リビアはどうなった?
NATO事務総長「対リビア作戦を続行」、イタリアは停戦呼び掛け
2011年 06月 24日 11:51 JST
[トリポリ 23日 ロイター] 北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は23日、対リビア軍事作戦を続行すると表明した。同作戦をめぐっては、イタリアが人道支援を円滑に行うことを目的に停戦を呼び掛けていた。
ラスムセン事務総長は仏紙フィガロとのインタビューで、イタリアの呼び掛けとは反対に、「(軍事作戦を)継続し、終戦まで見届ける」と述べた。市民への攻撃の終結、武装勢力の駆逐、あらゆる地域での人道支援の実施という軍事目標を達成するため、必要な時間を費やすと強調した。
NATOは、リビアの首都トリポリから約170キロ東の町ズリタンの近郊で22日に攻撃を行い、武装車両13台やロケット弾発射装置などを排除したと発表。反体制派のスポークスマンは、NATOの攻撃でカダフィ支持派200人以上が死亡したとし、このような軍事作戦が続行されれば見通しは明るいと述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21873120110624?rpc=122
リビア首都の反体制活動家、フェイスブック遮断で勢いに陰りも
2011年 06月 26日 11:12 JST
[トリポリ 24日 ロイター] リビアの首都トリポリでカダフィ政権に対する抗議デモがスタートした当時、活動家らは交流サイト「フェイスブック」などを情報交換の手段に利用していたが、政府がインターネットを遮断したことで、その活動の勢いに陰りが見え始めている。
チュニジアやエジプトの政変では、反体制派の活動家らがフェイスブックや短文投稿サイト「ツイッター」を駆使して組織化された運動を行った結果、2人の大統領が辞任に追い込まれた。
リビア当局がインターネットや携帯電話のメールサービスを遮断したことは、チュニジアやエジプトから教訓を得たことを示しているのかもしれない。
若い女性が参加する組織に属しているリビアの活動家は、「運動を始めた初期のころは、いつもフェイスブックを使っていた。今は政府が通話にも監視を光らせ、インターネットも携帯メールもできず、連絡を取り合うことが難しくなってきている」と話した。
情報交換の手段については「基本的には口伝え。電話で話すときは暗号を用いている」と説明。この活動家はロイターの記者に対し、当局に逮捕されることを恐れて身元や取材場所は伏せてほしいと求めてきた。
<密告者の網に警戒>
トリポリの反体制活動家らは、ソーシャルメディア時代より前の時代に逆戻りしなければならないと口をそろえる。活動家らはフェイスブックやツイッターでネットワークを構築できないため、「昔ながらの方法」で周辺地域の同志とコンタクトを取らざるを得ない状況に置かれている。
サリムという名前を使った活動家は「他のグループと接触することが困難になった。強い恐怖感を覚えるようになり、お互いを信頼できないのが現状だ」と胸の内を明かした。
活動家らは政府による盗聴に注意を払うことに加え、政府が仕掛けた密告者の網にも警戒。安全なインターネット環境を利用して、外部との連絡を維持している数少ない活動家の1人は、「政府が持つ唯一の強力な手段は密告者だ。われわれは密告者を一番恐れている」と強調した。
一方、カダフィ政権当局者は活動家らへの弾圧を否定。トリポリ市民の大半はカダフィ大佐を支持しており、政権に反対するのは犯罪者とアルカイダのメンバーぐらいだと主張している。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21892320110626
アフリカやアラブの国でいざこざがあれば、NATOやアメリカは
毎回、民衆を助けに入って権力者を攻撃して
権力者の妻や息子を爆死させているだろうか?
なぜ、リビアにだけ厳しい態度で攻撃するのか?
石油があるからに違いない。
チベットがチャイナに侵略されていても
国連は助けなかった。
チベットには石油がないから
どうでもいい国だと認識されたのではないか?
個人的には、リビアのカダフィ大統領がかわいそうだと感じる。
いったい、彼らにカダフィの妻と息子を爆死させる権利が
どこにあるのか?よその国の王様なのに。
カダフィを倒してもまた次のカダフィが出てくるだけでしょう。
民主的になったとしても選挙でもっと、きついイスラムの国になるだけじゃん。
ちょっとでも国民に自由を与えたら国民がフェイスブックやツイッターを使って
集まってデモをしだして国が崩壊するなら
チュウゴクや北朝鮮みたいに
国民にネットを自由に使わせなきゃいいってことになる。
テレビで韓国人の元メディア関係の仕事をしていた女性が
堂々と言っていた。
「自国の国民に国を覆されたくなければ
チュウゴクや北朝鮮みたいにネットを使わせなければいいんですよ。」
それだったら、チュウゴクと北朝鮮が自国の国民にしていることが
正しいということになる。
エジプトのムバラク大統領も
テレビで「民主的に選挙をする国にする。」と国民に約束したけど
結局、いのちが危ないってことで
国を出るはめになったし、側近も逮捕された。
裁判にかけられたら死刑にされるのだろう。
カダフィ大統領が間違っていたのか?
アラブのイスラム教徒たちは、
本当にみんなの意見を取り上げて民主的な国家を
作れるものなのだろうか?
今のトルコや以前のチュニジアの方が
女性にとっては自由度が高そうな気がする。
これからイラン化していくのか、
ヨーロッパのように民主化して国民の自由度が高まり、
女性の地位も欧米並みになっていくのか
見届けてやろうじゃないの。
NATOがカダフィ大統領を殺す気なら
カダフィ大統領は殺されてしまうだろう。
カダフィ亡き後、リビアが民主化するように
NATOは最後まで責任をもって指導していけるのか?
チュウゴクべったりのパキスタンみたいな国になってしまって
いつのまにかチュウゴクの助けで核開発を始めて
欧米やイスラエルにとっての新たな悩みの種になるだけじゃないのかな。
イスラムの国々は、みんな性格が荒々しいから
支配者が弱ければ国はまとまらない。国民は弱い大統領をバカにして倒そうとするだろうし、ある程度、力ずくで抑えないといけないところがあるような気がする。
B子ちゃんのお母さんは、カダフィは、自国民を殺し過ぎだから
NATOが動いたと言っている。
自国民を殺し過ぎる国はほかにも
たくさんあるけど、これからNATOは、他の国のことも
人道的であるように管理したいってことだね。
つまり、チュウゴクだって自国民を殺し過ぎたら
NATOがアメリカを誘ってチュウゴクを爆撃するってことだよね。