従軍慰安婦の嘘を許さない女性の会ー12月14日(水) 集合11:30 外務省前
(読者の声1)貴誌で話題となっている、西尾幹二先生が、「なぜ負けると分かっている戦争に突入したか?」という質問に対して、「負けると思っていなかった」とお答えになったのは、間違いではない。
あえて補足するなら、「国民のほとんどは」という限定を付けられれば、もっと良かったと思う。
その当時、町で取材すれば100人が100人、日本が負けるわけはないと答えてはずである。小学校低学年であった私の周辺でも、勝ち負けを論じる雰囲気すらなかった。神州不滅、無敵皇軍という神話の支配する世界であった。
しかし政府や軍部のトップは事態をより正確に把握していた。
開戦直前まで総理大臣であった近衛文麿の『近衛日記』には、「余は日米戦争の場合、(山本)大将の見込みの如何を問ふた処、それは是非やれと言われれば初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる。然しながら、2年3年となれば全く確信は持てぬ。三国条約が出来たのは致方ないが、かくなりし上は日米戦争を回避する様極力御努力願ひたいと述べた」
とある。
これは、まともに戦えるのは半年や1年であると述べたもので、山本五十六は「勝てる」などとは、全く思っていなかったということである(山本五十六が、負けるとはっきり述べなかったのがいけないという意見もあるが、ここでは先を急ごう)。
私の周辺にも、実は「勝つ」と断言しなかった人間がいる。それは私の父である。
父は日本陸軍の幹部候補生出身の航空兵少尉(航空燃料担当)で、三菱石油の技師で、日本海軍の嘱託(佐官待遇)でもあった。
父は、「戦争が始まった以上一生懸命戦うより仕方ない」としか言わなかった。米国滞在の経験があり、日米の、特に石油に於ける戦力格差を熟知する父には、それしか言えなかったのであろう。
父はボルネオの製油所を海軍の落下傘部隊が占領した直後、その復旧を行うなどの仕事をしていた。
当時、鎌倉にいた私の家を訪ねて来た大柄な海軍の軍人さんがいた、父から、石油タンクの構造や弱点について、いろいろ聴いて行かれたそうである。
彼は私の母方の祖父の弟で、姪である母の夫が石油の専門家であるので、真珠湾攻撃の参考にするための訪問であった。
彼は真珠湾の攻撃を一撃だけにとどめ、帰路を急ごうとする南雲司令長官に対し、第二撃(造船設備、石油設備の攻撃)を具申したが、無視された。
それがミッドウエーの敗戦につながり、彼自身空母飛龍と運命をともにする。所詮勝てる戦ではなかったにせよ、残念なことではある。
(YT生 茅ヶ崎市)
(宮崎正弘のコメント)山本五十六は最近も映画になったようですね。どのような史観なのか、興味がわくところですが。
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(読者の声2)1992年以来、韓国の日本大使館前で、元慰安婦と支援者が毎週水曜に、日本に謝罪・賠償を要求する”水曜デモ”と称する街頭活動を行っています。
この水曜デモが1000回目を迎える本年12月14日水曜、日本の外務省を 人間の鎖 で取り囲むという水曜デモが行われます(この1000回目水曜デモ詳細は下記【参考サイト】をご覧ください。)
これに対して、女性が中心となって呼びかけを行い、「日本は元慰安婦に謝罪も賠償も必要ない」という立場で、外務省前水曜デモへの直接抗議行動と「慰安婦の嘘を許すな!集会」を行いますので下記にご案内いたします。
水曜デモ側は左派団体を結集し、800名近くの動員をかけているとの情報があります。日本の名誉を護るため、一人でも多くの賛同者に参加いただけますよう願っております。
以下告知サイトより
http://sakura.a.la9.jp/japan/
=====告知文=========
12.14韓国水曜デモ1000回アクションIN TOKYOへの 抗議行動 & 集会『慰安婦の嘘は許しません!なでしこアクション2011』
≪ 抗議行動 ≫
【日時】 平成23年12月14日(水) 集合11:30
抗議開始12:00~13:00頃まで
【集合場所】 外務省前(アクセス:東京メトロ 千代田線・丸ノ内線・日比谷線 霞が関駅 A9出口すぐ)「なでしこアクション2011」の横断幕を目印にお集まりください
【呼びかけ】正しい歴史を次世代に繋ぐネットワーク
http://sakura.a.la9.jp/japan/
代表 山口ゆりこ
≪ 集会 ≫ 平成23年12月14日(水)14:30~15:30
【場所】 星陵会館4F会議室 住所: 千代田区永田町2-16-2
地図:http://p.tl/g2wr
【主催】 従軍慰安婦の嘘を許さない女性の会
【問い合わせ先】なでしこ2011
2011nadesiko@gmail.com
【参考サイト】日本軍「慰安婦」被害者に正義を!韓国水曜デモ1000回アクション
http://restoringhonor1000.info/index.html