日本に交渉能力があるとは思えない。今までずっとやられっぱなしだから、今度もやられると思う。 | 日本のお姉さん

日本に交渉能力があるとは思えない。今までずっとやられっぱなしだから、今度もやられると思う。

TPP交渉参加、埋まらぬ溝 前原氏、説得狙い「撤退あり得る」
産経新聞 10月24日(月)7時55分配信
 ■慎重派強硬、離党も示唆

 民主党の前原誠司政調会長は23日のNHK番組で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「交渉に参加して、国益にそぐわないなら撤退もあり得る」と述べた。“途中下車”の可能性を示すことで、交渉参加に慎重な党内勢力の理解を得る狙いもあるとみられるが、慎重派は離党もちらつかせて徹底抗戦する構えで、両者の対立が収まる気配はない。

 前原氏は「外交交渉で大切なのは、いかにルールメーク(制度づくり)に参加し、日本にとってメリットを作るかだ」と述べ、改めて交渉参加に意欲を示した。「11月2日までに党内の意見集約を図る」との一部報道については「そういう話は聞いておらず、しっかり党内で議論したい」と述べるにとどめた。

 前原氏は党内の「経済連携プロジェクトチーム(座長・鉢呂吉雄前経済産業相)」で連日議論を重ね、11月12日に始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合前に党としての結論を得たい考えだ。

 これに対し、交渉参加に慎重な立場をとっている山田正彦元農林水産相は23日のフジテレビ番組「新報道2001」で、「交渉参加後、不利だったら途中でやめればいいという簡単なものではない」と述べ、前原氏の考えを否定。さらに「(TPPは)国の制度を変える大きな問題で、徹底抗戦する」と強調した。

 山田氏は番組後、徹底抗戦の末の離党の可能性を記者団に問われ、「党内には慎重派が200人近くおり、(政府が交渉参加を強行したら)仲間と相談する」と否定しなかった。

 一方、自民党の茂木敏充政調会長はNHK番組で、野田佳彦首相がAPEC前に、交渉参加の是非を判断する意向を示していることについて「若干前のめりだ」と批判した。