マネー・ストーリーを書きかえることに
お店の店員さんが言うことの逆を考えればよいのでは?
「これ、すごい人気でずっと売り切れていて、再度取り寄せたばかりなんですよ~。」
それはウソかもしれない。
「これ、今しかないですよ。ひとつしか残っていないですよ。」
それもウソかも。
「これに目をつけられましたか。センスいいですね。」
たぶん、みんなに言っている。
友達が少ない人は店員におだてられると気分が良くなって
いらないものまで購入してしまう。
自分の服や持ち物を他人にけなされると
嫌になって使わなくなる人は、たぶん、おだてにも弱い人。
あと、少しいじけている人は
「だって結婚していないんだもの。これぐらいのおしゃれしなくちゃ。」
などと、関係ない理由をつけていらない物を買う。
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あなたの金銭感覚には「子どもの頃の記憶」が影響している!? 「マネー・ストーリー」を書き換えてお金と賢く付き合おう
掲載日時:2011.11.28 10:00
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なんでこんなに安いのか?お客様の目でお確かめください!
イメージしてみてください。
ショーウィンドウに並ぶ、素敵なバッグ、洋服、靴......。どれも好みの商品ばかり。あなたはうっとりしながらながめています。そこでふと、商品の横についている価格タグに目が行きます。
さて、値段を見て、どんなことを考えるでしょうか?
無意識のうちに、私たちは頭の中で自分の「マネー・ストーリー」に書かれたシナリオ通りのセリフを発します。最初に思い浮かべていただいたことも、まさにマネー・ストーリーのひとつ。
「いつも頑張っているから、たまにはご褒美もいいよね!」
「お金は使うためにある。欲しい時が買い時!」
「いけない、貯金しなきゃ」
「欲しいものが買えないなんて、みじめだわ......」
などなど、とっさに出てきた心の声は、あなたの金銭感覚を素直に表しています。
このマネー・ストーリー、実は子どもの頃の記憶や経験、感情によって作られており、自分がどんなマネー・ストーリーを持っているのか知ることで、現在のお金に関する行動を良い方向に変えられるようになります。
お金と上手に付き合うにはどうしたらいいか、考え方のベースが分かりやすく解説されている本『お金のシークレット』(三笠書房)によると、マネー・ストーリーとは、次の4ステップで作りあげられます。
1. 感情
2. 行動
3. 思考
4. 経験
私たちは、自分が抱いた感情を行動で表現し、その結果得られたことを思考によって意味づけします。
この一連の結果得られたことを経験として蓄積しながら、また別の感情を抱き......という繰り返しの中で、お金の癖や感覚を身につけてきたのです。
たいがい、貯金や節約にトライする時、日頃の行動を変えることに力を注ぐ人が多いのですが、それでもなかなか改善できない人は、行動のひとつまえのステップである感情について見直してみると、自然にそれが行動に表れ、自分が望む思考や経験へとつながっていくと思います。
浪費のスパイラルから抜け出せない人、なんとなくお金が貯まらない人は、マネー・ストーリーを書きかえることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(ライフプラン・コーディネーター 鉢須祐子)
幼少期に形作られた金銭感覚「マネー・ストーリー」を書き換えてお金の悩みを解消するための3つのステップとは?
12月15日12時00分
提供:マイスピ
以前マイスピで「あなたの金銭感覚には「子どもの頃の記憶」が影響している!?
『マネー・ストーリー』を書き換えてお金と賢く付き合おう」という記事を書きました。
ありがたいことに大反響だった一方、「で、具体的にどうすればいいの?」というご質問をたくさんいただきましたので、今回は続編をお届けします。
書籍『お金のシークレット』(三笠書房)によれば、子どものころの記憶や経験、感情によって作られた「マネーストーリー」によって私たちの金銭感覚は左右されていて、マネーストーリーを書き換えることで現在抱えているお金の悩みや問題を改善することができる、とのことでした。
では、自分がこれまで知らないうちに形づくってきたマネーストーリーを書き換えるにはどうしたらいいのでしょうか?
『お金のシークレット』によれば、次の3つのステップについて取り組むことで、新しいマネーストーリーを描くことが出来るそうです。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
【1】 現在のマネーストーリーを明らかにする
→「自分にとってお金とは○○である」、これまでの人生でお金に関する重要な経験を3つ考える、生活に困らないお金はいくらか等、現状を把握するためのワークにトライしてみましょう。現状を把握できる事柄を、思いつく限りどんどん書き出してみるのが良いと思います。ちなみに、この項目について考えるためのワークが本書では16項目挙げられています。
【2】 ストーリーの中でどの部分をそのままにし、どの部分を変えたいかを決める
→何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのか、それぞれについて3項目くらいずつ考えてみましょう。
【3】 新しいマネーストーリーの手引きとなる「お金の基本方針」を作成する
→自分にとって気に入っている部分が、実は前向きなマネーストーリーを阻害していることがあります。「それがうまくいっているか?」という問いかけを恐れずにしながら、【2】で考えたことを踏まえて基本方針を作成します。「1万円以上の買い物をする時は一晩置いてからにする」「お財布には1日の予算以上のお金を入れないようにする」など、具体的であればあるほど効果が出やすいでしょう。金銭的な成功のために自分の信念や行動をどう変えたいか、という視点から考えていくと良さそうです。
お金に対する行動やスタンスを根本から変えて、上手に家計のやりくりが出来るようになるといいですね。
(ライフプラン・コーディネーター 鉢須祐子)
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