回避操作をしなければ、1秒未満で地上に衝突したとみられる。 | 日本のお姉さん

回避操作をしなければ、1秒未満で地上に衝突したとみられる。

規定の2.7倍で急降下=速度150キロ超過―「1秒で衝突」・HAC機地上接近
時事通信 6月14日(火)2時32分配信
 北海道の奥尻空港付近で北海道エアシステム(HAC)のプロペラ機(サーブ340、乗客乗員13人)が着陸をやり直す際、地上約30メートルまで異常接近したトラブルで、同機が通常の着陸時の約2.7倍の降下率で急降下していたことが13日、HACなどへの取材で分かった。速度も規定を約150キロ超過していた。
 HACなどによると、同機は高度約180メートルで、奥尻空港への着陸に向けた「アプローチ」中だったが、視界が悪く、空港の手前約1.5キロで着陸のやり直しを決めた。この時の速度は、時速約370キロだった。
 サーブ340は国土交通省が認可した運用規定で、アプローチは時速約220キロとされており、約1.6倍の速度が出ていた。
 同機はいったん高度約200メートルまで上昇した後、急降下。対地接近警報装置が作動し、機長が回避操作をして機体は急上昇した。
 急降下した時の降下率は、1分当たり約460メートル。運用規定では着陸時の降下率を1分当たり約170メートルと定めており、約2.7倍だった。
 国交省幹部は「回避操作をしなければ、1秒未満で地上に衝突したとみられる。相当深刻な問題だ」としている。
高度設定、相互確認せず?=機長と副操縦士-プロペラ機地表接近・HAC

 北海道の奥尻空港付近で北海道エアシステム(HAC)のプロペラ機が地表約30メートルまで異常接近したトラブルで、同機が着陸をやり直そうとした際、機長と副操縦士の間で、目標高度の設定で通常必要とされる互いに声を掛け合う確認作業が行われなかった可能性があることが12日、分かった。同社が記者会見で明らかにした。
 西村公利社長は同日午後、本社のある札幌市の丘珠空港内で記者会見。「会社としての仕組み全体に足りない点があった」と陳謝した。
 同社の説明では、函館発奥尻行きプロペラ機が4日、奥尻空港付近で視界不良のため着陸をやり直す「着陸復行」を試みた際に機体が降下し、対地接近警報装置(GPWS)が作動。機長が飛行方向の指示装置に、目標高度を約1200メートルと設定するところを、約180メートルにしたまま忘れていたことが分かり、トラブルの発端となったとみられている。(2011/06/12)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201106/2011061200165&rel=y&g=soc

乗客は何も気がつかないでいたのかな。

事故が起きなくてよかった。

日本は、今、辛い時期にあるのだから

これ以上のひどい事故は嫌だよ。