自分で言ったとおり、逃げ出さないで自国内で死んだね。 | 日本のお姉さん

自分で言ったとおり、逃げ出さないで自国内で死んだね。

カダフィ氏の死因は頭部への銃撃…射殺か
読売新聞 10月23日(日)20時14分配信
 【トリポリ=佐藤昌宏】AP通信は23日、リビア法医学界権威の話として、元最高指導者カダフィ氏の死因が頭部への銃撃だったと報じた。

 カダフィ氏の遺体は西部ミスラタに安置されており、23日までに検視を終えたという。銃撃が至近距離からのものだった場合、反カダフィ派兵士などによる射殺だった可能性が高まる。反カダフィ派組織「国民評議会」は死因について「銃撃戦の最中に撃たれて死亡した」(ジブリル暫定首相)と説明していた。しかし、戦闘に参加した兵士の中には、「自分がカダフィ氏を射殺した」と主張している者もいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111023-00000590-yom-int

カダフィ大佐のことは、個人的には嫌いではなかったので
逃亡中に土管に隠れているところを
反カダフィ軍に見つかってむちゃくちゃにされて
殺されたのを気の毒なことだと感じる。
裁判にかけずに、勝手に私刑にするなんてリビアの人々は野蛮な連中だと思う。
国連で好き放題なことを言ったり、イスラエルのことを悪く言うなど
むちゃくちゃな人だったが、リビアの砂漠地帯がひどい飢饉のときは、
食料を配ったり、それなりにがんばっていたようだ。
石油で得た資金で食品の価格を低く抑えたりしていたし、
貧乏人のための住宅も供給しようとしていたらしが
貧乏人が多すぎて全然追いつかなくて結局は
カダフィ大佐の関係者のコネで入れる人だけ得していたらしい。

B子ちゃんに、
「リビア人って恐いね。カダフィ、血まみれになって殺されて、、、。」と
言ったら、B子ちゃんは
「いいやん。カダフィも一般人を殺してたんやから。」と言い切った。

テレビで一般人が、「カダフィは、おれたちを動物園に入れていたんだ!」と
叫んでいた。他人から自由を奪う事は一番いけないことだ。
カダフィ大佐は、恐怖政治で一般人の自由をかなり奪っていたのだろう。
NATO軍が空爆しなかったら、カダフィ大佐は今でも安泰だっただろうから
カダフィ大佐を殺したのはEUだとも言える。
アメリカにとっては、リビアのカダフィ大佐は
アメリカに逆らわないのなら別に生かしておいても平気だったのだが、
EUは、積極的にカダフィ大佐の排除に動いた。
ヨーロッパから、世界を征服する支配者が現れる予兆だと思う。
EUは、このことでさぞかし自信がついたことだろう。
これで、他の国の独裁者は、同じようにEUに攻められるようになったら
困るね。スーダンの独裁者も同じようにEUは殺せるはずだ。
スーダンは、チュウゴクと結婚しているような国だから、
スーダンの独裁者は、まだまだ安泰かも。
でも、チュウゴクやロシアが文句を言わない国の独裁者には
これからもEUは干渉すると思う。
でも、石油が出ない国だったら、独裁者が民衆を殺しても
何もしないかもしれない。
資源があると、いろんな敵に狙われるから大変だね。