エアコンの値上げは温家宝のせいだと思う。
去年、エアコンを買っておいてよかった~。
7年ぐらいはもつかなあ。
円高が半年続くと日本企業が海外に出て行くと、雑誌の見出しに書いてあった。
レアアースも高いし、ハイテク企業がみんなチュウゴクに行くと日本には仕事がなくなるなあ、、、。円高で日本企業の力がなくなり、税金が政府に入らなくなると日本全体が貧乏になってしまって失業者が増えて困ったことになる。貧乏過ぎて金を出してくれる外国の言いなりにならざるを得なくなったら、日本人の権利が侵されるような法律を作らせられて、外国人が我がもの顔で日本に居座るようになるのだろうか。
あんまり暗い未来を描きたくないけど、あと2年は民主党政権なので我慢するしかないか。民主党政権で日本が豊かになりそうもないし、原発の事故が起きて日本は
明治維新か、敗戦時ぐらいの危険な時期にいると
テレビで誰かが言っていた。日本人一人々が平成の阪本龍馬になって、賢く生きるしかない。民主党に政権を握らしたツケは、日本人みんなが結果を受け取るのだ。
大事なのは、日本国民のやる気だ。
失敗しても過去に学びながら前進するしかない。
民主党議員もさんざん、日本の領土を奪おうと脅かしてくるチュウゴクの野蛮さを学んで、日本の領土を守ってほしい。
日本のお父さん、お母さんたちは、子どもをしっかり教育して、周辺の邪悪な国に言いくるめられないよう正しい歴史を学ぶよう指導してほしい。
そして、どんな時でも明るく、絶対に負けない気持ちで
たとえ貧乏でもパンの耳を食べながらでも生きて行く気力を身につけるよう
強い子に育ててほしい。
チュウゴクで育った日本人の子どもを預かっている友人がいるのだが、
チュウゴクで育っただけに性格がチュウゴク人的になっていて、
トラブル大好き、ケンカ大好き、議論大好き、他人を言い負かすのが大好きで気が強くて弁が立って、自己中心で本当に大変な子どもで
周りの日本人が「ぐったり」しているらしい。
日本人は、礼儀正しく思いやりがあり、優しい性格の人が多いのだけど、世界に出ていけば、恐ろしく自己中心な人が結構いるので、自己中心な相手に接しても負けてしまわない強い子に育ててほしいなと思う。
日本人は、貧乏でももっと人生を楽しめるようもうちょっと心の持ちようを変えた方がいいかもしれない。スペイン人やポルトガル人は、貧乏でも日本人より楽しそうに
生きている。昼ご飯を楽しみ、休暇を楽しみ、会話を楽しみ、仕事が忙しすぎて過労死なんかしない。植民地時代のなごりで余裕で生きるクセができているのか、うらやましい部分がある。
日本人は、休みの日でもデパートやショッピングモールでの買い物が楽しみだったりして、ちょっと悲しい。お金をかけなくても楽しめる方法はいくらでもあるはず。
家の中でゲームだけして終わるのも、ちょっと不健康。
外に出たら放射性物質が降っている地域があって、大変な時期だけど、大変な時期というのは、昔からあったのだ。
ロシアが日本の島を狙って軍艦を長い間停泊させるような大変な時期でも、日本を独立国として保つために、昔の日本人は必死にやってきたのだ。
結果として、白人たちの国に嫌われてついに戦争に巻き込まれてしまった。まあ、アメリカに負けてよけいに楽になったわけだけれども、日本人ががむしゃらに働いて日本の経済を盛り上げていったから金持ちになった時期もある。
それでも、今でも、領土を外国に奪われる危険性はなくなったわけではない。戦争に負けた相手に全てを頼って、日本という国が守れるという保証もない。
全ての日本人は、目を覚まして国を守り、家族を守り、自分を守らねばならない。
自分の精神が弱ったり危機感を失くしてダレたり、逆に神経質になりすぎて病気になったりしないよう、自分を大事にしなければならない。仕事も遊びも運動も政治に関心を持つことも、同じように大事だ。
そんな風に考えています。
昭和60年代に子どもだった人は、今以上の放射性物質を吸いこんできたし、
危険な物を吸いこんでいることは事実だが、気にしすぎても弱る。デトックスを気にしすぎて食事が偏った人は、何でも食べる人よりデトックスができていなかったりする。
健康を保てるように努力はしながらも、神経質にならない。
バランス感覚が上手い人がストレスをあまりため込まずに楽しく長生きできるような気がする。日本人は、貧乏でも金持ちでも幸せにならねばならない。
日本が独立国として存在し続けることが、まず幸せの条件だ。
そこが基本だ。そのためには、政治家は何をするかだ。
日本人は、そのために政治家を選ばねばならない。
子ども手当てが欲しいからなんてことで民主党を選んだから災害の復興が遅れているのだ。違うか?
~~~~~~
ついていたコメント。↓
大阪の北部在住です。家は半壊しました。伯母の家も北部で全壊でした。この地震の丁度、一年前、アメリカで地震があり、橋が崩落したんじゃないかな?そのときニュースステーションで現地の日本人専門家が、「日本では地震でもこんな崩落はおきないです」と超楽観的なコメント。しかし阪神高速倒壊など甚大な被害がでました。あのとき、社会党の対応はよくないと思いましたが、今回の民主にくらべればまだまだ素早かったと思いました。
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レアアース高騰で家庭用エアコン値上げ
フジサンケイ ビジネスアイ 9月2日(金)8時15分配信
三菱電機は1日、11月上旬から順次発売する家庭用エアコン10機種の価格を5~15%引き上げ、平均で約1万円値上げすると発表した。エアコンの基幹部品の素材であるレアアース(希土類)やレアメタル(希少金属)の高騰が止まらないため。新機種のエアコン「霧ケ峰ムーブアイ」では、冷房と送風運転を自動で切り替える業界初の機能を搭載。従来モデルより消費電力を夏に約3割、冬も約1割抑えられるという。市場想定価格は20万8000~33万8000円前後。独自開発のセンサーで人の位置や体感温度を感知し、冷房と送風を自動で切り替える。送風時の消費電力は扇風機より少ない。暖房時も消費電力を抑えた運転に自動で切り替わり、天井にたまった暖かい空気を循環させる。
フジサンケイ ビジネスアイ 9月2日(金)8時15分配信
三菱電機は1日、11月上旬から順次発売する家庭用エアコン10機種の価格を5~15%引き上げ、平均で約1万円値上げすると発表した。エアコンの基幹部品の素材であるレアアース(希土類)やレアメタル(希少金属)の高騰が止まらないため。新機種のエアコン「霧ケ峰ムーブアイ」では、冷房と送風運転を自動で切り替える業界初の機能を搭載。従来モデルより消費電力を夏に約3割、冬も約1割抑えられるという。市場想定価格は20万8000~33万8000円前後。独自開発のセンサーで人の位置や体感温度を感知し、冷房と送風を自動で切り替える。送風時の消費電力は扇風機より少ない。暖房時も消費電力を抑えた運転に自動で切り替わり、天井にたまった暖かい空気を循環させる。
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成23年(2011) 8月25日(木曜日)弐
通巻第3406号
平成23年(2011) 8月25日(木曜日)弐
通巻第3406号
レアアース輸出削減戦術と価格暴騰はすべて温家宝の策略だった
ハイテク企業はレアアース確保のため、中国に工場進出せざるをえない
****************
温家宝首相、じつは鉱山学、地質学を修め、宝石の鑑定ができるという異能がある。ブレジネフが冶金工学の専門家出身だったように、温家宝は地質学者でもある。かれの率いる国務院は直属企業をいくつか持っている。日本に強いてあてはめると首相官邸直営企業、それもコングロマリット。
とうとう昭和電工は中国にレアアースの加工工場を移転することを決めた。多くの特許と製造ノウハウをもって。
同様に日米のハイテク企業数社がつづく。
中国がレアアースの輸出を事実上中断し、供給をタイトにしてから日本は騒ぎ出した。米国は中国のレアアース輸出制限はWTO違反として提訴した。
いうまでもなくレアアースはハイブリッドカー、LED、液晶パネルに欠かせない原材料。中国が世界供給の90%を寡占し、かつ輸出にあたっては税金をかけ(輸出税もしくは付加価値税)、数量を制限(クォータ)し、とどのつまりは日米の製造工場が生産を続行できなくなった。
内蒙古省のレアアース生産現場は「団派」の利権とされる。価格高騰と当該企業の株式取引で、かれらは大儲けをしたと推定された。
現実にレアアースは屯あたり3000ドル台だったものが、8月現在、屯あたり11万ドルに跳ね上がっている。
つぎの国務院総理に最短距離にいるのは李克強(副首相)。団派のライジングスターである。
こうみてくると、レアアースにまつわる産業陰謀を企んだのは温家宝首相である、とヘラルドトリビューンが「断定」している(同紙、8月25日付け)。
最終的狙いは何だったか?
「それはハイテク特許とノウハウを持つ西側企業が中国に工場を移転させることにある」。
◎
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◆BOOKREVIEW ◆書評
韓国って、これほど哀れな国民性で成り立っているのか
本当の知識人が韓国から逃げ出す理由も納得がいく辛口批判の集大成
♪
室谷克実・三橋貴明『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』(PHP)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
「韓流ドラマ」は歴史をねつ造しての日本人を洗脳する心理戦争の一環である。韓国の「文化対策」の予算が日本の広告代理店とテレビ局に流入しているのだ、といきなり衝撃的発言が本書からも飛びだした。
韓国通のふたりの論客、呼吸ぴったりの掛け合い漫才風。これほど面白く、同時に内容の詰まった本を読んだのは久しぶりである。データに裏打ちされているので韓国批判は痛快、いや読後感としては韓国民が哀れ。
室谷さんは時事通信ソウル特派員時代がながく、帰国後も時事通信の出す雑誌、ニューズレターの編集長、宇都宮支局長をへて定年退職後、旺盛な書き手となった。室谷さんを紹介してくれたのは池東旭さんだったと記憶するが、ともかく付き合いが長い。体育会系の風貌とは逆に、とてもシャイな人である。
ところが書かれる著作はずばぬけて衝撃的な韓国批判であり、近作『日韓がタブーにする半島の歴史』(新潮選書)は、斯界に話題をさらった。
三橋さんとは桜チャンネルの討論番組で初めてあって、そのとき彼がスタジオに持ち込んだ小型コンピュータのなかから、次々と事実を客観的にあらわすグラフ、データが詰まっている。この「新兵器の持ち主」という強烈な印象がある。
その後、おなじ番組で何回か一緒なので、だいたい何を言われるかの見当はついていた。
ところがよく知っているつもりだった二人が、韓国経済、韓国歴史、その国民性について機関銃のように語り始めるや、おもわず膝を打ったり、なるほど、そうだったのか、え、そんな歴史的経緯があったのか、と読みはじめるとトイレにも行かず一気に終わりまで読んでしまった。
四半世紀ほど前、池東旭さんと語り合って評者(宮崎)は『兄弟だから許せない』『日韓,日朝 ホンネとタテマエ』の弐冊の対談集を出したことがある。そのときも、韓国人の見栄っ張り、たとえば大型テレビを外から見えるように応接間におくが、テレビは映らない。文学全集を書棚に飾っているが、中身は空っぽ。あれほど反日を唱えるのに,日本にきたらほっと安心する韓国人とは一体なにものなのか、と討論したものだった。朝鮮民族のキャラに関しては拙著『拉致』に十分に書き込んだ。
さて本書で、室谷・三橋対談も同様なテーマをうんと掘り下げ、卑近な例証を夥しくあげている。
その新鮮な批判の眼が面白い。
「ウリジナル」というのは「なんでも韓国が発明」という例のビョウキ。ウリとオリジナルをかけている。活版印刷は韓国が発明したと自画自賛するが、証拠としてでてきた活版は鏡文字ではなかった。
天皇が韓国から来たとか、ソメイヨシノも韓国がオリジンとか、その誇大妄想的な発想の基本に横たわるのは、「外華内貧」というぬきがたい民族の性格である。
慰安婦強制連行があっと言い張って,その証明だと韓国がだしてきたポスターは、慰安婦大募集の広告だった。これは自らなかった事実を証明する『証拠』となった。『強制連行』だったら募集する筈はなく、慰安婦の給与は当時の軍将校なみだった。
こうした嘘を平気でつく人たちの代理人となって日本で韓国礼賛をいう政治家、歴史学者は、真実を証明しようという学問的欲求はないらしい。政治家が朝鮮半島に異様にすりよるのは「どいた 過去」(土井たか子)でもうたくさんだ。
ふたりはこう言う。
室谷「盧武鉉大統領が、あまりにもひどかった。格好つけ優先で、『波長が合う』無能の素人を重用した。反米、反日、親北で、つねに本人や側近の金銭スキャンダルの大洪水」
三橋「李明博政権は、国内では企業の寡占状態を容認しました。たとえば、現代自動車の国産自動車市場におけるシェアは、傘下の起亜自動車を含めると八割を超えています。家電に至っては、大手はLGとサムソンの二社しかない」
ブッシュ大統領は訪米した盧武鉉との記者会見で怒り心頭、盧武鉉を指さして「この男」(This Man)と言ってましたね。
韓国の自動車のエンジンは日本製だったし、高性能半導体の中枢部品はいまも日本から輸入しているんですよね。
室谷「政府の国債発行権は、IMFに枠をはめられています。一方、中央銀行が出すのは通貨安定証券で、これなら国債ではないから問題ないというのがOINK便法です」(OINKとはオンリー・イン・コリア(韓国でしかありえないことを意味する造語)。
三橋 「IMF危機後、外貨がかなり入っています。株価が一番下がったときに金融自由化がおこなわれた結果、韓国企業の株が外資に大量に買われ(中略)、つまり、韓国は、外国人の株主と財閥のオーナーだけが儲かっている社会」となりはてた。
そうそう、韓国大手企業の株式は過半がアメリカ人。純粋な韓国企業は少ない。
室谷「韓国財閥の首脳、産業界のトップとは、まるで前科者の集まりではありませんか。罪状の大部分は,財閥を息子に譲るための生前贈与に伴う脱税や横領」
三橋 「韓国は企業の生み出した利益や付加価値ではなく単純に売り上げを合計して誇っていた(つまりGDP統計もすこぶる怪しい)」
それでもあなたは「日本企業は韓国に見習え」などと頓珍漢なことを言っている日本の学者、マスコミを信用しますか?
△ △ △
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
(読者の声1)民主党の代表選挙が迫ってきたら、有名な漫才師が辞めると言いだして、マスコミの話題になっています。
これは、民主党の代表選挙を国民から隠すためではないか、と勘ぐってしまいます。この漫才師もグルなのでしょうか。
前原が朝鮮人から金をもらっていたことは日本の国家と国民への裏切りであり時効はありません。
(東海子)
(宮崎正弘のコメント)民主党の代表選、子供会の役員を決めるような稚拙、幼稚、馬鹿の混合体という印象が拭えませんね。
♪
(読者の声2)リビア独裁体制はようやく断末魔、はやくからカダフィ体制崩壊を予想されてきた貴誌、カダフィはどこに隠れているのでしょうか?
また欧米各国の空爆が、カダフィ体制崩壊の真因と言われていますが、それが、今後の世界政治にどういう影響がありますか
(YU生、山梨)
(宮崎正弘のコメント)第一にリビアの今後の石油、当然ながら空爆に貢献した欧米に優先的に輸出されるでしょう。カダフィに近かった中国は空爆に協力しなかったし、エンジニアは三万六千人が逃げ出したし、新政権が中国に距離をおくのは当然でしょう。
第二にカダフィの個性ですが、『殉教』と言っていたのですから逃げ隠れは美しくありませんね。イスラムの美意識からも遠いのでは?
第三はトリポリでカダフィの軍に事実上軟禁されてホテルから一歩も出られなかった西側新聞記者(アルジャジーラや中国も含む)数十名のなかに、さて日本人記者はゼロ。この事実は何を意味するのでしょうか?
日本はやっぱりマスゴミですか。
♪
<宮崎正弘の最新刊>
『中国は日本人の財産を奪いつくす!』(256p並製、徳間書店 1260円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4198631565/
♪
<宮崎正弘のロングセラー>
『自壊する中国』(文藝社文庫、672円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4286109364/
『震災大不況で日本に何が起こるのか』(徳間書店、1260円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4198631670/
『中東民主化ドミノは中国に飛び火する』(双葉社新書、880円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4575153753/
『ウィキリークスでここまで分かった世界の裏情勢』(並木書房、1470円)
『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)
『上海バブルは崩壊する』(清流出版、1680円)
<宮崎正弘の対談シリーズ>
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
(C)(有限会社)宮崎正弘事務所 2001-11 ◎転送自由。転載は出典明示。
韓国って、これほど哀れな国民性で成り立っているのか
本当の知識人が韓国から逃げ出す理由も納得がいく辛口批判の集大成
♪
室谷克実・三橋貴明『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』(PHP)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
「韓流ドラマ」は歴史をねつ造しての日本人を洗脳する心理戦争の一環である。韓国の「文化対策」の予算が日本の広告代理店とテレビ局に流入しているのだ、といきなり衝撃的発言が本書からも飛びだした。
韓国通のふたりの論客、呼吸ぴったりの掛け合い漫才風。これほど面白く、同時に内容の詰まった本を読んだのは久しぶりである。データに裏打ちされているので韓国批判は痛快、いや読後感としては韓国民が哀れ。
室谷さんは時事通信ソウル特派員時代がながく、帰国後も時事通信の出す雑誌、ニューズレターの編集長、宇都宮支局長をへて定年退職後、旺盛な書き手となった。室谷さんを紹介してくれたのは池東旭さんだったと記憶するが、ともかく付き合いが長い。体育会系の風貌とは逆に、とてもシャイな人である。
ところが書かれる著作はずばぬけて衝撃的な韓国批判であり、近作『日韓がタブーにする半島の歴史』(新潮選書)は、斯界に話題をさらった。
三橋さんとは桜チャンネルの討論番組で初めてあって、そのとき彼がスタジオに持ち込んだ小型コンピュータのなかから、次々と事実を客観的にあらわすグラフ、データが詰まっている。この「新兵器の持ち主」という強烈な印象がある。
その後、おなじ番組で何回か一緒なので、だいたい何を言われるかの見当はついていた。
ところがよく知っているつもりだった二人が、韓国経済、韓国歴史、その国民性について機関銃のように語り始めるや、おもわず膝を打ったり、なるほど、そうだったのか、え、そんな歴史的経緯があったのか、と読みはじめるとトイレにも行かず一気に終わりまで読んでしまった。
四半世紀ほど前、池東旭さんと語り合って評者(宮崎)は『兄弟だから許せない』『日韓,日朝 ホンネとタテマエ』の弐冊の対談集を出したことがある。そのときも、韓国人の見栄っ張り、たとえば大型テレビを外から見えるように応接間におくが、テレビは映らない。文学全集を書棚に飾っているが、中身は空っぽ。あれほど反日を唱えるのに,日本にきたらほっと安心する韓国人とは一体なにものなのか、と討論したものだった。朝鮮民族のキャラに関しては拙著『拉致』に十分に書き込んだ。
さて本書で、室谷・三橋対談も同様なテーマをうんと掘り下げ、卑近な例証を夥しくあげている。
その新鮮な批判の眼が面白い。
「ウリジナル」というのは「なんでも韓国が発明」という例のビョウキ。ウリとオリジナルをかけている。活版印刷は韓国が発明したと自画自賛するが、証拠としてでてきた活版は鏡文字ではなかった。
天皇が韓国から来たとか、ソメイヨシノも韓国がオリジンとか、その誇大妄想的な発想の基本に横たわるのは、「外華内貧」というぬきがたい民族の性格である。
慰安婦強制連行があっと言い張って,その証明だと韓国がだしてきたポスターは、慰安婦大募集の広告だった。これは自らなかった事実を証明する『証拠』となった。『強制連行』だったら募集する筈はなく、慰安婦の給与は当時の軍将校なみだった。
こうした嘘を平気でつく人たちの代理人となって日本で韓国礼賛をいう政治家、歴史学者は、真実を証明しようという学問的欲求はないらしい。政治家が朝鮮半島に異様にすりよるのは「どいた 過去」(土井たか子)でもうたくさんだ。
ふたりはこう言う。
室谷「盧武鉉大統領が、あまりにもひどかった。格好つけ優先で、『波長が合う』無能の素人を重用した。反米、反日、親北で、つねに本人や側近の金銭スキャンダルの大洪水」
三橋「李明博政権は、国内では企業の寡占状態を容認しました。たとえば、現代自動車の国産自動車市場におけるシェアは、傘下の起亜自動車を含めると八割を超えています。家電に至っては、大手はLGとサムソンの二社しかない」
ブッシュ大統領は訪米した盧武鉉との記者会見で怒り心頭、盧武鉉を指さして「この男」(This Man)と言ってましたね。
韓国の自動車のエンジンは日本製だったし、高性能半導体の中枢部品はいまも日本から輸入しているんですよね。
室谷「政府の国債発行権は、IMFに枠をはめられています。一方、中央銀行が出すのは通貨安定証券で、これなら国債ではないから問題ないというのがOINK便法です」(OINKとはオンリー・イン・コリア(韓国でしかありえないことを意味する造語)。
三橋 「IMF危機後、外貨がかなり入っています。株価が一番下がったときに金融自由化がおこなわれた結果、韓国企業の株が外資に大量に買われ(中略)、つまり、韓国は、外国人の株主と財閥のオーナーだけが儲かっている社会」となりはてた。
そうそう、韓国大手企業の株式は過半がアメリカ人。純粋な韓国企業は少ない。
室谷「韓国財閥の首脳、産業界のトップとは、まるで前科者の集まりではありませんか。罪状の大部分は,財閥を息子に譲るための生前贈与に伴う脱税や横領」
三橋 「韓国は企業の生み出した利益や付加価値ではなく単純に売り上げを合計して誇っていた(つまりGDP統計もすこぶる怪しい)」
それでもあなたは「日本企業は韓国に見習え」などと頓珍漢なことを言っている日本の学者、マスコミを信用しますか?
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読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE 読者之声
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(読者の声1)民主党の代表選挙が迫ってきたら、有名な漫才師が辞めると言いだして、マスコミの話題になっています。
これは、民主党の代表選挙を国民から隠すためではないか、と勘ぐってしまいます。この漫才師もグルなのでしょうか。
前原が朝鮮人から金をもらっていたことは日本の国家と国民への裏切りであり時効はありません。
(東海子)
(宮崎正弘のコメント)民主党の代表選、子供会の役員を決めるような稚拙、幼稚、馬鹿の混合体という印象が拭えませんね。
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(読者の声2)リビア独裁体制はようやく断末魔、はやくからカダフィ体制崩壊を予想されてきた貴誌、カダフィはどこに隠れているのでしょうか?
また欧米各国の空爆が、カダフィ体制崩壊の真因と言われていますが、それが、今後の世界政治にどういう影響がありますか
(YU生、山梨)
(宮崎正弘のコメント)第一にリビアの今後の石油、当然ながら空爆に貢献した欧米に優先的に輸出されるでしょう。カダフィに近かった中国は空爆に協力しなかったし、エンジニアは三万六千人が逃げ出したし、新政権が中国に距離をおくのは当然でしょう。
第二にカダフィの個性ですが、『殉教』と言っていたのですから逃げ隠れは美しくありませんね。イスラムの美意識からも遠いのでは?
第三はトリポリでカダフィの軍に事実上軟禁されてホテルから一歩も出られなかった西側新聞記者(アルジャジーラや中国も含む)数十名のなかに、さて日本人記者はゼロ。この事実は何を意味するのでしょうか?
日本はやっぱりマスゴミですか。
♪
<宮崎正弘の最新刊>
『中国は日本人の財産を奪いつくす!』(256p並製、徳間書店 1260円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4198631565/
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<宮崎正弘のロングセラー>
『自壊する中国』(文藝社文庫、672円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4286109364/
『震災大不況で日本に何が起こるのか』(徳間書店、1260円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4198631670/
『中東民主化ドミノは中国に飛び火する』(双葉社新書、880円)
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『ウィキリークスでここまで分かった世界の裏情勢』(並木書房、1470円)
『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)
『上海バブルは崩壊する』(清流出版、1680円)
<宮崎正弘の対談シリーズ>
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
(C)(有限会社)宮崎正弘事務所 2001-11 ◎転送自由。転載は出典明示。