根本解決より青色導入を
色で自殺が減るなら安いものじゃないか!!
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平均1日84人が自殺する日本、根本解決より青色導入を
2012年1月11日 19時00分
G・JoeⅡはかく語りき
If there hadn't been yellow and orange colors, no blue would have existed
.《もし黄色とオレンジ色がなければ、青色は存在しないのだ》と、"ザ・イエロー"の画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは言う。本当に「色」という光の魔術は奥が深く、見事なほど規則正しく交じり合い、それぞれの物質を鮮やかに彩っている。
そんな色は、人間にとっても実に深い関係にある視覚現実情報のうちのひとつ。
例えば筆者の観た限り、オレンジ色看板のイージージェット社、赤色看板のユニクロ社など、比較的廉価にサービスを提供する企業は暖系色を採用する傾向にあるようだ。
これは「家庭的な」「庶民的な」「温かな」イメージを優先しているものと思われる。
確かに、青色看板のユニクロ社はちょっとイメージが違う。
一方、街中でアイキャッチを必要とするコンビニや銀行などについては、青色看板のローソン社や水色看板のみずほ銀行など、寒系色を採用する傾向にあるようだ。
これは「洗練された」「清潔な」「清々しい」イメージを優先しているものと思われる。
実は盲の者であっても、赤やピンクなど暖系色は実際に暖かく感じると言い、青や緑などの寒系色は実際に寒く感じると言う。
黒と白に代表されるように、光は色によって反射効率が違ってくるので、こうした相関関係から発熱の各種傾向もあるのだろう。
さてこの度、警察庁が昨年1年間の自殺者数を発表した。
これによると3万513人と前年比3.7%減の数値を記録したが、3万人越えは14年連続の記録。
単純計算で1日81人が寿命を全うせず、この世に別れを告げている計算である。
ちなみに近年の統計では、先進国内で日本の自殺率は10位以内、後半にランクインしている。リトアニア、ロシア、ハンガリーなど東欧圏が常に上位に入り、アジアからは韓国も上位に食い込む数値を記録する。
哲学者ショーペンハウエルなども考察している、動物界の中でも特殊な「自殺」という活動。
これは絶望というよりも、精神的な支柱の是非によって左右される活動機能であり、精神的な喪失感のある社会では自殺活動は活発になってしまう。
平和で素晴らしい日本国だが、一方で信ずるべき何モノかの存在が薄く、根本的にはこうした空虚を解決する、新たな価値観を築かなければならない。
しかしそれはさて、現実的にすぐに対応出来る、有益な措置もある。…
これが、冒頭に挙げた色の導入だ。2008年、横浜市の京急・弘明寺駅は自殺防止策として、ホームに青い照明を設置した。
青には沈着冷静化の効果がある。
自殺者数はしばらくゼロを記録した。
この弘明寺駅の施策は、2000年に実施された英国グラスゴー市の青色照明政策を下地にしている。
グラスゴー市では景観の為に街中へ青色照明を導入したのだが、結果として犯罪率が著しく低下するという快挙を成し遂げた。
LED照明という画期的な発明が世に登場してから、久しい。
犯罪と自殺の抑制、及び美しい景観を構築するという観点からも、筆者は街中における夜間の青色照明導入を主張したい。
【記事:G・JOEⅡ】
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http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120111/Terrafor_news_iew9a7jk6Q.html?_p=1