チュウゴクの偽新幹線は安全に問題ないけど、部品が燃えて誤作動しただけだって。危険ってことだよね?
<中国高速鉄道>一部車両リコール 北京-上海の運行本数減
毎日新聞 8月11日(木)23時19分配信
【北京・成沢健一】中国国営新華社通信は11日、北京-上海間の高速鉄道(中国版新幹線)で使われている、ドイツ・シーメンス社の技術を基に開発された車両「CRH380BL」型について、製造元の「中国北車」が相次ぐ故障を理由に回収・修理(リコール)することを決めたと伝えた。現在の運行本数が16日から4分の3に減少する。
北京-上海間は「CRH380BL」型のほか、川崎重工業などの技術を基に「中国南車」が開発した「CRH380AL」型が主力車両として使われている。6月末の開業後に発生した故障38件のうち、37件が北車の車両で、すでに出荷の停止を決めていた。
また鉄道省当局者は11日、すでに減速を実施している北京-上海間以外の高速鉄道の減速は16、28の両日に分けて行うと明かした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110811-00000129-mai-cn
北京・上海高速線:車両問題「安全に影響なし、部品が燃えるだけ」
サーチナ 8月11日(木)13時12分配信
中国北方機車車輛工業集団公司(中国北車)に属する長春軌道客車の趙明花副総経理は、北京・上海高速鉄道(京滬高速鉄路)に納入している車両の工場出荷を停止していることについて「安全性に問題はない」、「部品の絶縁が悪く、焼け焦げるなどで誤作動しているだけ」などと説明した。解放牛網などが報じた。
中国北方機車車輛工業集団公司(中国北車)が納入しているのは、ドイツのシーメンスから導入したCRH3を土台に、同社が改造して作ったCRH380BL型車両(編成)。パンタグラフが下がり動力を失ったり、車軸の温度センサーが誤作動するなどの故障を繰り返したため、10日までに、工場出荷の一時停止を決めた。
趙副総経理は工場出荷の停止について「走行に問題が出るだけ。安全には影響がない」などと主張。問題が発生しているのは「他社から購入しているセンサーなどの部品。絶縁が悪く焼け焦げるなどで誤作動が発生している」ことが検査で分かったという。趙副総経理によると、約1カ月をかけて、あらためて同型車両を調べるという。
京滬高速鉄路に車両の納入しているもうひとつの会社は、(中国北車)とならんで中国二大鉄道車両メーカーである中国南方機車車輛工業集団公司(中国南車)だ。同社は日本のE2系1000番台新幹線電車をベースにした、CRH380AL型車両を納入している。
中国南車は同型車両の問題について動きを見せていないが、中国北車のCRH380BL型車両と同様に故障している模様だ。10日午前にはCRH380AL型車両を使った上海虹橋発北京南行きのG14列車が、途中で走れなくなり、回復するまでに約1時間遅れた。
京滬高速鉄路で多発する「停車」については、「乗客のマナー」にも問題があるとの声がある。全車両禁煙であるにもかかわらず隠れてたばこを吸う人がいるため、火災報知システムが作動して自動的に停車する事態が発生しているという。
中国は高速鉄道路線が完成する前の2007年に、まず高速鉄道用車両を導入した。その際にも、緊急脱出用のハンマー、トイレ便座の温度調整つまみ、給水機の自動蛇口、トイレットペーパーの巻き芯など備品の持ち去り、通風口へのごみのねじ込み、非常用ボタンのいたずらなどが相次いで問題になった。(編集担当:如月隼人)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110811-00000038-scn-cn