世界の嫌われものチュウゴクは、表向きはいい子ぶろうと決めたようだ。
チュウゴク人は高慢ちきで
アメリカが嫌いだと言いながら、アメリカに
見習って世界の覇権を狙っている。
戦争が大好きで日本を苛めるのが趣味で
いずれ、尖閣諸島も沖縄もチュウゴクのものに
するのが目標で生きている。
一般のチュウゴク人は、アメリカや日本が嫌いと
言いながら、アメリカや日本に住みたがる。
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【専欄】中国の国防白書、世界の反応意識した平和路線に (1/2ページ)
2011.5.10 05:00
3月末に発表された「2010年の中国の国防」(国防白書)は、昨年来の米中関係の緊張や海洋摩擦の多発を意識してか、国際協調を随所で強調されている。
まず今次白書の1章:安全保障情勢では、これまで米国の脅威を指す枕詞のような「覇権主義・強権政治」の文言が消えた。実際、米中関係は、09年秋のオバマ米大統領訪中時に見せた「米中G2時代」と言われる良い関係が、10年は一転して米国の台湾への武器売却、ダライ・ラマ14世との会見などをめぐる厳しい対立に変わった。
10年後半から米中関係改善に向けた努力が実り、11年1月にはゲーツ米国防長官の訪中と軍事交流が再開。胡錦濤主席の公式訪米も実現して米中関係の緩和が進んだ。「覇権主義・強権政治」の削除は中国の米国に向けた精一杯の秋波であろうが、現実に今後の中国の対米軟化の行動が注目される。
そして国際協調姿勢については、2章:国防政策で「協力的安全保障の理念を堅持し、相互信頼、互恵、平等、協力の新たな安保観で推進する」と平和路線を強調。また中国の発展の道は「防御的国防政策の堅持にあり、将来とも中国は覇権を求めず、永遠に軍事拡張はやらない」とも述べている。その上で「世界各国と共に平和・安定、平等・相互信頼、協力・ウィンウィン(共に勝者になる)の国際的安保環境を共同で築きたい」と続けている。
らに4章:武装力運用でも「国連平和維持活動への参加、アデン湾での船舶護衛、国際救難・救援活動」などを挙げ、世界平和のために多様な活動を担うと強調している。また自らを「責任大国」と称し、平和的発展論を想起させるような標語を多用している。
今次白書の趣旨は、昨年12月に発表された外交トップ、戴秉国国務委員の論文「平和的発展の道を歩むことを堅持せよ」に近い論調だ。だがこれら主張は、軍事力を背景とする中国の強面の行動や論調を見るとき、違和感を覚える。
実際、本年になって副総参謀長・馬暁天上将が「戦略的チャンスの時代的意味を把握し、われわれの歴史的な使命と責任を明確にせよ」と強硬論を発表。馬論文の趣旨は中国の対外的な強面行動を支持するもので、「韜光養晦(才能を隠し外に出さない)」という外交路線からの逸脱ともとれる。白書が強調する平和論や国際協調論を素直に読めない所以(ゆえん)である。(拓殖大学名誉教授・茅原郁生)
2011.5.10 05:00
3月末に発表された「2010年の中国の国防」(国防白書)は、昨年来の米中関係の緊張や海洋摩擦の多発を意識してか、国際協調を随所で強調されている。
まず今次白書の1章:安全保障情勢では、これまで米国の脅威を指す枕詞のような「覇権主義・強権政治」の文言が消えた。実際、米中関係は、09年秋のオバマ米大統領訪中時に見せた「米中G2時代」と言われる良い関係が、10年は一転して米国の台湾への武器売却、ダライ・ラマ14世との会見などをめぐる厳しい対立に変わった。
10年後半から米中関係改善に向けた努力が実り、11年1月にはゲーツ米国防長官の訪中と軍事交流が再開。胡錦濤主席の公式訪米も実現して米中関係の緩和が進んだ。「覇権主義・強権政治」の削除は中国の米国に向けた精一杯の秋波であろうが、現実に今後の中国の対米軟化の行動が注目される。
そして国際協調姿勢については、2章:国防政策で「協力的安全保障の理念を堅持し、相互信頼、互恵、平等、協力の新たな安保観で推進する」と平和路線を強調。また中国の発展の道は「防御的国防政策の堅持にあり、将来とも中国は覇権を求めず、永遠に軍事拡張はやらない」とも述べている。その上で「世界各国と共に平和・安定、平等・相互信頼、協力・ウィンウィン(共に勝者になる)の国際的安保環境を共同で築きたい」と続けている。
らに4章:武装力運用でも「国連平和維持活動への参加、アデン湾での船舶護衛、国際救難・救援活動」などを挙げ、世界平和のために多様な活動を担うと強調している。また自らを「責任大国」と称し、平和的発展論を想起させるような標語を多用している。
今次白書の趣旨は、昨年12月に発表された外交トップ、戴秉国国務委員の論文「平和的発展の道を歩むことを堅持せよ」に近い論調だ。だがこれら主張は、軍事力を背景とする中国の強面の行動や論調を見るとき、違和感を覚える。
実際、本年になって副総参謀長・馬暁天上将が「戦略的チャンスの時代的意味を把握し、われわれの歴史的な使命と責任を明確にせよ」と強硬論を発表。馬論文の趣旨は中国の対外的な強面行動を支持するもので、「韜光養晦(才能を隠し外に出さない)」という外交路線からの逸脱ともとれる。白書が強調する平和論や国際協調論を素直に読めない所以(ゆえん)である。(拓殖大学名誉教授・茅原郁生)
<米中戦略対話>開幕…人民元で溝、人権問題では米がけん制
毎日新聞 5月9日(月)23時5分配信
【ワシントン斉藤信宏】米中両国の閣僚級協議「米中戦略・経済対話」が9日、ワシントンで2日間の日程で開幕した。今年で3回目となり、両国は協調を模索するが、中国・人民元の切り上げでは上昇ペースを巡って溝があり、中国の人権問題については、会合の冒頭から米側が中国をけん制した。
戦略・経済対話は外交・安全保障などの戦略分野でクリントン国務長官と戴秉国国務委員(副首相級)、経済分野でガイトナー財務長官と王岐山副首相がそれぞれ共同議長を務める。ブッシュ前政権時代に米中間の経済問題を中心に協議する枠組みとして始まったが、09年にオバマ大統領と胡錦濤国家主席の合意に基づいて衣替えし年1回開催している。
前回の戦略・経済対話後の昨年6月、中国は人民元の相場弾力化を開始。米国は一定の評価をしつつも、9日の開幕式でガイトナー長官は「中国は国内消費型経済に転換し、市場原理に基づく経済体制を構築する必要がある」と人民元の切り上げ加速を念頭に中国側に注文をつけた。
一方、中国は、今回の対話に先立って、朱光耀・財政省次官が「中国は故意に対米貿易黒字を増やそうとしているわけではない」と主張。「為替政策は国家主権」と中国のペースで人民元改革を進める姿勢を崩していない。
戦略・経済対話は外交・安全保障などの戦略分野でクリントン国務長官と戴秉国国務委員(副首相級)、経済分野でガイトナー財務長官と王岐山副首相がそれぞれ共同議長を務める。ブッシュ前政権時代に米中間の経済問題を中心に協議する枠組みとして始まったが、09年にオバマ大統領と胡錦濤国家主席の合意に基づいて衣替えし年1回開催している。
前回の戦略・経済対話後の昨年6月、中国は人民元の相場弾力化を開始。米国は一定の評価をしつつも、9日の開幕式でガイトナー長官は「中国は国内消費型経済に転換し、市場原理に基づく経済体制を構築する必要がある」と人民元の切り上げ加速を念頭に中国側に注文をつけた。
一方、中国は、今回の対話に先立って、朱光耀・財政省次官が「中国は故意に対米貿易黒字を増やそうとしているわけではない」と主張。「為替政策は国家主権」と中国のペースで人民元改革を進める姿勢を崩していない。