リビアが入手した核物質が北朝鮮製である可能性 | 日本のお姉さん

リビアが入手した核物質が北朝鮮製である可能性

「北朝鮮、核拡散へ関与」IAEA理事会が懸念
読売新聞 9月15日(木)10時33分配信
 【ウィーン=末続哲也】国際原子力機関(IAEA)定例理事会は14日、北朝鮮の核問題を討議し、同問題が「核不拡散体制への深刻な脅威となる」との認識で一致した。

 IAEAは最近の報告書で、リビアが入手した核物質が北朝鮮製である可能性が「極めて濃厚だ」と指摘しており、北朝鮮が他国への核拡散に関与しているとの疑惑に強い懸念を表明したものだ。

 報告書によると、リビアは大量破壊兵器計画を放棄した2003年、IAEAに、濃縮ウランの原料となる6フッ化ウラン入りの容器3個を輸入したと申告した。IAEAは、容器3個が北朝鮮を経由していたと確認。うち1個の6フッ化ウランは、北朝鮮製の可能性が高いと結論づけた。報告書は、シリアが北朝鮮の支援で原子炉建設を進めたとの情報にも言及した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000276-yom-int


闇市場で濃縮技術取得=北朝鮮、核開発支援も―IAEA報告書
時事通信 9月15日(木)7時27分配信
 【ウィーン時事】ウィーンで開催中の国際原子力機関(IAEA)理事会は14日、北朝鮮の核問題を話し合った中で、同国が「核の闇市場」を通じてウラン濃縮技術を取得する一方、他国の核開発を支援した疑いがあると指摘した天野之弥事務局長の報告書をめぐり、協議した。各国は相次いで懸念を表明し、理事会は北朝鮮の核問題は「国際的な核不拡散体制に対する深刻な脅威」とする議長総括を発表した。
 報告書によると、昨年11月に訪朝し、寧辺のウラン濃縮施設を訪れたヘッカー米スタンフォード大教授(元ロスアラモス国立研究所長)にIAEAが話を聴いたところ、遠心分離機の配置や外枠の大きさと、闇市場から世界に広まった設計との間に共通性があった。報告書は「IAEAが入手した情報は(北朝鮮が)秘密の供給ネットワークを通じてウラン濃縮に必要な技術と情報の一部を得ていた事実を示している」と説明している。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000019-jij-int


IAEA理事会、北朝鮮の核開発を「国際平和に対する深刻な脅威」とする議長声明まとめ
フジテレビ系(FNN) 9月15日(木)6時37分配信
オーストリアのウィーンで開かれているIAEA(国際原子力機関)の理事会は14日、北朝鮮の核開発について、「国際平和に対する深刻な脅威だ」とする議長声明をまとめた。
IAEAが各国に配布した報告書によると、北朝鮮はシリアやリビアの核開発に関与していた可能性があることを指摘し、深刻な懸念を表明している。
各国から懸念の声が相次いだことを受け、14日の理事会では、「核不拡散体制にとって深刻な脅威」だと北朝鮮を非難し、6カ国協議の早期再開などに応じるよう求める議長声明をまとめた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110915-00000541-fnn-int