赤ちゃんを守るために
18歳の母、緊急通報ダイヤルに「強盗を撃ってもいい?」と相談
CNN.co.jp 1月6日(金)12時12分配信
(CNN) 米オクラホマ州で生後3カ月の息子と2人暮らしの女性(18)が、緊急通報ダイヤルで助言を求めながら、自宅に押し入ってきた男を射殺する事件があった。
同州ブランチャードに住むサラ・マッキンリーさん(18)は12月31日午後、緊急通報ダイヤルの911に電話して助けを求めた。「手元に銃が2丁あるの。男が入ってきたら撃ってもいい?」
警察などの調べによると、この日2人の男が強盗目的でマッキンリーさんの自宅に押し入ることを計画。1人がドアを激しくたたき、体をぶつけて壊そうとしたため、マッキンリーさんはドアの前にソファを置いて子どもを守ろうとしていた。夫は25日にがんでなくなったばかりだった。
911の通報に応答したオペレーター、ダイアン・グラハムさんは、マッキンリーさんに「あなた自身を守るためにできることは何でもしなさい」「許可するとは言えないいけれど、あなたの赤ちゃんを守るためにやるべきことをやりなさい」と語りかけた。
この助言を受けてマッキンリーさんは、ドアを壊して入ってきた男に向け、散弾銃の引き金を引いた。
駆け付けた警察は、左手に刃物を握った状態でドアとソファの間に倒れていた容疑者を発見。現場から逃走した共犯者を殺人の疑いで逮捕した。
検察はマッキンリーさんの行為を正当防衛とみなし、訴追はしない方針。911のオペレーターの助言についても「同じ意見だ」と話している。
4日にテレビ番組に出演したマッキンリーさんは、男を撃ったことを後悔しているかと尋ねられてきっぱり否定。「もしもああしていなければ、状況は全く違うものになっていた」と振り返った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000016-cnn-int
スマトラ島津波で流され行方不明の少女、7年ぶりに発見 家族と再会
2011.12.23 Fri posted at: 12:32 JST
(CNN) インドネシア国営アンタラ通信によると、2004年に同国を襲った津波で行方不明になっていた少女が7年ぶりに発見され、両親と再会を果たした。
04年のスマトラ島沖地震では、マグニチュード(M)9.1~9.3の地震により大津波が発生、同島沿岸などの一帯で20万人以上の死者を出した。
当時8歳だったワティさんが家族と住んでいた村も津波に襲われ、母親は3人の子どもを連れて避難しようとしたが、ワティさんは母親の手から離れて波にさらわれた。その後、姿を見た人はなく、家族もあきらめるほかなかったという。
ところが最近になって、同島アチェ州西部にある家族の自宅近くの喫茶店に1人の少女が姿を現した。少女は「バンダアチェからバスでやって来て自宅を探そうとしたが、どうしていいのか分からなかった」と話し、両親や親族の名前も思い出せなかったという。しかし唯一記憶していた「イブラヒム」という名を頼りに、喫茶店で見かけた人が少女をその名前の男性の家に連れて行った。
イブラヒムさんはすぐに、この少女が長い間行方不明になっていた孫娘だと分かり、両親に電話で連絡。両親も幼い頃にできた小さな傷跡を見て、少女が今は15歳になったワティさんであることを確認した。
ワティさんが行方不明になってからこれまでの間どこでどうしていたのかについて、アンタラ通信は伝えていない。
http://www.cnn.co.jp/world/30005031.html
最後の文章がアジア的。