海保と警察合同で反捕鯨団体を取り締まる訓練 | 日本のお姉さん

海保と警察合同で反捕鯨団体を取り締まる訓練

和歌山県ニュース
イルカ漁妨害対策で訓練 海保と警察合同 和歌山・太地

イルカ漁妨害対策で訓練 海保と警察合同 和歌山・太地朝日新聞イルカや小型クジラの漁が行われている和歌山県太地町で27日、漁を違法に妨害する反捕鯨団体を取り締まる訓練があった。第5管区海上保安本部と県警が合同で初めて実施。港に侵入していけすの網を切った活動家役を逮捕したり、不審船に見立てたゴムボートを追跡したり ...and more ≫ [ 2011年7月28日
10時59分 ]
http://wakayama.alkt.net/modules/new/?query=%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E6%BC%81%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%A7%E8%A8%93%E7%B7%B4+%E6%B5%B7%E4%BF%9D%E3%81%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%90%88%E5%90%8C+%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E3%83%BB%E5%A4%AA%E5%9C%B0

シー・シェパード抗議船が英国で差し押さえ 日本政府が取るべき打開策のヒント
2011.8.7 18:00 (1/3ページ)

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5月、フランス南部の港で、抗議船ブリジット・バルドー号と一緒に撮影に応じたシー・シェパードのポール・ワトソン代表(AP)
 日本の捕鯨船を襲撃する反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)の抗議船スティーブ・アーウィン号が先月15日、寄港先の英シェットランド諸島で、地元の裁判所に差し押さえられた。妨害活動で損害を被ったマルタの水産業者が英国で民事訴訟を起こし勝訴、裁判所がその賠償額に値する資産を担保にするためだった。SSは結局、52万ポンド(6800万円)の供託金を納め、抗議船の差し押さえ措置を解いた。これまで、SSの猛威を抑えきれなかった日本政府にとって、マルタの業者の“一刺し”は、現状を打開するための突破口になるかもしれない。(佐々木正明)
 SSは昨年6月、地中海でクロマグロ漁妨害キャンペーンを実施。抗議船スティーブ号を派遣し、マルタの水産業者「Fish and Fish」(フィッシュ アンド フィッシュ)が所有する巨大いけすの網を切って、中を回遊してクロマグロ約600匹を海洋に逃した。
 SSはフィッシュ社が「クロマグロを密漁している」と言い張り、一方、フィッシュ社は「漁業許可を得た合法的な漁だ」と主張した。しかし、この“事件”は各国の管轄権があいまいな海域で発生し、結局、SSの責任追及の動きは起こらぬまま、推移した。
 しかし、フィッシュ社は着々とSSの責任を問う機会をうかがっていた。日本が南極海の調査捕鯨妨害に手を焼いていた2月、フィッシュ社は、英国で損害賠償請求訴訟を起こした。マルタではなく、英国の裁判所に提訴した大きな理由は、SSがロンドンに支部を持ち、一定の資産を保有していたからだった。
関係者によると、SSはこの訴訟にまったく対応せず、結果、6月にフィッシュ社が勝訴。裁判所はSSに約70万ポンド(9100万円)の損害賠償金を支払うよう命じた。しかし、SSは判決を不服として控訴した。
 スティーブ号差し押さえはこの最中に起こった。SSは7月から、北大西洋に浮かぶデンマーク領フェロー諸島で、伝統の捕鯨に妨害を加えようと新たなキャンペーンを企てていた。スティーブ号は補給のため、シェットランド諸島に寄港。フィッシュ社はこの動きを察知し、地元の裁判所に船の差し押さえを申請し、これが認められた。
 裁判所は、スティーブ号の資産価値から、差し押さえを解除するための供託金を52万ポンドに設定した。8月上旬、SSは同等の額を納め、措置を解いた。スティーブ号は翌日、出港。フェロー諸島には、すでにもう1隻の抗議船が到着しており、今後、2隻態勢で漁に圧力を加えるとみられる。
 SSをめぐるこの国際的な司法での争いは、日本政府にとってSS問題打開策のヒントがつまっている。これまで、日本政府は、SS抗議船の船籍国であるオーストラリアやオランダに対し、あくまで刑事事件としてSSを厳重に取り締まるよう要請してきた。しかし、両国は日本の調査捕鯨に異議を唱える反捕鯨国であり、日本側の要請に迅速に応えてはこなかった。
 ところが今回の差し押さえ措置は民事訴訟における裁判所の決定だ。一定期間だったが、抗議船の航行を封じ、SSに金銭的な負担も負わせた。関係者によると、SSに対する判事の心証はかなり悪く、今回の迅速な措置もそうした状況が強く反映されたものではないかという。
また、今回の動きは英国で起こった。SSの英国支部は近年、寄付収入を増額させており、銀行口座にもかなりの資金を蓄えているとみられている。民事訴訟で勝訴すれば、結局は苛烈な妨害にまわされる活動資金を封じることもできる。
 SSの本部は米国にある。年間報告書によれば、一昨年の寄付収入は約1000万ドル(約8億円)。調査捕鯨で、SSの妨害により捕鯨頭数を確保できなかったことで、日本側が被った累積被害額は数億円単位にも上るとされる。
 民事訴訟で勝訴すれば、被害額を回復できる上、SSに経済的な打撃を与えることもできる。海賊行為や、国内のエコテロリズムに厳しい措置を取る米国で、日本側が法廷闘争を試みる検討余地は十分にある。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110807/erp11080718000007-n1.htm

戦場カメラマン渡部氏がシー・シェパード代表に直撃 「日本に行く」と代表が明言
2011.7.2 12:00 (1/4ページ)

シー・シェパード(SS)が北アフリカ・リビア沖で展開したクロマグロ漁妨害キャンペーンでは、SSの新ヘリMD550Eも導入された(AP)
 国際指名手配犯、ポール・ワトソン容疑者(60)率いる米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)が6月、地中海に抗議船2隻を展開させ、地元のクロマグロ漁に過激な妨害を加えた。身勝手な論理と暴力で活動をPRし、「今すぐ寄付を」と呼び掛けるSS。地中海の後は、デンマーク・フェロー諸島の伝統捕鯨を標的にするという。その一方で、南極海調査捕鯨妨害を継続することも公表し、ワトソン代表は2日放送のフジテレビの番組で、戦場カメラマン、渡部陽一氏のインタビューに対して、ついに「日本にも行く」と言い出した。(佐々木正明)
7月2日21:00~フジテレビ系列で放送 土曜プレミアム
「渡部陽一が撮った! これが世界の『戦場』だ 突撃!サムライジャーナリスト」
渡部陽一氏ブログ「戦場からこんにちは」
 SSの地中海クロマグロ漁妨害は今年で2回目となる。昨年は洋上でクロマグロを養殖している巨大いけすに船ごと体当たりして網を切り裂き、700-800匹の魚を大洋に逃がした。地元の漁師らは経済的な打撃をうけたほか、小競り合いの際に負傷し、ヘリコプターで緊急搬送される事態にまで陥った。
 今年は抗議船、スティーブ・アーウィン号(全長53メートル、オランダ船籍)とブリジット・バルドー号(35メートル、オーストラリア船籍)を北アフリカ・リビア沖に派遣。リビア政府軍との戦闘が続く北大西洋条約機構(NATO)軍の艦船が付近洋上を警戒航行する中、6月上旬から漁船の監視活動を開始した。
 法的根拠はまったくないのに、「国連世界自然憲章により、違法操業を監視する権利がある」と勝手に主張し、漁船が少しでも不審な動きをすれば、妨害を加えるという。日本たたきの姿勢は、ここでも変わらず、ワトソン代表は、個体数が激減しているクロマグロの取引で、「ミツビシが数十億ドルの利益を稼いでいる」と根拠のない出任せの批判をふりまいた。
 6月11日には、チュニジア船籍の漁船と衝突。SSは、チュニジア船を違法操業と決めつけ接近し、漁船に放水砲を噴射したほか、割れると強い異臭が漂う酪酸弾を投げ入れた。
 チュニジア船が防御のため反撃すると、今度は自らが被害者といわんばかり、その様子を写真や映像におさめ、ネット上で公表した。そのページには「海での私たちの仕事をサポートしてください。今すぐ寄付を」とするメッセージがついており、過激な妨害や派手な宣伝が資金目的であることがわかる。
 抗議船2隻は6月下旬、リビア沖からスペインのバルセロナに寄港。今後、北大西洋に浮かぶデンマーク領・フェロー諸島に向かい、現地で行われている伝統のゴンドウクジラ漁の妨害に乗り出す。ブリジット号は7月上旬に国際捕鯨委員会(IWC)年次総会が開催されるドーバー海峡の英領チャネル諸島へ寄港し、示威行動を行う。
 一方、ワトソン代表は空路、米国へ帰国を果たし、フジテレビ系列で7月2日放送の番組「渡部陽一が撮った!これが世界の『戦場』だ。突撃!サムライジャーナリスト」のテレビ収録に臨んだ。この番組は、渡部氏が、世界のニュースの現場を直接取材し、お茶の間に「日本人の知らない真実」を伝えるという内容で、その内の1つの企画として、渡部氏がSSのワトソン代表に直撃するコーナーが組まれた。
 インタビューは、米国と東京のスタジオをネット回線で中継して行われ、渡部氏は近年の捕鯨船に対する暴力行為の数々を追及。ワトソン代表は「われわれが行っているのは、『攻撃的な非暴力』であり、クジラを殺す日本の方が暴力的だ」と自説を展開し、渡部氏の批判をけむにまいた。
 ワトソン代表はこれまでも、反捕鯨国のテレビ局でトーク番組に何度もゲスト出演を果たしているが、今回のように、批判や追及一辺倒の局面はほとんどなく、収録が進むにつれ、次第に苛立ちを見せ始めた。
 渡部氏が独特の口調で「嘘と暴力はいけない」と諭し、「日本を訪れ、日本であなたの主張を述べればいい」などと促すと、ワトソン代表は当初、「あなたの方が南極海に来たらいいではないか」と反論していたが、最後には「では、日本に行く。ただし、今年、日本が南極海の調査捕鯨をやめたらだ」と明言した。
 日本では海上保安庁が傷害容疑でワトソン代表の逮捕状を用意しており、実際に来日すれば、刑事訴追される可能性が濃厚。そのため、来日の実現性は不透明だが、渡部氏の気迫に、ワトソン代表が“根負け”するという形になった。先月30日、SSは公式HPで、年末の調査捕鯨妨害を予定していることを公表した。キャンペーン名を「カミカゼ(神風)作戦」と名付けて、敵対姿勢を鮮明にし、日本側を挑発した。
 かつて、ワトソン代表は捕鯨国アイスランドに対して、同様の発言を故意に仕向けたことがあり、今回の「日本に行く」発言の真意をめぐり、今後、日本の捕鯨関係者や治安関係者をやきもきさせそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110702/mds11070212010002-n1.htm