粉飾決済をして監獄に入れられたホリエモンより
恐ろしいことをしていたオリンパス。
ケイマン諸島の名前まで出てきた!!
日本の企業すべてが疑われるとクビになった
イギリス人の元オリンパス社長が言っている。
テレビのニュースでは、彼は
オリンパスの森副社長が
「わたしは私は菊川さんのために働いている。彼に忠実なんです。」と
言ったのでカルチャーショックを受けたと言っていた。
全体的に日本人は、会社のために働くという気持ちよりは
薄くて、社長のために働いているという気持ちが
勝っているのだろうか?
社長に嫌われたら会社で働けないし、
日本の会社は、会社というより、
「ちっちゃなお城」なのかもね。
以前、通っていた英語の学校の生徒(40代の男性)が
「会社のために大きな取引をいっぱいとってきたら
会社の同僚たちにねたまれて意地悪されて
めちゃめちゃ会社の居こごちが悪くなってしまった。
給料も上がらないし、会社のために仕事をしても
何の得にもならないということが分かった。」などと
言っていた。
わたしの会社の社長も、以前、「仕事ができても
会社での人間関係ができない人は困る。」と言っていた。
よく仕事ができる社員が会社で苛められていても
社長やトップの連中は、助けることなく、
本人の資質のせいにして疎ましがるのかもしれない。
英語の学校の生徒は
「人間関係を悪くしないため、
と言っていた。
日本の会社は、儲けることよりも
みんなで仲良くやっていくことだけ考えているのかも。
だから、会社の繁栄と存続より、自分と上司の関係が
良くなることだけ考えるようになるんだろうね。オリンパスの森副社長みたいに、、、。
会社の経営状態を隠したり、粉飾決済をして株主を騙すことなど
なんとも感じていないのだと思う。
社長さえ喜んでくれたらオッケーで
道徳心も、社会の常識もどうでもよくなるのだと思う。
日本人、全員がもうちょっと反省した方がよいかも。
こんなことでは、日本の会社は、世界で信用されない。
チュウゴクの会社はもっとダメダメだけど、まあ
チュウゴクは、国家全体でウソついているような国だし
どんどんお金を印刷して企業や共産党員の会社に
援助するような国だから、チュウゴクと比較しても
どうしようもない。
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オリンパス、巨額の損失隠し認める
TBS系(JNN) 11月9日(水)0時3分配信
1000億円以上に上る巨額の企業買収。ところが、その実態は巨額の損失隠しでした。大手精密機器メーカー・オリンパスは8日の会見で損失隠しを認め、旧経営陣の刑事告発も検討することを明らかにしました。
日本を代表する精密機器メーカーでありながら、その異常な動きを見つけることはできなかったというのでしょうか。
「大変、申し訳ございません」(オリンパス・高山修一社長)
オリンパスをめぐる巨額の買収問題。8日、会見で新たな事実が明かされました。
「前回、10月27日の会見で申し上げたことと異なる事実が判明しましたので、ここにおわび申し上げるとともに、ご報告申し上げます」(オリンパス・高山修一社長)
高山社長は2週間前の就任時、イギリス人社長の解任劇に始まっていた過去の買収について、「全く問題はない」と胸を張っていました。
「我々としては適正な処置をしているということをですね・・・」(オリンパス・高山修一社長〔先月27日〕)
しかし、8日の会見では一転。過去の企業買収が、実は有価証券投資などで被った損失の穴埋めのために利用されていたことが、自ら設置した第三者委員会の調査で明らかになったのです。
「今回の一連の件については、過去の損失計上を先送りしたことによるものと判明しました。(Q.粉飾決算という認識はあった?)大変不適切な処理をしてきたことは事実」(オリンパス・高山修一社長)
問題が明るみになったのは、先月14日。社長に就任して間もないマイケル・ウッドフォード氏を突然解任し、会長だった菊川氏が社長を兼任する異例の人事を発表しました。
「取締役会で私の解任に賛成した全員がこの問題について知ってるはずだ。だから全員排除されるべきだ」(マイケル・ウッドフォード氏)
ウッドフォード氏は、2008年にオリンパスがイギリスの医療機器メーカーを2100億円で買収した際、アドバイザーに支払った手数料の660億円、さらに同じ2008年に食料メーカーなど国内の3つの会社を買収した費用700億円が高過ぎると指摘し、全面的に争う姿勢を見せていました。
オリンパスは、企業4社の買収や買収手数料におよそ1400億円を投じていますが、その多くが損失の穴埋めに使われたと見られています。損失隠しに関わったとして8日、森久志副社長を解職、山田監査役は自ら退任を申し出たといいます。
「森副社長から実はこのような話があると昨夜聞いて、この内容は極めて重大であると」(オリンパス・高山修一社長)
一方、解任したウッドフォード氏の処遇については、「変更することはない」としています。
会見を受け、ウッドフォード氏が取材に応じました。
「90年代の損失とはそもそも何だったのか、その損失を隠すために15億ドルもの金を払ったが 、誰がその金を受け取り、誰が手数料を取りアドバイスしたのか、これらは答えなければならないとても重要な質問です」(マイケル・ウッドフォード氏 )
ウッドフォード前社長が森福社長を追及した際、次のようなやり取りがあったといいます。
「追及すると、森(副社長)は黙り込みました、私も腹が立って『森さん、あなたは誰のために 働いているのですか』と聞きました。彼はこう言ったんです。決して忘れま
せん。『私は菊川さんのために働いている彼に忠実なんです』」(マイケル・ウッドフォード氏 )
(08日23:08)
最終更新:11月9日(水)8時3分
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20111109-00000002-jnn-bus_all
オリンパス疑惑の中心人物、所在不明に
ウォール・ストリート・ジャーナル 11月9日(水)7時1分配信
【ボカラトン(米フロリダ州)】オリンパスの企業買収をめぐる疑惑の中心人物として注目されている米投資助言会社の社長、佐川肇氏。同氏はブルーグラス・バンドで演奏し、所有する大型ヨットで世界中を航海する趣味人でもある。先週夫人と離婚手続きを行った際に申告した家族の資産は1140万ドル(約8億8500万円)だった。
企業買収に関するオリンパスへの助言で、同社から異例に高額の報酬を受けたとされる2社の1つ、アクシーズ・アメリカを設立した佐川氏については、その実像が徐々に明らかになる一方で、不明な点も多い。
ウォール街の元バンカーの同氏がどのようにしてオリンパスと深く関わるようになったのか、2社(同氏はもう1社のアクザム・インベストメンツのディレクターも務めていた)に支払われたという6億8700万ドルをどう処理したのかもまだはっきりと分かっていない。さらに、同氏が現在、どこにいるかも不明である。
オリンパスが2008年に英医療機器メーカー「ジャイラス」を2150億円で買収した際に上記2社に支払った報酬については、その規模が異常だったために批判が巻き起こった。関係筋によると、米連邦調査局(FBI)も強い関心を示してきた。
関係筋によると、佐川氏はニューヨークでFBI捜査員とこの件で接触したという。ただ、同氏は犯罪の告発は受けていない。
一方、佐川氏の夫人のエレンさんは6日にインタービューに応じ、同氏がボカラトンの自宅に戻っていないことを明らかにし、現在どこにいるか分からないと語った。二人は先週、フロリダ州パームビーチ郡で離婚を申請した。
佐川氏の携帯電話から応答はなかった。
結婚が破局したにもかかわらず、エレンさんは夫を強く擁護した。同氏について「素晴らしい人」と語り、「私の知る限り、人生において不正行為を行ったことなど一度もない」と夫の無実を主張した。
エレンさんが「ルネッサンスマン」と呼ぶ佐川氏は、64歳で、慶応大卒で金融業界を渡り歩く一方、ブルーグラス・バンドでハワイアン・ギターを演奏する横顔を持つ。さらに船の愛好家で、これまで所有した船舶は6艇。02年には所有していた全長48フィートの大型ヨットで大西洋横断レースに参加したこともあるという。
二人が出会ったのは1978年の東京。当時、エレンさんは英語の教師をしていて、佐川氏は野村総合研究所に勤務していた。同氏のバンドのコンサートを観に行ったのがきっかけで二人の交際が始まり、1年後に結婚したという。
佐川夫妻は結婚直後に渡米し、佐川氏の米証券界でのキャリアが始まる。1980年初めの4年間、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルに勤務し、その後、1990年代にはペイン・ウェバーに約6年間在籍した。
そして、佐川氏は1997年にアクシーズ・アメリカを設立。ただ、同社の大型案件はオリンパスの企業買収だけだったようだ。米証券取引員会(SEC)への申告によると、同社は02年から05年の間、年間収入が44万5000ドルを超えたことは一度もなく、1年を除き全て純損を計上した。
同社の業績が大きく変化したのは、オリンパスと最初の契約を獲得した06年のことだ。助言手数料は320万ドルに急増し、280万ドルが同社の持ち分権者に還元された。同社の収入はその後も大幅に伸び、07年に779万ドル、また08年には2420万ドルに達した。申告によると、この3年間の収入は実質的に全てオリンパスからの手数料だった。
佐川氏は07年にアクシーズ・アメリカを100%取得した。そして、同社は同年12月、240万ドルを名前の公表されていない「元メンバー」に配給した。
オリンパスがジャイラスを買収した08年2月1日から5週間後、アクシーズ・アメリカは米証券規制当局への登録を取り消し、さらに同年12月には正式に解散した。一方、アクザム・インベストメンツも10年に英ケイマン諸島での登録を抹消された。
エレンさんによると、同氏はオリンパス騒動が巻き起こる前までは優雅な引退生活を楽しんでいたという。夫妻は5年前にコネティカット州からフロリダ州ボカラトンの地中海風豪邸に引っ越してきた。佐川氏はゴルフ三昧の日々を過ごし、時にはコンペに参加することもあった。
オリンパス騒動で渦中の人となってしまった現在、佐川氏がボカラトンに戻ってくるかは分からないと語るエレンさんは、「夫と2度と会えなかったとしても、彼への敬意を失うことはないだろう」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111109-00000001-wsj-bus_all
「今まで隠していて申し訳ない」 オリンパス損失隠し、菊川氏ら「関与」認める
J-CASTニュース11月8日(火)19時42分配信
過去の企業買収をめぐって経営が混乱している光学機器メーカーのオリンパスは2011年11月8日、買収時に支払った多額の報酬や買収資金が、同社の証券投資の損失を隠すために使われていたと発表。100人を超す報道陣を前に、高山修一社長は時おり涙ぐみながら、「申し訳ない」と頭を下げた。
含み損を抱えた運用資産を、複数のファンドを使って操作し、約20年にわたって本来決算に反映すべきだった損失の計上を回避してきた。この穴埋めのため、企業買収を「隠れ蓑」に多額の資金を流用したとみられる。過去の決算が粉飾された可能性が指摘されていて、そうなれば上場廃止もあり得る。
■「数字はまだ答えることできない」
オリンパスは11月8日の取締役会で、森久志取締役副社長執行役員を副社長執行役員から解職した。前夜、森氏が高山社長に「損失隠し」への関与を認めたからだ。山田秀雄常勤監査役も辞任の意向を表明した。
高山社長は記者会見で、森氏の心変わりを「第三者委員会でいろいろ話しているうちに(隠せないと)思ったようだ」と話した。
ただ、具体的な損失額などについては、「1990年代ということはわかったが、昨日の段階では、第三者委員会にすべての資料は提示できていない。数字はまだ答えることはできないし、(第三者委員会の調査中に)わたしがいろいろと話すと迷惑がかかるので、結論を待って報告したい」と、口をつぐんだ。
そのうえで、高山社長は「損失隠し」の責任者について、「現時点では菊川剛氏(前会長兼社長)、森久志氏、山田秀雄氏の3人だ」とし、またそれ以前の経営者の関与も示唆した。
菊川氏の処遇については、「菊川氏は解職した。会社には来ていて、第三者委員会の調査にも協力している。今後は損失先送りの詳しい内容も判明するし、その時点で改めて責任者の処分があるかもしれない」と話した。
また、菊川氏が違法性を認識していたと思うか、聞かれると「菊川氏は『今まで隠していて申し訳ない』と語っていた」と話した。
責任者である3人の刑事告発は、「必要があれば考える」という。
■高山社長「わたしはオリンパスが好きだ!」
「粉飾決算ではないか」との指摘に、「大変、不適切な(会計)処理をしたのは事実」とだけ答えた。買収をめぐってはこれまで「適正」と主張していたが、「昨晩まで知らなかった。事情が変わった」と、結果的にウソになったことを認めた。
上場廃止の可能性に話が及ぶと、「そうならないように全力を挙げて努力していく。わたしはオリンパスが好きだし、4万人以上の社員や、消費者や株主に対して、オリンパスの事業価値を提供し続けることがわたしの責務だ」と答えた。
さらに、報道陣が「今回の問題はウッドフォード氏(元社長)が過去の買収を問題視したことによって明るみになったが、それがなければわからなかったのではないか」と質すと、「必ずしもそうではない。監査などでわかった可能性はある」と答え、「20年もわからなかったことが、いまの取締役や監査役でわかるというのか」と、失笑を買う場面もあった。
ウッドフォード氏の社長解職については、「本人の資質の問題」とし、「評価(解職)が変わることはない」と断言した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000007-jct-bus_all
オリンパス捜査拡大へ ケイマン諸島に資金か
2011/11/08 13:37更新 オリンパスによる過去の不適切な会計処理について、海外でも捜査当局による実態解明が一気に加速する可能性が高まった。英医療機器メーカーなどの買収に絡む資金は、租税回避地として知られる英領ケイマン諸島にある会社を経由するなど、複雑な動きをしているとみられる。
野田佳彦首相は英紙のインタビューで、オリンパスに対し「全面的に事実を明らかにして、適切な対応をとってほしい」と表明したが、第三者委員会の調査には限界があり、海外当局の捜査が実態解明を後押しすることになる。
問題を告発したオリンパスの元社長で英国人のマイケル・ウッドフォード氏はすでに、米司法省の検察官や連邦捜査局(FBI)の求めに応じて事情を説明。英重大不正取締局(SFO)の聴取にも応じている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/534369/
もう、会社のために頑張らない。」