世の中には、霊媒商法に弱い女性がたくさんいる。
「癒やし」イメージ、女性が被害=ブーム背景、家族に隠し-神世界事件
「キツネの霊が取りついている」などと不安をあおりカネを集めたとして、幹部らが逮捕された「神世界」グループの霊感商法詐欺事件。近年「宗教」が絡む事件が相次ぎ、敏感になっていたはずの社会になぜ巧みに浸透していったのか。被害対策弁護団は、被害が拡大した理由について二つの側面を指摘する。
まず神世界が宗教色を前面に出さず、「ヒーリング」というソフトイメージを強調した点。宗教は怖いが気軽に「癒やし」を求めたい女性をターゲットにしたとされる。勧誘の実行部隊は女性スタッフで、被害者のほとんどは女性だった。
次に、被害が広がった数年前、霊との交信が実在するかのようなテレビ番組が人気を集め、「スピリチュアルブーム」が起きていたこと。会員になる心理的なハードルを下げる要因の一つになったと、弁護団は指摘する。
神世界では、悩みの相談者に「太陽神からパワーを授けられた人物だけが伝えられる力」として、3000~1万5000円で「御霊光(手かざしによるパワー)」が送られる。深夜に相談者の体調が悪くなっても、自宅までパワーが届くと説明。10万円ほどで「ライセンス」を取れば自分でパワーが出せると促され支払った人も多い。
典型的な霊感商法の手口なのに、被害は拡大。家族に秘密でサロンに通っていた人は、被害を届け出ないことが多い。被害額が多いほど入れ込んでおり、神奈川県警の被害者探しは難航した。
県警は「団体の規模は縮小傾向」とみているが、弁護団は「潜在的被害者が多く、深刻な状況は変わらない。被害者は金銭的、精神的ダメージに今も苦しんでおり、県警には悪質な実態を暴く捜査を期待する」としている。(2011/03/11-06:20)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031100059&rel=y&g=soc
詐欺容疑で3人再逮捕=系列会社の元役員起訴-「神世界」事件
「神世界」(山梨県甲斐市)グループの霊感商法事件で、相談者から現金をだまし取ったとして、神奈川県警は31日、詐欺容疑でグループ系列会社のヒーリングサロン元役員杉本明枝容疑者(47)ら3人を再逮捕した。県警によると、3人は容疑を否認している。
他に再逮捕されたのは、元スタッフの安田美香(47)、大平富士子(35)の両容疑者。県警は別の元スタッフについても逮捕状を取り、行方を追っている。
逮捕容疑は2004年6月23日、東京都品川区の女性会社員(43)に「病気の原因は先祖の供養をしていないから。祈願すれば先祖の霊は霊界に入れる」などとだまし、祈願料の名目で50万円を詐取した疑い。(2011/03/31-19:05)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011033100855&rel=y&g=soc
神世界」幹部ら4人逮捕=詐欺容疑で―神奈川県警
時事通信 5月31日(火)10時25分配信
有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループの霊感商法事件で、神奈川県警は31日までに、相談者から現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で傘下のサロン運営会社「えんとらんすアカサカ」(同)役員佐野孝容疑者(42)=東京都新宿区西新宿=ら4人を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。
他に逮捕されたのは、役員浅原史利(48)=山梨県甲斐市竜王新町=、同浅原嘉子(47)=東京都港区赤坂=、社員佐野りら(27)=新宿区西新宿=の3容疑者。県警によると、佐野孝容疑者は同グループ幹部で、三つのサロン運営会社を統括する立場だったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000035-jij-soci
女性の方がやはり精神が弱いのかな。
病気の原因は、先祖の供養をしていないからじゃないですから。
病気になる原因は遺伝子とか、生活習慣とか
確率の問題でたまたまとか、環境の問題とか食べた物の影響やストレスで
免疫系統の機能が落ちたからとか
ちゃんとした理由があるのだから
霊媒商法に引っかかってはダメ。
女性の友人でとてもいい人がいるのだけど
石を月夜の晩に外に出して月の光にあてて
「浄化」したら、パワーが回復するとか
わけわからんことを言う。
女の人って、霊媒関係にひっかかりやすい部分が
あるのだと思う。
石は石であって、パワーなど元々無い。
月の光にあててもパワーは、元々無いですから。
御影石は、放射能が出ているのだが、
そういう石は、普通は墓石に利用されている。
日本では、ラドン温泉やラジウム温泉など、
健康にいいとされて利用されている温泉もあるが、
外国では疑問視する人もいるらしい。
姫川薬石など、肩こりに効くと言われているラジウム石もある。
放射線量は0.4μシーベルトぐらいで
厚生労働省が定める安全基準は1日5μシーベルト。
細胞の刺激になるから健康にいいのか、悪い部分の
遺伝子をやっつけるからいいのか、それは知りません。
水晶やアメジストは、規則正しく動いているから
持っていると落ち着くような気がするとか
ピンクトルマリンは、マイナスイオンを出しているとか
そういうことなら多少は、効果はあるかもしれない。
ちゃんと、石のことが分かって利用しているならいいけど、
そんなに細かいことを気にするなら、
なぜ、平気で電磁波の出ている電気毛布やコタツや
電気カーペットや電子レンジの側におれるのだろう。
パソコンの前にずっといたり、携帯電話機を頭に
ずっと付けているのも、体によくないだろう。
病院で、しょっちゅう、レントゲンやCTスキャンを
受けるのも体によくないだろう。
そういうことは、あまり気にしないで、月の光に石を「浄化」する
力があるとか、なぜ信じられるのかな。
月の光を浴びて「今夜の月は美しいなあ。夜の景色も
ステキに見えるなあ。」などと感動しながら、
ゆったりした気分で、自然のものをめでたりすることは、
精神やからだにいいことだと
わたしは思うけど、石が「浄化」されるとか、パワーが
戻るとか言い出したらオカルトの領域にすでに
踏み込んでます。知人は、石を太陽にあてたり、
月にあてたりして、その水を飲むとか、石から
パワーをもらうとかいう怪しい講座に参加して
30万円以上払ってきた。
そんなしょうもない講座で、他人を騙して金をとるなんて
それこそ霊媒商法だわ。
体調が悪いならその30万円で栄養のあるいいものを食べて
旅行に行ってのんびりして、
もっと健康的に過ごせる職場に変わるとか
住んでいる家を引っ越して環境を変えるとか、
おしゃれをして気分を変えるとか、
もっと有意義に使えばいいのにと思う。
30万円の浄水器を騙されて買ってしまった別の
友人のお母さんも、騙されたと分かっても
長い間家の人に黙っていた。
霊媒師にひっかかって
「家を売ってある特定の方角にある時期までに
引っ越さないと家族が死ぬと脅されたので
家も売って引っ越した。
その前にも、何度も霊媒師にいろんなことを
尋ねに行って、そのたびに2万円、3万円と
払わされていた。今では、別の宗教に引っかかって
なんやかんや参加費を払わせられている。
女性は弱い部分があるから、側にいる男性は
霊媒商法から女性を保護しないといけないね。