彼が犯したことは許されることではない。 | 日本のお姉さん

彼が犯したことは許されることではない。

彼が犯したこととは、
人の妻に欲望を抱き、夫の留守に
家を訪問し、無理やり家の中に入り
人の妻を暴行して殺し、
赤ちゃんを掴んで床にたたきつけて殺し
殺した人の妻を犯し、
赤ちゃんを天袋に押し込み
人の妻の遺体を無残な状態で遺棄して
帰ったこと。
帰宅してその惨状を見た愛する妻と子を
そんな風に殺された夫のショックは
どれぐらいのものだったのか。
殺された妻の恐怖が痛みは、
目の前で赤ちゃんを殺されたことの悲しみは、
暴行された時の辛さは
どれほどのものだったのか。
こんなことが未成年だったからという理由で
軽い刑罰で終わるなら、
すべての妻と子を養う夫は
安心して子育てもできないということだ。
未成年者が自分の家族を襲っても
軽い刑罰しか与えられないとなった場合は、、、。
死刑になってよかった。
イギリスでは、幼い子どもをいたぶって殺した
二人の少年は子どもであっても死刑になっている。
妻と子を殺された人の怒りと悲しみは
この犯人に死刑が執行されるまで終わらないと思う。
犯人に死刑が執行されたところで
二人が戻ってくることはない。
この人の心の苦しみが消えることはないと思うのだが
生きていくために、
時間がこの人を癒してくれることを
願いたい。
ただ、日本において正義が行われたことは
正直うれしい。
そして、この人が
悲しみや怒りや苦しみに負けて自殺することなく、
被害者が裁判所で放置されていることに怒りを覚えて
一生懸命、犯罪被害者の立場を
改善するように世間に訴えかけ、それによって
日本の法律が少し変わったことを
感謝したいと思います。この人は本当に勇気がある人です。

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「社会正義示された」=死刑考え、悩んだ13年間―「喜びなく、厳粛」・本村洋さん
時事通信 2月20日(月)19時59分配信
 山口県光市の母子殺害事件発生から13年。5回の判決を経て、当時18歳だった大月(旧姓福田)孝行被告(30)の死刑が確定することになった。「社会正義が示された」。最愛の妻と幼い娘の命を奪われた本村洋さん(35)は、厳しい表情を崩すことはなかった。
 被告側の上告を棄却した20日の最高裁判決を受けて同日午後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見。「社会の皆さんに関心を持っていただいた。長い間、裁判を続けてくれた裁判官、検察官、弁護人にも深く感謝します」と頭を下げた。
 「大変満足しているが、喜びの感情は一切ない。厳粛な気持ちで受け止めないといけない」。うっすら涙を浮かべ、真剣な表情で判決の感想を述べ、「死刑について考え、悩んだ13年間だった」と振り返った。
 犯行時少年の死刑判決は例が少ないが、一貫して極刑を求め続けた。会見では「彼が犯したことは許されることではない。死の恐怖を通して罪の重さをかみしめてほしい」と強く訴えた。弥生さんと夕夏ちゃんには、21日に墓前で報告する。
 事件直後は、家族を守れなかった自分を責め、自殺も考えた。「時間は最良の相談相手だった」。怒りの気持ちも年月とともに収まり、冷静に考えられるようになった。
 刑事裁判の在り方にも一石を投じた。全国犯罪被害者の会」の幹事として、被害者の権利拡充に奔走。犯罪被害者等基本法の制定、被害者参加制度の導入などを実現した。「達成できたことが何よりうれしい」と語った。
 2009年に再婚した。2人の命日には毎年、夫婦で墓前で手を合わせているという。今後については、「支えてくれた人に感謝して生きていきたい」と話した。 

再婚されたんだ、、、。よかった、、、。
一緒に生きていく人ができて
よかったね。一人で生きていくには辛すぎる経験をしたものね。
事件当時は22歳だったこの人も35歳になってしまったんだね。
犯罪者に死刑が確定するのに
13年もかかるって日本の裁判って遅すぎない?やっぱり犯行当時未成年者だったからか?
友人は、日本の裁判がこんなに遅いのは「冤罪もあるから(慎重になっているん)ちゃう?」と言っていたが
冤罪を防ぐためにこんなに時間がかかるの?
でも、冤罪で罪に定められる人たちって、結構、早めに判決が下っているように思うけど。
うまいこと言いくるめられて自白したことになってしまうから
裁判も早いのかな。
もしも、冤罪で逮捕されたら、絶対に
やさしい言葉や拷問なんかに惑わされてはいけないね。
してもいない罪を自白してはいけないね。
チュウゴク人犯罪者なんかは、犯行現場に目撃者がいても
「絶対していない!!」と言い続けるらしい。