東日本大震災の被災者ストレスで「震災太り」
「震災太り」ストレスや運動不足で
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2011/06/21 10:50更新
東日本大震災の後、「太った」と訴える女性が増えたという。「震災太り」なる言葉も広がっており、多くの女性が同様の状態になったようだ。背景には、震災のショックによる過食や食生活の乱れがある。一方、被災地では栄養の偏りや運動不足が「震災太り」につながっているとの指摘もある。避難所などでバランスの良い食事をとるのは難しいが、ちょっとした工夫で改善できる点もある。(道丸摩耶)
◆食欲が止まらず
「震災直後、食欲が止まらず3キロ太りました。被災地では食べ物も手に入らないのだから申し訳ないと思うのですが、ニュースを見ながら、食べることを止められなくて…」と語るのは、東京都練馬区の女性会社員(30)だ。
この女性は、震災後に「太った」「食欲が止まらない」という訴えを周囲でもよく聞いたという。
「仲間内では『震災太り』と言っていましたけれど、こういうことってあるんでしょうか」
複数の医療機関に聞いてみたが、震災後に「太った」と訴える患者が増えたという記録はなかった。逆にこれまで過食に苦しんでいた患者が落ち着いたり、会社に行けなかった患者が行けるようになったりという「改善例」がみられたほどだ。
だが、医療機関にかからないまでも、日常生活の中で「太った」と感じた人がいることは考えられる。
「健康な人であっても、震災や福島第1原発の事故は相当ストレスを感じる出来事。食べることでストレスを解消しようとすることは考えられます」と分析するのは、国立国際医療研究センター国府台病院(千葉県市川市)の石川俊男・心療内科部長だ。
石川部長の周りでは、「『いつ食べられるか分からないから』と、非常食や作り置きしていた食事を傷む前に食べてしまい太った」という声もあったという。余震や物不足への恐怖に備え、いつ何があってもいいように食べることを優先させたケースだ。
ただ、「一時的に食べ過ぎるならいいが、普段の3~5倍もの食事を短時間で食べてしまうなどの場合は、医療機関を受診した方がいいでしょう」と石川部長はアドバイスする。
◆防衛本能が原因?
「太ったという訴えは聞きませんでしたが、震災後に食事が乱れたケースはありました」と語るのは、『子育て食事セラピー』(河出書房新社、1365円)などの著書がある食事カウンセラーで栄養士、笠井奈津子さんだ。
笠井さんによると、人間にはもともと、ストレスがかかるとそれに対して闘うエネルギーを過度にためこむ防衛本能があるという。特に、ストレスがかかると大量に分泌される「コルチゾール」というホルモンは食欲を高めてしまう。ストレスによって脳内の物質「セロトニン」が減ってしまうと、食欲のコントロールができなくなってしまうこともあるという。
笠井さんは「避難所では菓子パンやおにぎりが中心と聞きますが、炭水化物は血糖値を乱高下させ、情緒不安定にさせます。そのため、さらに食べてしまい、太りやすくなってしまうのです」と、栄養面からの悪循環を指摘する。
こうした事態を防ぐには、できるだけタンパク質を取ることが効果的。これから暑くなり、食欲が落ちてくる時期だが、1日3食食べることも基本だ。
「避難所ではバランスの良い食事は難しいが、レトルトのカレーやパスタにツナ缶をプラスしたり卵を足したりするなど、ちょっとした工夫ができれば」
また、体に適度に負荷をかけることでバランスは整えられる。いつも以上に体を動かすことも効果的なようだ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/household/513544/
かわいそう、、、。
以下は山際澄夫さんのホームページ↓
ホームページに行って、山際澄夫さんに連絡して、
ダンボールに無洗米や野菜をつめて
送ってあげてくださいませんか。だって、
赤十字の義援金は全く届いていないんですよ。
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「3・11の衝撃」から3か月、復旧・復興への歩みがのろいと言われる南三陸町でも 電気が通り、がれきの処理が行われ、仮設住宅への入居も始まりました。
しかし、被災者が厳しい環境に置かれていることには変わりがありません。
仮設住宅は圧倒的に足りませんし、仮設に当選しても、入居する方が少ないという問題 が生じています。仮設入居後は「食糧援助を打ち切られる」ためです。仕事が充分にな い、水道もほとんど復旧していない、さらには町内に商店がまったくないなかで、食糧援助の
打ち切りは厳しいものがあります。特に高齢者世帯などは深刻です。
一方、自宅避難地域の漁師町でも事実上の無収入状態が続いています。
「物資の支援はもういらない」という声も聞きますが、被災地の現実は、「この夏をどう 乗り切るか」が大きな課題なのです。すでに300人をはるかに超える方々に支援をしていただいていますが、今後も地道な支援を続けていただきたいと思います。(6月11日)
☆支援していただきたいのは以下のようなものです(避難所と自宅避難とで違ってきます)。
◇たばこ、お酒(お酒はどこでも本当に歓迎されます)
◇無洗米、肉、卵、蒟蒻、豆腐、味噌、醤油、調味料、レトルト食品
◇野菜(大根、人参、ジャガイモ、キャベツ、ゴボウ)
◇洗剤(洗濯すすぎ1回、食器洗)、シャンプー、はみがきなどの生活用品
◇夏物衣類、半パンツ、Tシャツ、タオル、タオルケット
◇各種衛生用品、日焼け止め、乳液等々、
◇虫よけ、蚊取り線香◇犬猫用ペットフードに猫砂とおしっこシート
◇女性用雑誌、男性用雑誌 ◇ガソリンチケット
【戸倉小学校野球部が「ユニフォーム」を求めています!】(6月12日)
・南三陸のお隣、登米市にお住まいのH・Aさん紹介の 地元での物資購入サイト!
http://www.geocities.jp/s_yamagiwa2003/