アメリカがついているからフィリピンは強気だ。フィリピン、頑張れ!だってフィリピンの島だもん。 | 日本のお姉さん

アメリカがついているからフィリピンは強気だ。フィリピン、頑張れ!だってフィリピンの島だもん。

中国「違法」と猛反発 南シナ海のフィリピン入札
2012.2.29 00:19 [中国]
 南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺海域で、フィリピンによる石油と天然ガスの開発に関する業者選定の入札について、中国外務省の洪磊副報道局長は28日の定例記者会見で「全て違法だ」と述べ、猛反発した。
 洪氏は「中国政府は中国の管轄海域で、どこの国や企業にも石油や天然ガスの開発を許可していない」とも述べ、フィリピンに入札を実施しないように要求した。
 フィリピンのエネルギー省幹部は27日、業者選定に絡む入札を3月にも実施すると明らかにし、少なくとも15企業との契約を目指すとしている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120229/chn12022900200000-n1.htm

3月にも業者選定入札 フィリピン、南シナ海資源開発 中国反発必至
2012.2.27 23:26 [中国]
 フィリピンのエネルギー省幹部は27日、中国などと領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺海域で進める石油と天然ガスの開発をめぐり、業者選定に絡む入札を3月にも実施することを明らかにした。少なくとも15企業との契約を目指すとしている。

 エネルギー省幹部は「フィリピン領海内で進める開発」と強調しているが、南シナ海のほぼ全域の領有を主張する中国の反発は必至だ。

 エネルギー省幹部によると、入札対象は南シナ海に臨むフィリピンのパラワン島から北西に約80キロ離れたリードバンク周辺海域の2地区。フィリピンはこの海域では既に資源探査を進めている。

(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120227/asi12022723280003-n1.htm

米、フィリピン支援鮮明に 中国覇権拡大に対抗、 

2011.6.24 20:38
 【シンガポール=青木伸行】米、フィリピン両政府は、南シナ海での中国の覇権拡大に対処するため、同盟関係のテコ入れに本格的に着手した。23日(米東部時間)にワシントンで開かれた外相級会談で、「米比相互防衛条約」を南シナ海での「有事」にも適用し、比軍の装備の増強、更新を米側が支援することで合意した。南シナ海は「米中冷戦」の様相を呈している。

 クリントン米国務長官との会談などで、デルロサリオ比外相は、中国の脅威に対し「いかなる攻撃的な行動をもとる用意がある」と強調。米側は、南沙(スプラトリー)諸島の領有権をめぐる中比の武力衝突を念頭に、米比相互防衛条約(1951年)に基づきフィリピンを防衛することを明確にした。

 また、フィリピンの老朽化した艦船など装備を増強、更新するため、米側は装備などを供与する。クリントン長官は「必要な装備をどう供与するかを決める作業をしている」としている。同外相はゲーツ米国防長官とも会談し、具体的な「装備リスト」を基に協議したとみられる。

 フィリピンの装備は質量ともに脆(ぜい)弱(じゃく)で、旗艦であり唯一のフリゲート艦「ラジャ・フマボン」にしても、第二次大戦中に就役した米海軍の“お古”だ。アキノ大統領は約2億5200万ドルの予算を、装備の増強、更新などに割り当てる方針で、すでに米沿岸警備隊の退役した巡視船を数隻購入している。

 合意の重要なポイントはしかし、米比相互防衛条約は南シナ海にも適用されるとの認識を、米側が明示したことだ。これまでは、南シナ海に米国が「手を出す」かどうか、「戦略的な曖昧さ」が残されていた。合意は、中国の覇権拡大に対する米比両国の認識が、「安全保障上の課題」から「軍事的な脅威」に移行したことを意味する。

 今後は、同盟関係の強化が、運用面にどう反映されるのか、注目される。

 振り返ると、米軍のスービック海軍、クラーク空軍両基地からの撤退(91年)に伴い、米比基地協定が失効し、同盟関係とフィリピンの軍事力は弱体化した。

 その間(かん)隙(げき)を縫い、中国が南シナ海に進出すると、米比両国は「訪問米軍に関する地位協定」(VFA)などを結び、関係回復に動いた。だが、米国は後方支援基地の復活を望んでいるとの観測もあり、それを模索する動きが浮上する可能性もある。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110624/asi11062420400003-n1.htm



神経質な攻防続く南シナ海 中国巡視船が“台風の目”

2011.6.17 21:37 (1/2ページ)
 【シンガポール=青木伸行】領有権が争われている南シナ海では、中国とフィリピン、ベトナムの神経質で緊迫した動きが続いている。軍事演習の応酬に加え、シンガポールへ向け南シナ海を航行中の中国巡視船の存在が目下、“台風の目”となっている。

 中国の巡視船は、15日に広東省珠海を出港した「海巡31」(3千トン)。西沙、南沙両諸島の周辺を通過する航路を取り、約2600キロを航行した末に、19日にシンガポールへ寄港する。6日間停泊する予定だ。

 ヘリコプターも搭載した巡視船の航行は、重大な問題を提起している。具体的には(1)巡視船は監視活動をしながら南シナ海を通過する(2)外国船舶への検査も排除していない(3)こうした活動を伴う航行は、南シナ海の中国の「海洋権益と領有権」を認めることにつながる-とみられている点だ。

 このため、フィリピンは17日、フリゲート艦を南シナ海へ派遣した。ガズミン国防相は「わが国の領海内に、中国巡視船が『領有指標』を設置することも考えられ、軍は厳しく動きを監視する」と警告。米国との同盟関係を強調するアキノ大統領は16日、自国の軍事力を強化する意向を表明した。フィリピンは5月、中国が設置したとみられる領有標識を撤去している。

 今後は、巡視船を受け入れたシンガポールに対するフィリピンなどの批判が、表面化する可能性もある。

一方、米海軍は建造中の「沿海域戦闘艦」(LCS)をシンガポールに1、2隻配備する方針。LCSは小型戦闘艦で、対潜水艦・機雷能力、低探知性、戦術データ通信などの点で優れている。南シナ海における中国の活動活発化を受けた、米軍のプレゼンス強化の一環とみられている。

 ベトナムは実弾演習を実施した13日に、中国との軍事衝突に備え徴兵令を公布した。8月1日に施行される。徴兵令の公布、施行は1979年の中越戦争以来、32年ぶりで、深刻な情勢認識を象徴するものだ。

 ベトナムでは、フィリピン政府が「南シナ海」の呼称を「西フィリピン海」としたのに続き、「東南アジア海」とするよう求める請願運動が活発化。中国が産卵期の8月1日まで漁業操業を一方的に禁止した、西沙諸島を含む南シナ海北部では、ベトナム漁船が中国側に拿捕(だほ)される事案が相次いでいる。ベトナム、フィリピンでは中国製品の不買運動も広がっている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110617/asi11061721390003-n1.htm