お金の話 | 日本のお姉さん

お金の話

同じ大卒でも大企業と中小企業では退職金の差が1200万円ある

2011.08.08

 サラリーマンにとって退職金は老後の生活を支える「人生最後の砦」だ。公的年金への不安、医療・介護費の負担増など、高齢者を取り巻く経済的環境が厳しくなる中で、退職金への依存度は高まるばかり。

 が、そんな頼みの綱も年々痩せ細っている。最新データを検証すると、サラリーマンの「退職金危機」が浮き彫りになった。「年金博士」としておなじみの社会保険労務士・北村庄吾氏がいう。

「不況による業績悪化で企業の積み立てが不足していることと、運用の失敗が目減りの原因です。多くの企業は年5.5%の運用を前提とした適格退職年金制度を導入してきました。これは外部の生命保険会社や信託銀行が掛け金を運用して社員に退職金を給付する制度です。しかし、長引く市場の低迷で今は1%台まで落ち込んでいます」

 しかし、この変化に気付いているサラリーマンは少ない。企業は退職直前にならなければ詳しい説明をせず、社員の多くは会社の「退職金規程」さえ知らない。50代以下の社員は無関心でいることも多い。

 しかし、今や雇用が流動化し、転職や早期退職、出向が当たり前の時代である。フィデリティ退職・投資教育研究所が8000人の退職者に行なったアンケートによれば、約3割は60歳未満で退職金を受け取っている。厚労省調査の大卒平均2026万円という数字を見て安心するサラリーマンも多いだろうが、これはあくまで平均である。企業規模や業種によって退職金の格差は大きい。

 大企業と中小企業の大卒の金額を比べると、2443万円と1271万円で大きく異なる。大企業の中でも1400万円近い開きがある。まず自分の会社の退職金規程、もっといえば自分自身の受給額を調べることは基本中の基本だ。一方で、国家公務員は2467万円と非常に恵まれている。官僚の中には退職後の天下りで複数の法人をわたり歩き、その都度、高額の退職金を受け取るケースも少なくない。

※週刊ポスト2011年8月19・26日号

http://www.news-postseven.com/archives/20110808_27948.html

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退職金での運用「全体資金の3割程度に抑えるべき」と専門家

1月22日07時00分

提供:NEWSポストセブン

全企業平均で約1800万円といわれる退職金。これだけのまとまったお金が手に入ったとき、どう使うべきだろうか。「家計の見直し相談センター」の藤川太氏が、賢い退職金の使い途を解説する。

* * *
多くの人にとって退職金は、今まで見たことのない金額をまとめて手にする機会となる。大きなお金が口座に振り込まれると、ついつい気が緩むどころか、どう使っていいのか、その支出ペースすらわからなくなってしまうケースが散見される。

退職金を手にして、まず考えなければならないのは老後資金の確保である。

確かに退職金を住宅ローンの一括返済に回すという手立ては有効で、定年後のキャッシュフローは楽になるだろう。ただし、注意が必要だ。金利が2%を上回るような住宅ローンを組んでいるのであれば、さっさと返済してしまった方が金利負担が軽減される。

しかし、金利の低い住宅ローンまで無理して一括返済してしまったために老後資金が枯渇し、何か高額商品を買おうとしてより高い金利で新たにローンを組んでしまっては目も当てられない。ならば一括返済などせず、手元に資金を残しておいた方がマシだ。

あるいは、銀行の支店から「いかがですか、この機会に運用を考えてみては?」といったセールスがくる。続けて「今、流行の毎月分配型投信なら年金のように分配金が受け取れます」などと囁かれると、その中身もよく把握しないまま、資金を投じてしまう人も少なくない。

確かに分配金は魅力的だが、その原資はどこからきているのか。運用益から出ているならまだしも、自らの原資を食いつぶすだけのタコ足配当になっている可能性も否定はできない。そうなれば原資は目減りしていく一方だし、運用益を再投資することで得られる複利効果も期待できなくなるのだ。

何よりも世界的に運用環境が悪化している現時点では、退職金はできるだけ減らさないことが得策といえる。

それでも今後のインフレリスクを考えれば、ただ現金として持っているだけでは、増えないどころか、将来その価値が目減りする可能性がある。そこで一部は資産運用に振り向けておきたいが、その比率は多くても全体の3割程度に抑えるべきだろう。

せっかくまとまったお金を手にするのだから、今まで以上に賢い使い途を選びたいものだ。

※『サラリーマンのための安心税金読本』(小学館)より

http://www.news-postseven.com/archives/20120122_78348.html

退職時貯蓄3千万の人 年金以外に月10万消費で85歳貯蓄0に

2011.08.12 07:00

フィデリティ退職・投資教育研究所のアンケート調査によれば、退職直後の60~65歳のサラリーマンの6割以上は投資をしていない。約半数がその理由を「元本割れのリスクを取りたくないから」と答えている。

退職後の定期的な収入は年金だけで、あとは現役時代の貯金と退職金を切り崩しながら生きていく、と考えれば、その命綱を投資で目減りさせてしまったら取り返しがつかない、という思いもわからないではない。

だが、退職時に貯蓄1000万円と退職金2000万円を合わせた3000万円を持っていたと仮定し、退職後は年金以外の生活費として毎月10万円ずつ使っていくとする。3000万円を全く投資に回さなければ85歳で資金は底を尽くが、75歳まで年利3%で運用すれば95歳までもたせられる。利息がゼロに等しい銀行預金に“塩漬け”することこそリスクだと知るべきだ。

投資に目を向ける理由は他にもある。フィデリティ退職・投資教育研究所所長・野尻哲史氏の指摘。

「現在は日本がデフレの真っ最中なので危機感は薄いが、長いリタイア生活を考えればインフレリスクも頭に入れておかなければなりません。預貯金は、インフレ時には価値が下がってしまう。

すぐにインフレが起きるかどうかはわかりませんが、セカンドライフが30年近く残されていると考えれば、考え得るリスクに備えておきたいところです。だからインフレに負けない収益率を確保するために株式などを運用先として考えるべきなのです」

※週刊ポスト2011年8月19・26日号

http://www.news-postseven.com/archives/20110812_28093.html


男性は、退職金がたくさんもらえていいな。

わたしの会社では女性の退職金は、300万円ちょっとらしい。

まあまあ仲良しの経理の人に聞いた話ですが。

同僚のA 子ちゃんに言うと

「そんな少ないワケないやろ。」と言っていた。

定年になったら、まず、59歳と4ヶ月ぐらいに

案内が市役所から来るらしいから

そこで60歳から年金を受け取るように

申請しておく。申請しないと年金はもらえないらし。

65歳になったら自動的にもらえると思ったら大違いで

自分で申請しないとダメなんだそうな。

59歳のうちに申請しておくと、

60歳になった瞬間、早めに年金をもらえる。

ただし、65歳までに障害者や難病にならなければよいが、、、。

早目にもらって65歳までに死ぬと残された奥様には

配偶者が普通にもらえる年金がおりないとか。

わたしは女性だし、独身だから、そんなのカンケーねえ。

65歳まで待てば、たくさん年金をくれるという話だが

65歳になったときには、年金は68歳から

とか70歳からとか、どんどん先送りされているかも

しれないし、早めにもらっておかねば。

それに早めに少な目の年金をもらっても

77歳以降、差がつくだけで

たいていの人は、77歳までに死んでいる。

チナヲチブログを書いていた人は、64歳で去年の1月に

なくなってしまった。アジアの街角からブログを書いていたOJINは

去年12月23日以降に62歳でなくなってしまった。

統計ではオサーンの場合、64歳から70歳で死ぬ人は結構いる。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life06/hyo-m.html

オバハーンは、丈夫な人が多いから80代まで余裕で生きる。

わたしは、今は違うけど喘息持ちだったから

そんなに長生きしないと思う。肺気腫か肺炎でアウトかも。

だったら、早め早めに少なくてももらっておいて

細々と年金生活に入ったほうがいいかも。

でも、マチュピチュ(ペルー)ぐらいは行きたい。

定年後の最初の年は、失業保険をもらったほうが得かもしれない。

最悪の場合、生活保護だ。在日は、4代続けて

生活保護で生きて楽しているのがいるのだ。

会社の女子でうるさい子がいて、

「お姉さん、定年後はどうするんですか。」と

まだまだ先の話をふっかけてくるので

「生活保護や。」と冗談で言ったら、なんと自分の部署で

「生活保護を受けるゆーてましたよ。」とA子ちゃんに

しゃべっていたそうだ。A子ちゃんが、

「あの子、しゃべりやから気ーつけや。」と忠告してくれた。

冗談なのに、なんだよ、もう、、、。

本当は、働けるうちは働くのが人間というものだ。

定年になったら、企業家になって会社を作るのが夢。

でも、B子ちゃんのママに言うと

「あんた、あほちゃうか。会社作るお金がどこにあるねん。

そんなもん、金持ちの子で親から出してもらえるとこの話や。」と

現実的なことを言う。会社を作るって言っても

何をしたいかなど、したいことが何にもない。

普通の会社に普通に勤めて規則正しい生活をするのが

夢だったし、定年になればまた違う人生を

歩めるものなら歩みたいけど

パートの主婦と一緒にスーパーのレジ係りとかしてそうな予感。

イヤ、夢は持っていないとね。

定年後のオサーンは、やたら予定を入れて毎日忙しくしていて

忙しいのが自慢な人が多い。

今まで会社で忙しかったから急にヒマになると不安になるみたい。

今のわたしは、夢がなくてダメ。

定年ビザを使ってインドネシアでぶらぶらしようかしら。

インドネシアでなら安い年金でも

有意義なことに使えるんじゃないか。

インドネシアは、大好きだからね。

バリには、テイクアウトできるバビグリン(ぶたの丸焼き)の店を出して

儲けている元ヤンキーがいるらしいけど、

彼、元日本人で、今はインドネシア人ですから。

奥さんはバリ人ですから。

インドネシアは、バブルの真っ最中で楽しそう。