月2日までに債務上限の引き上げができなければ、格下げとなる可能性
米国債格下げの恐れも=債務上限の協議難航で―ムーディーズが警告
時事通信 7月14日(木)6時57分配信
【ニューヨーク時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、オバマ政権・民主党と野党共和党による連邦政府の債務上限引き上げをめぐる協議が難航しているため、現在最上級の米国債の格付け「Aaa」を引き下げ方向で見直すと警告した。
米財務省によるデフォルト(債務不履行)回避のための資金繰り策が期限を迎える8月2日までに債務上限の引き上げができなければ、格下げとなる可能性がある。その場合、米国経済の信用力は低下し、株、債券、通貨すべてが売り込まれる「米国売り」が発生する恐れもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110714-00000027-jij-int
フィッチ、ギリシャを格下げ=「CCC」に3段階
時事通信 7月14日(木)6時19分配信
【ニューヨーク時事】格付け大手フィッチ・レーティングスは13日、ギリシャの格付けを「Bプラス」から「CCC」に3段階引き下げたと発表した。変更前も既に投資不適格級だったが、欧州諸国などからの第2次支援策がまとまっていないことや、支援策に対する民間債権者の関与をめぐる不確実性が高まっていることを背景に一段と引き下げた。フィッチは「CCC」の格付けについて、「デフォルト(債務不履行)が現実になる可能性がある」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110714-00000022-jij-int