ニュー縄文塾通信(4)
ニュー縄文塾通信(4)
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縄文暦12012年3月2日
編集発行者 中村 忠之
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寒い寒いとぼやいている内に早くも3月、
もっとも梅の便りも聞けぬ春です。
その代わり嬉しいことに、SK老からも出稿
頂き、これで縄文塾通信2大ライターそろい
踏みになりました。
SK老は、福島県いわき市在住、高専教授を
勤め上げ、晴耕雨読・悠々自適のご様子。
一方好打さんは、カナダ・バンクーバーで、
ハウジング会社を経営しているビジネスマンという、
異色のお二人です。しかもいずれも面識ゼロと
いう、ネットが生んだ合縁奇縁の間柄です。
もうヨロヨロ、痩せ脚が人生土俵のトクダワラ
に辛うじて留まっている私には、過ぎたお二人
に支えられて、不定期ながら、
再度の通信、よろしくお願い申し上げます。
あと10日足らずで3.11、それにしても
相変わらずの永田町には謂うべき言葉を
持ちません。些細なことは別として、今
後橋下大坂維新の会の動きに注目しています。
(中村)
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目次
!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (4) 中村 忠之
被災者の雑感あれこれ SK老
イノベーション主導企業成功の裏を探る 好打 献
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!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (4)
中村 忠之
少子化日本(その2)
近未来に予想される少子化が、はたしてどんな
経緯を辿るかは不透明だから、ここではその際
発生するトラブルなどは排除しての小文である事を
まずご理解戴きたい。ましてや数千万人単位と
する人口減少に見合う人数の移民対策など、
まず不可能なことを前提としている。
かつて自民党の幹部の一人中川秀直氏が、
「移民1000万人受け入れ提言」を行って、周囲
の顰蹙を買った事実がある。
詳しい内容は知らないが、その先見の明だけは
評価すべきであろう。
⇒ http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080608-OYT1
T00264.htm
その昔、世界に移民をしてきた日本だが、現在
世界的に移民をもっとも排除する国の一つに
なっている。移民問題で大きなトラブルを招いて
いる欧米の現状から見れば、ある意味うらや
ましい存在でもある。とはいえ、それが人口減少
を招いたとすれば、功罪併せ見てくる必要がある。
たとえば現在、(帰化でなくても)日本人でなり
手の少ない介護士・看護師として、フィリッピン・
インドネシアなどからの受入れに対して、「3年間
の滞在中に看護師国家試験(年1回実施)に
合格する」という厳しい条件を課している。
日本人にとっても難しい「病名の漢字表記」も
あるために、大きな費用と時間を掛けて養成し
ながら、合格者数は非常に低い現状にあることは
ご存知の通りであるが、依然としてマスコミを含め
関係者の反応は鈍いままである。
そこには抜きがたい「日本人の血が流れてい
ない」という民族的思想がその根底にあるようだ。
実は見落としがちだが、現在日本の国家的低迷
の根底には、「縄文×弥生」という2000年にも
亘る純粋培養による血液的行き詰まりがあり、
それを打破するためにも、新しい血液を注入
する必要があるのだ。
とはいっても、人種的偏見抜きで、コーカソイド
(白人種)やネグロイド(黒人種)では、(個人的
混血なら問題ないが)大きな人種間では血液の
バランスがばらつくのだ。そうした前提に立ち、
血統・血筋という排他要素を徹底的に除いた
「新日本人創成論」を定義したい。
さて「新日本人としての条件」のあらましだが、
1.これも当然人種的偏見ではないが、ドライな
コリア・チャイナ両国の血は、「ウエット日本」には
不適なため排除し、同じモンスーン地帯東南
アジアからの新しい血液導入こそ、日本の甦りに
最適なのである。
2.帰化に合わせて、日本語の基礎的教育(日常
会話から簡単な読み書き)を徹底的に習得させる。
そのために、JICAのシルバーボランティア制度を
拡大・簡便化して活用し「団塊の世代」の人たちを
フルに使って、現地あるいは日本で「日本語教育」
を徹底的に施し、同時に現地の人を第二の
日本語講師とするシステムを構築・確立させる。
3.もちろん帰化に当たって、従来のようなあいまい
な帰化条件を排除し、日本人としての厳格且つ
厳密な権利・義務を成文化し、それに反するもの
を徹底排除することを条件とする。
たとえばそれを契機に、「何代も在日のまま」で
の居住という、鵺(ぬえ)のごとき現状を打破し、
帰化を拒むものは現在与えている不当な権利・
特権を徹底して剥奪すべきである。
「善は急げ!」早急に取り組んでほしいものだ。
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被災者の雑感あれこれ
SK老
ガバナビリティ
最近の政局は見るに耐えず、語るに値しない。
それでも現代日本は世界で最も豊かで安定した国
の一つであり続けている。
ひとえに国民の優れた資質の賜物と言うべきだろう。
40年ほど前にガバナビリティ(governability)という
言葉が流行したことがある。よく「統治能力・統率
力」と誤訳されるが、-abilityという接尾語は動詞に
付くと「受動」を意味するので、正しくは「被統治
能力」だ。しかし、日本語として熟していないためか、
最近はあまり耳にしない。要するに、困難の時に
あっても社会秩序を保ち、共通の目的のために
力を合わせる能力のことだ。
幕末の動乱、第2次大戦後の混乱、そして
今回の地震・津波・原発事故の三重苦を克服
した(しつつある)日本人の能力は、政府という
よりも、国民の側にあると思われる。勿論、政府
は一定の方針を示すが、それを素直に受け入れ、
一丸となってその方向に進むことがいかに
希有なことかは今のアフガニスタンやイラク
あるいはギリシャを見れば分かる。
こう言うと、お上の命令には何でも「ご無理
ごもっとも」で従う「愚民」のようにも聞こえるが、
決してそうではない。
これは長い歴史と伝統の中で培われ、高い道徳
性に裏付けられた、共同体意識なのだ。
東日本大震災の際に見せた日本人の冷静さ・
規範意識・互助精神は世界から賞讃された。
そして、最近も「福島県内の拾得現金12億円…
前年の7.5倍」という記事があった(読売新聞
2012年2月26日)。その85%(約10億2400万円)
は津波で被害を受けた沿岸部の6警察署に
届けられ、その86%はすでに元の持ち主に
返還されたという。このようなことは「拾った物は
俺の物」というのが当たり前の国では信じられ
ないことだろう。拾得物横領が皆無だったとは
思わないが、日本人には、自分の利益よりも
他人の不孝を思いやる気持ちが広く共有され
ているという証だ。
この道徳性はどこからくるのか。
「中国人は砂の民である。石にも、まして岩にも
なり得ない民族である」と孫文が嘆いたところを
見ると、人類共通のものではない。かといって、
学校教育によるものでもない。戦後、「修身」の
授業はGHQによって禁止され、「道徳」として復活
したのは1950年代だ。
そのGHQ主導の戦後教育も今や大学生の24%が
「平均」の意味すら理解できないレベルまで落ち
ている(読売新聞2012年2月24日)。現在の学校が
これほど高い道徳性を教育できるはずがない。
非科学的な表現だが、日本の自然と長い伝統
の中でDNAに刻み込まれた「何か」としか
考えられない。
※ ※ ※
日本には経済学が通用しない?
また、モノの値段は需要と供給の関係で決まるとは
経済学の常識だが、非常時の日本ではこれが
通じない。震災から2ヶ月ほど、被災地は極端な
物不足だったが、ガソリンや食料の値上りは
見られなかった。火事場泥棒的金儲けをたくら
む業者がいなかったということだ。
消費者側もまた極端な買いだめには走らなかった。
こんなこともあった。
我が家の庭には60年以上も前に立てられた
分不相応の石灯籠があったが、地震で倒れて
しまった。自分ではどうしようもないのでそのままに
しておいたところ、夏の暑いさなか、見知らぬ
造園業者が訪ねてきた。古い帳面を見ながら
先代が手がけた石灯籠を見て回っているという。
小遣い銭程度の費用で直してくれた。
昔気質の職人に出会って感激した。
つい先日、ほぼ一年ぶりに屋根のブルーシート
がはずれた。
修理してくれたのは茨城県の業者だったが、
その費用はすこるぶる良心的だった。
茨城県内の修理を終え、仕事を求めて北上して
きたと言っていたが、ただの商売熱心というの
ではなく、昔ながらの人助け精神のようなものを
感じた。請求書を見ると、材料費と手間賃だけで、
交通費も宿泊費も含まれていない。
勿論、自宅から通える距離ではない。テレビも
ない「タコ部屋」(彼の表現)のようなところに
1週間くらい寝泊まりして仕事をこなし、1週間
くらい家に帰るという生活を続けているようだ。
これまで考えたこともなかったが、瓦屋という
のは各地区に必要なだけあり、多すぎることも
少なすぎることもないらしい。輸出もなければ
輸入もないからだろう。
まさに、今西進化論の「棲み分け」だ。
そこに大地震が起きた。
最初に見積もりに来た地元業者によると、壊れ
た屋根の数をいわき市内の業者数で割るとゆうに
300件は超え、とても2~3年では片づかないという。
当然、仕事を求めて他県から業者が入ってくるが、
その見積金額が被災者の足元を見るようなもの
ではないというのが実に日本的なところだ。
交通費・宿泊費等を考えれば、結果的に、他県業
者の儲けは地元業者よりもかなり少ないのでは
ないかと、他人事ながら心配してしまう。
(勿論、一攫千金を夢見て遠くから来た業者も
いたが、結局、良心的な業者との競争に負けて
帰っていったようだ。)
こういう人々によって屋根のブルーシートは
着実に減りつつある。
※ ※ ※
放射線報道にはウンザリ
政府・マスコミは相変わらず放射線の不安を
煽っているが、ほとんどの福島県民はもうウン
ザリしているのではなかろうか。NHKと朝日新聞は、
毎日、県内各地の放射線測定値を教えて
くれるが、だからどうしろというのか。ネットには
全国の自然放射線量の測定値が見られる
ページがある
⇒ http://chalow.net/2011-05-24-4.html
福島原発付近の測定値は確かに他地区よりも
高いが、そこから自然放射量を差し引くと、それ
ほど恐怖を覚えるほどの値ではない。この一年間で
福島県民の健康レベルが下がったという話は
聞かないし、米や野菜も元気に育っている
(但し、売れない!)。
私の妻はこの数年来、血圧降下剤を服用しているが、
最近は数値がかなり改善しているらしい。「放射線
のせいでしょうか」と医者に聞いたところ
「そういう説もあります」との答えだった。
同じような患者がいるらしい。
彼は一週間に3日、自分の医院を閉め、ボラン
ティアで医者・看護婦が逃げ出した地区で診療を
行っている。そのうち面白い話が聞けるのでは
ないかと期待している。
月刊誌「WILL」の4月号に「原発興国論!」(渡辺
昇一)という論文が掲載されている。反原子力派に
対する痛烈な一撃だ。
是非、一読をお勧めしたい。
ちなみに、我が家のハイビスカス(直径40cmの
鉢植え、5年生、高さ1.5m)は去年の6月から11月
まで、正確に数えたわけではないが、300輪以上の
大きな花を咲かせ続けた。これまでになかった
ことだ。
放射線以外の原因に心当たりがない。
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イノベーション主導企業成功の裏を探る
好打 献
日本のソニー、パナソニック、シャープといった“弱電大手企業”が次々と苦境に陥る中で、円高を始めとする「日本経済の六重苦」とも言われる最悪の事業環境下にあって、同じ電気産業でも強電の日立、東芝といった“総合電機大手”が健在振
りを発揮していることには、大きな理由がありそうです。
同じ弱電業界でも、米国のアップル、グーグル、フェイスブックなどは、対照的な高成長、高収益を続けている現実に目を向けますと、表面的に伺える一面と、隠れたもう一つの、意外な要因という二面性に着目させられます。
先ずは、イノベーション主導か否かという一点です。そもそも資本主義経済環境下では、イノベーション力を発揮した企業には、根強い需要が付くことで企業成長を促し、報酬としての高収益を取らせることで、技術や社会を進歩させる仕組みが存
在する訳ですから、それを欠けば、競争力を失うのは当然の結果とも言えましょう。
商品の付加価値に差がなくなる、即ち「汎用化」(コモデティー化)してしまうと、際限なき価格戦争を余儀なくされるので、原料費、労務費、物流費などの外的経済要因の影響を諸に受け、有名ブランドといっても、已む無く敗北に追い込まれてしまいます。商品に付加価値を持たせるとは、製品というハードに、差別化されたユニークなソフトを盛り込むというイノベーションが不可欠なのです。
イノベーションを生み出すには、様々な要素がありそうです。
最初に思い付くのは、若い起業家のリーダーシップというポイントを挙げておきます。昔なら、ソニーの井深氏、パナソニック創業の松下氏、シャープの早川氏たちや、コダックのイーストマン氏らは、いずれも20代後半から30代前半で起業され
ました。
現代では、米IT企業とて、マイクロソフトのゲイツ、アップルのジョブズ、グーグルのペイジ・プリン両氏、フェイスブックのザッカーバーグら各氏は、いずれも20代前半で起業していますし、アマゾンのベゾスやオラクルのエリソン両氏も30代前半で創業しております。
日本でも、楽天の三木谷、ユニクロの柳井、ニトリの似鳥、日本電産の永守各氏らは、皆20代から30代中盤までに創業しています。勿論大器晩成型のイノベーターも皆無とは言えませんが、あくまで一般論的に言ってみるならば、非連続な価値
創造に挑戦するリーダーは、失敗を怖れず大胆で気力を充実させ、やや軽率ながら若いエネルギーを燃やすタイプの方がより成功率が高いように思えます。
但し、若手のリーダーが極めて短期で記録的な成長を遂げ脚光を浴びながら、まさに、これからと言う時に地獄を見たケースも枚挙に暇がなく、その代表的な例は、光通信の重田、ライブドアの堀江の両氏で、お二方とも20代前半で起業していま
した。
破綻の決定的な要因は、イノベーションを実現した企業家に取って、必要不可欠なサポーター、アドバイザーと言った指南役を持たない猪突猛進型経営であったことなのです。ヒーローとなるリーダーは若くても、その周辺にベテランなり、ご意見番が居て、陰になり日向になって支えていることは、とても重要な経営要素なのです。
アップルを大企業に成長させたのは、半導体元祖企業フェアチャイルドやインテルの幹部経験者だったマークラ氏の支えによるものだったし、グーグルにはサンやノベルの経営者を歴任したシュミットが、そしてフェイスブックには、ペイパルを成
功させたシールらの中高年各氏が、夫々影で支えて居たことは、あまり知られていませんが厳然たる事実です。
日本でも、これまでは、井深+盛田、松下+高橋、本田+藤沢の名コンビ相互の補完経営は有名でしたし、現代でも、楽天とライブドアの成否を分けたのは、アドバイザーの質と量の違いだと言われています。携帯ゲームのグリー社飛躍の影に、業
務提携したKDDIの中高年経営幹部が居たようです。
このように、必ずしも「人」を社内に得なくとも、企業間の提携などでも良いから、事業経営サイドに、冷静なご意見番が不可欠であることは、間違いなさそうです。ベンチャー企業に投資するベンチャーキャピタルが行う支援活動の中で最重要なのが、若くて経営経験の無い起業家をサポートする有能な経営メンバーを揃えることなのです。
こうした観点からみても、「日本でベンチャーが興らないのは資金が付かないから」「個人補償なしで銀行融資は得られない」「最近の日本にはイノベーターが居なくなった」とかの主張は間違っており、ハイリスク・ハイリターン案件への投資は、銀行ではなく、ベンチャーキャピタルの役目であり、シリコンバレーのみならず、日本にもそうした融資チャンネルが無いわけではないのです。問題は、そうした投資に値する会社が見当たらないことにありそうです。
もう一つの問題は、大企業化してしまった元ベンチャー企業がイノベーションを起こすパワーを無くしてしまったケースか(有能な若手が入社しないか、頑迷固陋なトップや無能管理職が有能若手やイノベーションの種や芽を潰してしまっているのか)、あるいは、折角の若者起業が零細規模や下請け中小企業に留まり、リスクを取る有能な中高年支援者を欠いているとか、と言ったところにあるのではないでしょうか。
ヒューレットパッカード社のベテラン技師だったウォズニアック氏がパートタイマー(後に正社員)として、アップルの共同創設者ジョブズ氏の片腕を担ったように、中高年と若者がタ
ッグを組むとか、大企業がもっと積極的に社内外のベンチャーを育成する(ソフトバンク創業以前から孫氏を助けたシャープ佐々木元副社長の例)などの波及進化が求められていると考えます。
歴史に学ぶとするなら、かつて欧州を追い越した米国の20世紀型優良イノベーションIT企業が、日本先端企業に敗れ去った際、リストラに追い込まれた中高年たちが、既述の様にシリコンバレーの若手を陰で支え、21世紀型最新IT先端事業で、再び世界のリーダーシップを取り戻したことを、想起すべきでしょう。
若者の単騎独行を諌め、風向きを見極め、変化対応の知恵袋となる中高年とのドッキングが、イノベーションを成功させる鍵であることが、次々と証明されつつあります。
昨今、中国や韓国と差別化出来なくなった日本の弱電企業にしても、既述の様に前世紀末から今日に至る米国と同じ道を辿る他無いのかもしれません。ここでは、新興のイノベイティブ企業へのベテラン人材のシフトが問われています。
それとも、社内創造力を、尚一層活性化させることでイノベーションを成し遂げている総合電機大手企業のように、ソフト力をつけて付加価値を上げることで、新興国に物真似を許さず、差別化出来る様に再チャレンジすれば勝ち残れるでしょう。
それには、若者と中高年の連係プレーで、トップや投資家を揺り動かす必要があります。あるいは、徒に規模を求めずとも、コアビジネスを永続的に研ぎ磨き、革新し続ける老舗企業のように「適者生存原理」で創業の使命を全うするのも一手でしょ
う。
要するに、ビジネスの世界にあっても、所詮は人間社会の基本的ルールが支配しているのですから、二者択一の論理に囚われてはなりません。拙速と巧遅、創造と守成、攻勢と防衛、変幻と不易、突進力と制動力、若気と老成、荒削りと円熟、ヒラ
メキと胆識、型破りと器量、闘争心と協調性、知と情、等々、いずれにおいても、二者並存、共生とバランスが必至の条件となります。
現下の大乱気流時代に「イノベーション主導企業」として「適者生存を全うする」には、時流を読み、“果敢にチャレンジする若いエネルギー”と、その影で、“賢く支えられる老成の複雑系識見”が必要にして十分条件であろうかと思量する次第です。
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