暗黒大陸ーチュウゴクの農村部  「中国崩壊の予兆」 | 日本のお姉さん

暗黒大陸ーチュウゴクの農村部  「中国崩壊の予兆」

中韓を知りすぎた男↓
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中国崩壊の予兆   2011年 6月15日(水)

中国各地で起こっている暴動の一部が最近日本の新聞に時たま載っています。

★中国湖北省で数千人がデモ、警官隊と衝突(香港時事)
★内モンゴル自治区でモンゴル族住民による反政府デモ(北京時事)
★広州市郊外で治安当局者の取り締まりが原因で1000人以上の暴動が発生(広州日報)

実際には1990年代半ばから腐敗幹部への反発を強め,重い税負担や、理不尽な土地取り上げに対して、耐えかねた農民たちの実力行使の決起はつづき、年間8万件以上の暴動が中国各地で起こっていました。

しかしこれまでの農民たちの暴動は、あちこちで散発的に起こり連携していなかったので、発泡に躊躇しない武装警官によって簡単に撃破されてきました。

もし強烈な指導者が現れ、暴動が連携していったら一党独裁体制の最終局面に差し掛かる可能性があります。

10年くらい前の中国消費者報に載った記事を記憶しています.それによりますと「共産党幹部は負担を払えない農民の家に押し入り、僅かな家財道具や豚や鶏などを奪い,歯向かう農民には暴力を振るった」

またある村では、党支部書記や村長が負担を拒否する農民から全財産を没収し、抵抗すると妻や子供まで打ちのめした。

またある村では、共産党幹部に負担の重さを訴えた農民が手錠をかけられ何時間も木に吊るされた。
農村におけるこれらの悲惨な状況は北朝鮮となんら変わりません。
いやそれ以上かもしれません。

この20数年日本を含む各国のメディアはひたすら中国発展を礼賛してきました。しかしメディアの礼賛報道の陰に隠れて、農村で起きている容易ならざる事態に世界は気がついていません。

しかし最近の暴動はメディアの目に触れない地方農村ではなく大都市の郊外で起こっています。だからメディアの目に触れて、時折報道します。

暴動が農村だけでなく都会近辺で起きているということは、一般の労働者さえまともな生活ができなくなってきているということです。

中国国民にとって最も深刻な問題は、生活環境の破壊です。以前ブログでも取り上げましたが、食料品を中心にした物価が急上昇、それと北部の黄河、南部の長江(揚子江)、いずれも極めて深刻な状況に直面しています。


大干ばつと大洪水の繰り返しで国土が荒廃しています。

上流の貴州省、広西自治区、雲南省等々の森林が全て伐採され、その結果揚子江では大洪水が繰り返されています。

逆に黄河では大干ばつで一滴の水も流れていません。国民は水を確保する為に河道の中の伏流水を採取すべく、多数の井戸が掘られています。その井戸も日に日に水が枯れていくために、井戸を深くしなければならないという状況がつづいています。

中国の地獄絵図を書きだせばきりがありません。中国共産党の一党独栽体制は、単に多数の中国国民を殺したというだけに留まらず、世界を巻き込んで、世界をメチャクチャにして、地球上に人類の不幸を増殖していきます。

最近中国は苦しんでいる国民の目をそらすために、対外暴走を本気で始めています。先月下旬、ベトナムが排他的経済水域内とする海域で調査活動を行っていたベトナムの調査用ケーブルを中国監視船が切断し、中国艦船がベトナム漁船に対し、威嚇発砲しています。

しかしベトナムは日本のように謝罪を繰り返すような馬鹿な外交はしない、実力行使を正当化する中国に対して「中国の行為は重大な主権侵害だ、ベトナム海軍は、主権、領海保全のために必要ないかなる行動もとる」と毅然と強く牽制しました。

79年の中国ベトナム戦争で、鄧小平は「懲罰」戦争とまで公言してベトナムに進攻しましたが、しっぽを巻いて逃げ帰ったのは中国軍でした。ベトナム人は強かった。中国はその時の恨みを晴らそうとしてベトナムにたいして実力行使に出ています。


話が相変わらずアサッテに飛びそうなので、このへんでやめます。
最後にオバマ大統領は中国についてどれだけのことを知っているのか、一抹の不安にかられるのは私だけでしょうか!

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干ばつ進む長江沿岸 2011年6月8日
久しぶりに台湾の友人からメールが入った。内容を簡単に書けば、「大震災という国難に暗愚首相を持った日本の不幸に同情する」という慰めの言葉が書いてありました。

それともう一つ中国の大干ばつについて書いてありました「中国の大干魃によって雲南省青海湖が完全に消滅した、その他中国の第一、第二の規模の淡水湖の水が干し上がった。長江の流域が渇水と干ばつで農業が絶望的な状態である。生活用水や工業用水の確保もできない、中国住民にとっては日本の大震災より地獄である」と書かれていました。

現場を見ていないので どの程度の地獄なのか見当もつきませんが、中国はたったの5年間の間に3回も大干魃に見舞われ大洪水が2回も起こっています。中国人は常に干ばつと洪水の間で生きてきたのです。

世界四大文明の黄河も私が20年前に訪れた時は水量が小川程度になっていました。長江流域でも黄河文明に匹敵する文明が見つかっています。その両大河が今や断末魔の悲鳴をあげています。

大昔この二つの大河の流域には木が生い茂り人々は文明を育んできました。ところが中国人はむやみに伐採するだけで木を植えることを知りません。

近代になってから毛沢東が鉄の生産を奨励して中国の山々や大河の流域の木を切り、はげ山にしてしまった。

中国の「新華社」は今回の干ばつで「湖北では、河川が枯渇し、ダムの水が濁り、長江、漢江が悲鳴を上げている。中小規模の河は寸断され、広範の畑では苗が枯れ、大地は亀裂が無数に入っている」と報道しています。

中国穀倉地帯の河南省、河北省、安徽省、山東省などで2ヶ月間 雨が全く降らず、干ばつは江西省、福建省まで広がり、3500万人が被災している。

ところが6月3日から一転して南方で降り始めた雨は依然として止まず、長江の中下流域で干ばつに苦しんでいた一部の地域では恵みの雨となったが、今度は局地的な豪雨による土砂災害で住民が被害に遭っています。

長江流域の大干ばつの影響で米及び農作物の価格が上昇、すでに深刻なインフレ状況のなかで 食料価格がさらに上昇すれば、農民の生活は悲惨極まり、各地で暴動が起こり、軍が鎮圧にかかっています。

その上不景気のために都会から地方に舞い戻った2000万人以上の民工に職もなく、耕す畑もありません。今以上の暴動が予測されており軍閥の緊張が続いています。

台湾の友人が言うように巨大な天災が毎年起こる中国に比べれば日本の大震災の被害など「ちいせえ、ちいせえ」だそうです。