今更知らされたことですが、気になったニュース
福島第1原発 1号機と2号機の格納容器に穴の可能性
毎日新聞 5月25日(水)2時31分配信
毎日新聞 5月25日(水)2時31分配信
東京電力が24日公表した福島第1原発2、3号機で炉心溶融があったとする報告書の中で、1号機は原子炉圧力容器の外側にある格納容器に直径7センチ相当の穴、2号機では格納容器に直径10センチ相当の複数の穴が開いている可能性が初めて示された。東電は炉心溶融による2、3号機の圧力容器の損傷について「限定的」としているが、高濃度の汚染水がタービン建屋に漏れ出すなど、圧力容器やその外側の格納容器の健全性は元々疑問視されていた。東日本大震災から2カ月半。対応に問題はなかったのか。事故収束に向けた工程表の履行も危ぶまれる。【平野光芳、八田浩輔、久野華代】
【東京電力が公開】圧力容器の模型写真
細野豪志・首相補佐官は24日夕の会見で、「見込みの甘さがあった」と陳謝。「引き続き冷却し冷温停止を目指す。解析に時間がかかるのはやむを得なかった」と釈明した。
報告書は、2、3号機の冷却システムが停止し、燃料の出す熱で水が減り、圧力容器内の燃料棒(長さ約4メートル)下部まで水位が低下したと指摘。(1)燃料棒の一部が水につかった場合(2)水位が回復せず、燃料が露出し続けた場合の2通りでシミュレーションした。
2号機は地震から77時間後の14日午後8時ごろ、3号機は42時間後の13日午前9時ごろから炉心の損傷が開始。両機とも、(1)の場合は燃料の半分程度が圧力容器の底に落下し、残り半分は本来の位置にとどまった、(2)の場合は大部分の燃料が落下した--と結論付けた。
東電は「(2)の方が現実に近い」とみており、2号機では101時間後の15日午後8時ごろ、3号機では60時間後の14日午前3時ごろに燃料の大部分が圧力容器の底に落下する炉心溶融(メルトダウン)が起き、それぞれ6~8時間後に圧力容器が破損した。2号機では計測された圧力データから、格納容器に10センチ相当の複数の穴が開き、1号機で7センチ相当の穴が開いている可能性が浮かんだ。
1~3号機では水素爆発が発生したが、燃料棒損傷で生じた水素の量を、1号機800キロ、2号機400キロ、3号機600キロと推計した。また、冷却システムが停止し、注水を開始するまでの数時間で、燃料棒を溶融させる3000度近くに達した。吉田正・東京都市大教授(原子炉工学)は「最初の対応が将来の何カ月にも影響している」と述べ、東電や政府が日ごろから深刻な事態を視野に入れていたかどうかという姿勢を問題視する。
気になるのは事故収束への影響だ。
圧力容器底部の実測温度は2、3号機で100~170度、1号機で100~120度となっている。燃料が溶けて圧力容器の底にたまり少量の水でも冷却されているという皮肉な事態だが、大規模な放射性物質の放出はないと説明する。
経済産業省原子力安全・保安院は24日、「形状がどうあれ、燃料が圧力容器内にとどまって冷却されている。収束の工程表に大きく影響しない」としている。
しかし、小林圭二・元京都大原子炉実験所講師(原子核工学)は「工程表は圧力容器の破損を前提としていない。政府も東電も早期収束に躍起で、作業員にプレッシャーがかかる。被ばくして命を削るのと引き換えに早期収束させるのはもってのほかだ」と指摘する。
福島第1原発 「土壌汚染600平方キロ」推計値を報告
毎日新聞 5月24日(火)21時49分
東京電力福島第1原発事故で、原子力発電環境整備機構(NUMO)の河田東海夫(とみお)フェローは24日、内閣府原子力委員会(近藤駿介委員長)の定例会で、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で居住禁止となった区域と同レベルの土壌汚染が、福島県内で約600平方キロにわたって広がっているとの推計値を報告した。河田氏は「大規模な土壌改良が不可欠だ」との見解を示した。
セシウム137が1平方メートル当たり148万ベクレル以上と算定された地域
【地図で見る】福島第1周辺 2012年3月11日までの累積放射線量の予想
チェルノブイリ原発事故では、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の土壌汚染地域約3100平方キロを居住禁止、同55万~148万ベクレルの汚染地域約7200平方キロを農業禁止区域とした。
河田氏は、文部科学省が作成した大気中の放射線量地図を基に、福島県内で土壌中の放射性物質「セシウム137(半減期30年)」の蓄積量を算定した。その結果、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の地域は、東京23区の面積に相当する約600平方キロ、同55万~148万ベクレルの地域は約700平方キロあり、それぞれ複数の自治体にまたがっている。
チェルノブイリ事故では年間5ミリシーベルトの被ばくを居住禁止の基準とした。自然に被ばくする線量は世界平均で年間2.4ミリシーベルト、ブラジルやイランの一部地域では同10ミリシーベルトに達していることを考慮すると厳しかった。今回の事故で政府は、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を基に空間線量年間20ミリシーベルトを避難地域の基準にしている。河田氏は「福島では土の上下を入れ替えるなど、対応をしっかりすれば避難者は戻ることが可能」と冷静な対応を呼びかけている。【比嘉洋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000024-maip-soci
あ~、チェルノブイリと同じぐらいの区域が汚染されたのですか。
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復興基本法案、民主が自公に大幅譲歩へ
読売新聞 5月25日(水)9時19分配信
民主党は24日、東日本大震災の復興を担う組織の創設を柱とした復興基本法案について、復興担当の新官庁「復興庁」創設や復興財源を法案の本則に明記するなど、野党の主張を大幅に取り込んだ修正案の概要を固めた。
自民、公明両党との合意を目指すが、自民党側は衆院東日本大震災復興特別委員会で30日に集中審議を行うことを修正協議に応じる条件に突きつけ、協議開始は持ち越された。
現在の政府案は、復興庁の設置検討を法案の付則に書く程度にとどめたほか、復興財源についても触れていなかった。これに自公両党は反発し、復興基本法案の成立への道筋は険しい情勢になっていた。
このため、民主党の玄葉政調会長(国家戦略相)らは、思い切って自公両党に大幅譲歩し、修正合意をまとめる必要があると判断。復興庁の設置を本則に明記した上で、〈1〉復興庁は企画・立案、総合調整のほか、復興計画の実施も担当〈2〉他の国債と別区分の「復興再生債」発行で復興財源を確保すると明記――といった案を自公両党に提示することにした。
自民、公明両党との合意を目指すが、自民党側は衆院東日本大震災復興特別委員会で30日に集中審議を行うことを修正協議に応じる条件に突きつけ、協議開始は持ち越された。
現在の政府案は、復興庁の設置検討を法案の付則に書く程度にとどめたほか、復興財源についても触れていなかった。これに自公両党は反発し、復興基本法案の成立への道筋は険しい情勢になっていた。
このため、民主党の玄葉政調会長(国家戦略相)らは、思い切って自公両党に大幅譲歩し、修正合意をまとめる必要があると判断。復興庁の設置を本則に明記した上で、〈1〉復興庁は企画・立案、総合調整のほか、復興計画の実施も担当〈2〉他の国債と別区分の「復興再生債」発行で復興財源を確保すると明記――といった案を自公両党に提示することにした。
民主党は、具体的な案をちっとも出してこないで
知識人に会議ばかりさせている。
地元の人には地元の復興アイデアがある。
地元の意見も聞いてあげて地元の意見も取り入れ
地元の人が納得するような、復興計画をまとめて金をつぎ込んで
実現させるのが政府の仕事。
漁師さんたちは海の側に住みたいと言っているので
津波が来ても通り過ぎるような
高足式で地震と津波に強い丈夫なビルを建てるしか
ないのではないか。
密封式の潜水艦を屋根に付けておけば?
でも、火災がおきたらおしまいだし、発見される前に
潜水艦内の酸素がつきたらおしまい。
上に上がれば高台まで逃げることができる橋が
あればいいけど、地震で地盤沈下したら橋も壊れる。
堤防をつくっても、地盤沈下したり
堤防を越えるような想定外の津波が来たら
盆地に水がたまっていつまでも
逃げていかず、町が水没してしまう。
お風呂屋さんのイスのようなスカスカな建物の台を作って
その上に高台とつなげた住居区を作り、
田んぼも畑も家の中やビルの屋上に作る。
未来の都市になってしまうけど、
また地震と津波で全てさらわれるより
マシだと思う。日本は、災害が起こる国なんだと
開き直って新しいタイプの未来都市にしないと。
早く、政府が金を出して
ちゃっちゃと動かないと
住民が借金してでも、
自分の元の土地に同じような家を建ててしまいますよ。
民主党は、アマチュア政党なので
自民党の意見に従った方がいい。
民主党は会議ばかりして、2か月以上たっても
具体的なことは、何もしていない。
復興の「ふ」の字も始まっていないじゃん。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000007-maip-soci