組合が街頭で日の丸反対署名運動をしておりました。その際のチラシです。

http://photozou.jp/photo/show/2493438/128082310



これは明らかに地方公務員法第36条の政治的活動の制限に反した行為です。教員の給料は確か国から四割、地方から六割が支払われております。日の丸反対だが金はよこせなど恥知らずの面々に、腹に据えかねたので、きっちりと抗議してきました。
 抗議するとたちまち十人程が私を取り囲み体当たり。私の抗議を必死に阻止にきました。
名前を聞いてきたのでためらわず私のフルネームを告げ、反対に名前を聞くと向こうは名乗ることを拒否。公務員の政治活動の制限を指摘しましたら憲法の思想信条の自由を持ち出すので職業選択の自由をおしえてやり、日の丸は侵略戦争の旗印などとの世迷いごとには、当時の朝鮮は日本統治により人口は二倍、平均寿命は二倍になり、満州国に於いてはアジアで一番の工業国に成長した事の何処が侵略なのかと教えてやった。
それに対し、朝鮮は古来からの独立国で、日本が植民地にしたとのこと。これにも李氏朝鮮は清の属国であり、日清戦争での下関条約でようやく独立国となったと、それ以前は、迎恩門でサンキキュウコウトウしていたことをおしえてやりました。本当はもっと書きたいのですがこのへんで。本題に。
お手数ですがご協力をおねがいします。
上記のちらしを印刷し、地方公務員法36条違反と大書しFAXにて抗議してください。
私は、このような子供への害悪を排除し、違法行為をやめさせなければならないと切に願っております。そのためにも皆様のご協力をお願いいたします。
私一人の力は微力ですが、皆様のご協力を合わせ、今後の違法政治活動に歯止めをかけられるはずです。
(MJ生、兵庫県)
 尼教組
www.h7.dion.ne.jp/~amakyoso/

TEL 06-6481-1133
fax 06-6481-9520

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