富士山のイメージで韓国製品を売るサムスン | 日本のお姉さん

富士山のイメージで韓国製品を売るサムスン

[回答]スマートフォンの将来、日本企業に足りないもの、FeliCa輸出失敗の裏事情

2011年11月29日 00:52
スマートフォンをめぐる世界各国の企業の将来と、日本企業が(主にIT関連)商品の輸出に失敗する理由、FeliCa輸出失敗の裏事情についてご質問がありましたので、許可を得てこちらに回答を掲載させて頂きます。決して、この見方が正しいというものではなく、むしろ、公の場に晒すことで皆様から叩き上げられることを目的としております。したがって、間違いは間違いと指摘してくださるととても嬉しく、ご質問主様にもできる限り正しい回答をご提示できると考えております。また、多くの方の意見を得ることで、私だけでなく、質問主様、皆様の考えも深まると思っております。


■頂いたご質問
Felicaのとこでわからなかったことがあるのでお尋ねします。まずAndroidはhtc samsung motorolaでシェアの大部分をわけあい、残りはジリ貧になる。もうすぐ低価格競争に突入し薄利多売になりこの三社も厳しくなる。Appleはシェアを落としつつも利益は確実に得られる状態になる。国際的にはこんな流れでいいとおもうのですが日本についてはよくわかりません。日本は最先端の独自規格、ここでいうfelicaなどを普及させたとありますが、なぜ日本はこれを輸出しなかったのでしょうか?

NFCがFelicaに劣る点はどこですか?また、日本が国際競争力に劣るのはやはりキャリアの要求通りにつくっていたというのもあると思うのですが、それ以前にi-mode輸出失敗のように海外のニーズがわかってないような気がするのですがその辺はどうなっているのですか?

■国産スマートフォンの未来


国産スマートフォンは今後、2つのジレンマに悩まされることになると考えています。その原因は、共に、大量生産すれば製品1つあたりの経費を低減できる「規模の経済」という経済効果にあるとみています。

1つ目のジレンマは、2013年初頭頃まで継続する「スペック競争への乗り遅れ」です。AppleのiPhone、SAMSUNGのGALAXYは規模の経済を最大限利かせている製品であり、高性能な部品を他社と比較して安価に搭載することができます。国産スマートフォンが国内市場向けに作られた製品である以上、その市場規模は小さく、規模の経済が働きにくい状況から脱却できません。したがって、外国産スマートフォンと比較すると、非常に高価になるか、劣った部品が搭載されることになります。
また人員削減・開発コスト減も避けられませんので、チューニング不足の端末が発売されたり、通信や通話といった最も基本的な機能ですらテストされず、バグで利用できないといったことも考えられます。

このような状況で、外国産スマートフォンと対峙するのは非常に難しいと考えます。
無論、スペック以外を重視する消費者がいますが、2つ目のジレンマが待ち受けています。

2つ目のジレンマは、「低価格競争」に2013年半ば頃から突入するという点です。
SoCメーカーのロードマップや、次世代通信規格の普及スケジュールを考慮すると、スマートフォンに求められる必要十分な機能(快適ブラウジング等)を快適に提供するスペックを、非常に安価に実現できるのが2013年半ば頃です。スペック以外を重視する消費者には、ミドルレンジからローエンドの製品が安くて十分に思えるものです。こうなると、一気に低価格競争に突入します。

この低価格競争に突入した際にもネックとなるのが規模の経済効果です。売り込む先の市場規模が小さければ薄利多売すら実現できません。こうなると、国産メーカーは液晶テレビやパソコンと同様に撤退を強いられることになります。

残念ながら、国産スマートフォンの未来は決して明るくないと考えています。ニッチな需要を満たして、社員を養うだけの産業を続けていくか、その是非も株主から問われることになります。
(※例えばガラケー製造など。養うだけの日本型産業に管理人は賛成しています)

■FeliCaを欧米に広く輸出しなかった理由


FeliCaに関しては、正直な所、ハッキリとした理由は挙げられません。
これは政治的意味合いが色濃く、20年後位に明らかになるものだと考えています。
理由はいくつかあるので、そのうち2つを挙げさせて頂きます。


1.非接触通信(電子マネー)は金融と深く結びつくため、日本が主導権を握ることを
 絶対に避けたい米国が何らかを引き合いに出して、ソニー(経済産業省)の進出を拒んた説。

 本1冊書けてしまう程の内容なのですが、電子マネーは金融と深く結びついています。
 実は、日本でも海外資本の参入を拒むために障壁を設けています。
 掻い摘むと、日本で電子マネーを運用しようとすると、ほぼ銀行が必要になります。
 突如乱立したソニー銀行、イオン銀行、セブン銀行、じぶん銀行などを考えると
 電子マネーの決済に自社銀行が必要であることが分かっていただけると思います。

 「技術と金融が結びつく?」と思われるかもしれませんが、AppleがNFCによる決済を
 iTunesアカウントで行うとの憶測が流れていることをはじめとして、
 GoogleもApple同様にNFC(手数料部分)に力を入れることを考えると、
 NFCの決済で膨大な利益が生まれることに加えて
 見えないお金の実態を把握できる(国側の)メリットの高さをうかがい知れると思います。


2.JR東日本のSuica(ソニー)が原因である説。

 私はこれを一番有力視しています。
 ソニーはSuicaにFeliCaが採用されることを急ぎすぎたと考えています。
 WTO加盟国のTBT協定というものがあり、
 「貿易に関して技術的障害を無くしていこう」という決まりごとがあります。
 実は、このTBT協定に違反するものが2000年当時のFeliCaなのです。
 TBT協定では、政府(NTTやJRは準ずる団体として見られた模様)が調達する物は
 ISO国際標準規格に則ったものでなくてはならないとしています。

 当時のFeliCaは通信部分もISO規格ではなかったので、日本側は窮地に立たされました。
 実際、JR東日本がFeliCaを採用すると発表したところ、WTOの協定に違反すると、
 「とある企業」から異議が申し立てられました。

 そこでFeliCaがISO標準になる手伝いをとある企業にしてもらう代わりに、
 とある企業が海外のマーケットシェアを支配する約束事が行われたのではないか?
 と考えています。
 それでも、結果的には妥協されてISO標準になったのはFeliCaの通信部分だけです。
 (標準部分の件に関しては、ソニー側が情報開示を拒んだから、等の諸説があります)

 いずれにせよ、その代わりに手に入れたのはSuicaによるFeliCa採用ですので、
 その代償が大きいか、小さいかは今現在では判断しかねます。


このようにFeliCaに関しては、貿易摩擦という非常に政治的要素が強いものですので
一概に日本企業の国際競争力では語れません。

■NFC TypeAとTypeBがFeliCaに劣る部分


端的に説明するとなれば、「速度」の部分が最も分かりやすいと思います。FeliCaは改札口などでの利用も前提にして開発を進めてきた経緯もあり、処理速度が高速化されています。

JR東日本などは、処理速度に非常にこだわっており、ミリセカンド(ms)レベルでの速さを要求しています。このことに批判的な意見も見受けられますが、日本という風土を非常によく理解した要求であると管理人は考えています。電車の運行が緻密であり、乗り換えのシビアさや人口密度、国民性などを考慮すると改札口での遅延は、場合によっては後続の人との衝突事故を引き起こしかねません(改札口でエラーになって急に止まる人を想像してみてください)。また、改札口付近が混雑すると、衝突・将棋倒しの危険性があります。

インフラを任される企業には、そういった人体への危険性も考慮することが求められます。
■スマートフォンをめぐる将来について
 ~日本企業は海外のニーズが分からない!?~


スマートフォンをめぐる世界的な勢力争いに対する見方は、そのような見方で正しいと私も考えています。ただし、サムスンに関してはHTCやモトローラよりも1歩以上リードしていると考えています。

サムスンの場合、手法はどうであれ「Apple vs SAMSUNG」という構図の構築に成功したのが非常に大きいです。つまり、「Apple vs Android」の構図では、消費者がAndroid端末を発売するメーカー各社に分散するのに対し、「Appleと対峙するAndroidのハイエンド(代表格)はSAMSUNGである」という構図を構築したことによって、消費者は「iPhoneか、SAMSUNGか」という選択肢で悩むことになります。

この現象の一端を今現在の日本における端末販売ランキングでも見て取ることができ、GALAXYが唯一、iPhoneの上位機種に食い込む状況になっています。よく、ネット上ではサムスンが行き当たりばったりの手法で闇雲にAppleを模倣したと言われていますが、私はその逆で「全てサムスンの狙い通り」であると考えています。

サムスンがジリ貧の戦いに迷い込むことなく、他社と差別化するために徹底的に「iPhoneのライバルはSAMSUNGのGALAXYである!」という戦略を行った可能性が高いのではないかと推測しています。訴訟合戦に持ち込めば、明示的に対決してることがニュースになりますのでサムスンとしても喜んでいるのではないでしょうか。(※極端な話ですが…)

ただし、ドイツ・オーストラリアでの販売停止は予想外であったと管理人は見ています。現時点(立ち上がり期)におけるGALAXYの販売モデルは、新規出店を繰り返えさないと息が絶えてしまうヤ○ダ電機やイ○ン(ジャ○コ)と似ています。GALAXYは周囲のメーカーを完全撤退させるまで、非常にギリギリな戦いをしているので、市場規模が小さくなるとあっという間に、ドミノのように崩れていく恐れがあります。

つまり、Appleのように売れる保証がないにも関わらずAppleと同等レベルで仕入れ・製造を行なっているのです。規模の経済を利かすために、賭けに出ているのがGALAXYですので、市場規模の縮小は絶対に避けなければなりません。Appleもそのアキレス腱を理解しているので、徹底的にサムスンと法廷で争っています。

そういった意味で、Nexusブランドをサムスンが手に入れたことは非常に重要なことであり、GALAXY Nexusを日本で半ば優先的に発売することの意味の大きさを深読みせざるを得ません。

■海外進出する日本企業に足りないものとは?
 ~日本企業は海外のニーズが分からない!?~

さて、ご質問と関係のないようなことを長文で書き連ねてきましたが
実はサムスンのやり方こそが、世界的に活躍できない日本企業に足りないものです。
(※模倣しろといってるワケではありません)

日本企業が世界でパッケージ(商品)を売ることができないのは、最初から日本国内の需要、つまり、内需に向いて開発をしているからだと考えています。実は日本企業は世界のニーズを理解していることが多いです。しかし売り方が悪いのです。

韓国は日本と比較しても国土が狭いですし、人口も少なく、それに比例して市場規模も小さいです。その一方で日本は、それなりの規模の企業が成り立つ程、市場が拡大しています。国内需要相手では企業が成り立ちにくい韓国は、初めから世界で売ることを考えています。

そこで、韓国(サムスン)はいかにして海外に売り込むかを徹底的に考えています。

その結果、自社の弱みを正しく理解し、ブランド力を徹底的に高めました。(推測ですが)韓国製品は粗悪であるという不当な評価を覆す為に、日本の富士山を広告で利用することもありました。「ほら、日本製品だと思って買った製品は韓国製品でしたよ?損しましたか?しなかったでしょう」と、知ってもらう為です。こちらも、本1冊書けてしまうほどの多彩な戦略のもと、結果的には家電の王様であったテレビの侵食にも成功したのです。

リビングに”SAMSUNGブランド”が日常的に存在することで、ブランドに対する安心感はグッと高まります。様々なブランド戦略と、製品単体では売らずに複合的価値で売り込む戦略によって、サムスンは世界的メーカーにのし上がったのです。そして、その土台を築いた上でスマートフォンで勝負を仕掛けました。

これだけを見ても、日本のスマホは「○○の機能搭載!」「○○GHzの高スペック端末!」というような、製品だけ磨くことで『競争しているつもり』になっているのに対し、サムスンはテレビを売り込む戦略まで内包している売り方であることが分かるかと思います。いきなり、ARROWSというブランドを立ち上げて富士通で世界を目指しても無謀であることが分かるかと思います。

また、サムスン製テレビによる、GoogleTVを使ったネットとの融合が発表されています。サムスン製品は「テレビ+スマホ+タブレット+インターネット」といったようにネットワークで繋がる魅力的な製品であるのに対し、日本製スマートフォンは先がまるで無い、売り切るだけの、発展性のない尻すぼみの製品です。もちろん、「ネットワークでつながったから価値があるの?」「俺はいらないよ?」といご意見も多数あるかと思います。しかし、そこにソフトウェア的価値が加わったらどうでしょうか? ソフトウェア的価値の代表例がiTunesです。

Apple製品はiTunesというソフトウェアをハブにして繋がり、そこで培ったコンテンツをiPod、iPhone、iPad、Macといった各製品に流しこむことで各々の魅力を高めています。その一方で、Appleはテレビへの固執を絶対にやめません。スティーブ・ジョブズの伝記によると、ジョブズ本人が死の間際まで、テレビ開発を行なっていたとのことです。つまり、まもなくApple製テレビが出てきます。

なぜAppleがここまでテレビにこだわるのか?
それはAppleには存在しないがサムスンは持っている「ハードウェアのハブ的存在」を手に入れたいからです。Appleはどうやら、その役目はPCやタブレットでは荷が重すぎると考えているようです。

逆に、サムスンはiTunesに相当するソフトウェアのハブを持っていません。サムスンは自社のみでiTunesに対抗するソフトウェアネットワークを構築することを最初から諦めているので、Googleをパートナーとしています。

5年後、欧米の一部の家庭ではサムスン製のあらゆる家電がネットに繋がっているという、日本企業が10年前に夢見た世界をサムスンが実現していると管理人は予想しています。また、このソフトとハードの両方のハブを手に入れた企業は、恐らく20年は無敵の存在になるとも管理人は予想しています。

このチャンスを目の前にしながら、ドブに捨てた企業がソニーです。

私が、ソニーのニュースで毎度のように「徹底的に自社製品サービスを繋げ」と言っているのはこの為です。Appleもサムスンも、かつてのソニーのモデルを参照・参考にしていることは間違いありません。途中まで世界での売り方をわかっていた唯一の日本企業、ソニーが今の状況に甘んじていることは悔しいことです。映画、音楽、ゲーム、テレビ、オーディオ、電話、タブレットなど世界各国の企業が欲しがるものを持っているのに、なぜ動かないのか不思議でなりません。

製品や技術を磨くことも大切ですが、同時に「パッケージを売る」大切さも教えなくてはなりません。プロジェクトXや、プロフェッショナル仕事の流儀、夢の扉を見て、日本の技術に涙を流すのも悪くありません。しかし、それだけではもうダメだと考えています。少なくとも、今の10代には「技術の鍛錬」と「パッケージの売り込み方」は両方ともに大切であると教えなくてはなりません。技術の鍛錬に偏りすぎてることこそが、世界で羽ばたけない原因になっているのではないでしょうか。

わたしが
ほしいのは、日本でも海外でも使えるテレビ 兼 携帯電話 兼 パソコン。
カメラもついていて、、、顔を見ながらテレビ電話が使えて
直ぐに撮った写真やビデオ画像を家や友人に送れて、、、。
持ち歩くのはイヤだから、ジャケットに縫い付けといてほしいわ。
電源はスニーカーで歩いたら、その振動で電気が作れるってのはどう?

テレビは、全世界的に見れるチャンネルがひとつあればいいわ。

そんなテレビ局があれば、本当に全世界の人が
洗脳されると思うわ。

そんな時代になりつつある。衛星放送を観たらいいんでしょ。

iPhoneか何かを持っていたらなんでもできるような
時代になりつつある。
そして、何も持っていない人は情報が手に入らなくて
損をする時代になる。オレオレ詐欺にいまだにひっかかる人が
いるってことは、そういう詐欺がはやっているという情報を
受け取っていないってことでしょう?

情報は、受け取っているけど、
やっぱり詐欺にひっかかってしまうのかな。

ネットのいろんな情報に振り回されて、よけい
めんどくさいことになるのかもしれないな。
昔あった映画みたいに、それこそ自分のIDや暗証番号を全部
書き換えられて、自分が自分でなくなって
すべてを失うみたいな事件も起こるんだろうね。
気がつけば銀行の預金がゼロに書き換えられていて
誰もそれを事故だと証明できないとか、
いつのまにか死んだことになっていて、
「あなたは存在しません。」なんて機械に言われたり。

体の中にチップを入れられてみんなが政府のパソコンと繋がって
管理されていたり、チュウゴクなんかやりそうだわ。
生まれた瞬間、体にチップ注入、なんてね。

今だって、たぶん、ほぼすべての日本人は、
運転免許証からカード会社から
保険の会社や銀行から、
管理されているのだと思うわ。
最近ネットで読んだカード会社の借金とりたて業者の
女の人のブログでは、「電話をして借金を催促した人の
年齢、会社名、住所、過去の借り入れデータなど
全部丸見え状態なのに、逆にガミガミもんくを言ってくる
人がいる。自分の情報がすべて知られているのが
わかってもんくを言っているのかしら。」なんて書いていた。

ブログだって匿名で書いているつもりでも、
何か犯罪行為があった場合、
警察はいつでもプロバイダーに命令して本人を
特定して逮捕できる。ネットで恥ずかしいことを書いている人は
実は匿名でもなんでもないんだって知っているのだろうか。
自分が誰か隠したかったら、海外のプロバイダーを使って
いろいろ迂回工作をしないといけないらしいよ。よく知らないけどさ。

と、今のところ、恥ずかしいことは書いていないつもりの
日本のお姉さんでした、実は気がつかずに書いてたりして。
自分のパソコンに
「あなたのブログは、スピリチュアル系のブログに認定されました。
我々のグループに参加して読者を増やしてください。」なんて
メールが来たけどどうやってわたしのメールアドレスを調べたのか。
すごく気持ちが悪いんですけど。それに、わたしのブログは
クリスチャン系であって、オカルトではありません。


めっちゃ、情報漏れているって感じ。
知らない間に自分で漏らしているのかなあ。

チュウゴク軍の諜報部員なんか、
日本の議員のパソコンの中身すらじろじろ
観ているワケだから、日本にいるチュウゴク関係のブログを
書く人の個人情報もめっちゃ集めているんだろうね。
いずれ、日本を支配したときに、要注意人物を特定して
監視したり処分したりするために。
お年よりは勝手に年をとって死んでいくけどね。

日本は、絶対にチュウゴクなんかに支配されてはダメ。
あいつら人間というより、ケモノみたいな感覚で生きているから
日本人みたいな、おっとりした民族は、簡単に支配されちゃう。

アメリカの属国でいるほうがよっぽど安全。
でも、モルモン教の大統領になったら
アメリカも信用できないよ。
神さまを大事にしないアメリカ人なんか、チュウゴク人と一緒やん。