頂門の一針
1)孫正義が菅直人に「あと10年でもやれ」と喚いたのは、「何か利権でもなるのかな」と思ったのです。だが、菅の守備範囲に利権もあるのでしょうか。
また、彼が利権の一つや二つ持っていても、市民運動をやっていたらしくても、驚かない心構えができました。
菅がこのままやっていれば、正常に仕事をしている大企業は拠点を海外に移すことを本気で推進するでしょうし、そうでもないところは菅が目指したように潰れてしまうでしょう。そうなれば、菅を支援して来た孫正義にはチャンスが訪れるでしょう。
彼はもともと製造業を手掛けてこなかったのですから、拠点を何処に移すこともなく、焦土の中にそびえ立つ大企業グループになるかも知れません。
だが、相手とする得意先が何処に残っているのかなと、ふと気になりました。だが、私が知ったことではないでしょう。
あの昨夜のニュースで何度も「私の顔を見たくない人がいるでしょう」と叫んでいた菅の顔には寒気を感じさせられ、思わず“insanity”という言葉が浮かんできました。昨夜、稲田朋美は民主党は政党ではないと言っていましたが、「正当ではない」と書く方が当たっているでしょうか。(前田 正晶)
4)福島第一原発の惨状は目を覆うばかり。当初からメルトダウンはおろか、バラバラになった核燃料が容器を破ってその下に「メルトスルー」しているかもしれない(してるんだろう)、かなり早い時期から内部の核燃料は外気とツーツーになっていたなんてことが明らかになってきましたが、小出しにすることで関東圏でパニックが起こっていない。
「まさか、そんなことはないだろう」と、今日は昨日の続き、慣性を利用しながら徐々に閾値を現実に近づけるトリックなんだろうけど、昭和10年代はまさにこういうことの連続で20年の8月を迎えたのではなかろうか。
18年頃には、まだ東京に居るより満州の方が安全だと信じていた人達が少なくなかったとの由。
赤旗の記事が正しければ、都内も東側は1年で被爆総量が1ミリシーベルトだか(正確な数値は失念しました)を超えて、年間許容量の限界に達するということ。嘘か誠かはわかりかねるが...
政府も同じだ。ワル(小沢)とバカ(鳩)とズル(菅)で首相官邸も国会も廃墟と化している。
しかも、この3人の後に控えている者もヤクザ献金や外国人献金をはじめ、問題を抱えた最低のヨゴレばかりで、福島第一原発と同じだ。
目に見えない放射性物質拡散の代わりに、モラルハザードはどこまで可能かといういう「社会実験」が延々と続けられている。
事態は確実に悪くなっている予感が日に日に強まって来る。
野党は自民と公明が巧妙に分断されかねない状況で、自民は攻めきれずにいるのではないか。週末には、テレビはまた管続投支持率なる数字を出し、自民の動きを封じようとし、それを疑問もなく何百万の日本人が信じるのだろう。
「格差」で叩かれ、事務所経費で農相辞任までさせられた安倍、「漢字読めない」「インスタントラーメンの値段をしらない」でマスゴミに人格否定までされた麻生。リーマンショックの最中に慣例を破って日銀人事を止めた小沢を応援し、政権交代を連呼したマスゴミ。
菅が天才的なズルなのではなく、本当のワルはテレビと新聞の裏に居るとしか思えない。そいつらすら、なにかの手先なのかもしれないが。
ユーロとドルが再び怪しい。これらを菅の延命に使わせては断じてならない。(匿名希望)