台湾の歌壇のみなさんの歌がすばらしい。「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」  | 日本のお姉さん

台湾の歌壇のみなさんの歌がすばらしい。「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成23年(2011)4月24日(日曜日)
    通巻第3314号  <日曜版> (前日発行)
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書評2本
 中村彰彦『花ならば花咲かん 會津藩家老田中玄宰』(PHP)
 平松茂雄『中国はいかに国境を書き換えてきたか』(草思社)
 
樋泉克夫のコラム『要害是復辟資本主義』(人民出版社 1976年)
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書評


 非常事態に無能の政治家を目撃する日々に
  嘗てこれほどの決断力と実行力をもった指導者がいたのか

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中村彰彦『花ならば花咲かん 會津藩家老田中玄宰』(PHP)
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 中村彰彦の新作は雑誌連載が三年前からだから、東日本大震災の復興に時代的焦点を当てたわけでない。けれども復興ビジョンが欠落し、リーダーシップが行方不明、財政の確立が不明確という現代日本の状況に、この本はまさに示唆的で有益である。タイミングは偶然あったに過ぎない。
 中村彰彦にはすでに幾多の名作があるが、いずれも歴史に埋もれた名将、名宰相を見つけ出して、丹念な時代考証のすえに現代に豁然と蘇らせる。
その作業は歴史評価の転換をともなうことが多く、価値が高く、しっかりと安定的ファンにも取り囲まれた。ベストセラーとなった會津藩祖『保科正之』(中公新書)しかり、松平定信(『智恵伊豆に聞け』)しかり。新撰組の隠された秘話も、名将・島村速雄も、誰もかれも。
 この小説はやや長編だが、一冊本。それでも読み通すには三日を要した。
 波瀾万丈の田中玄宰の人生は會津の発展と興隆、そのため中興の祖としての家老の大活躍を描いたものだが、当時の右肩さがりの経済状況のなかで、しかも鎖国していた日本の江戸中期はどの藩も財政赤字に悩みながらの現状打破。借金を重ねる担保(赤字国債)、輸出奨励、投資マインドなど、現在経済学ならびにビジネスマンとくに企業経営者が読むと参考になる、艱難辛苦の物語でもある。
 先日までの流行は上杉鷹山だった。直江山城守もでてきた。
 さて本書の主人公は江戸中期の藩政改革を断行した會津藩の筆頭家老の物語。
 田中玄宰が會津藩家老を継いで明らかとなった事態は五十七万輌という途方もない赤字体質。しかも人口が激減していた。理由は災害、飢饉、風俗の乱れ、士気の衰え、そして他藩への流失であった。基本には教育上のアキレス腱が存在した。
 倹約だけでは立ちゆかない。根本にあるのは教育の立て直しにあるが、藩校を建てようにも財源がままならなかった。
 會津漆器を魅力的な商品へと変質させるための改良、上方へ輸出するにはいかなる工夫が必要か。會津盆地で高麗人参の栽培はできないか。江戸で高価な鯉の養殖が可能ではないのか。
 會津は水がきれいなのに清酒がまずいのは何故だ? 田中玄宰は灘と伏見から杜氏を招いた(エンジニア招聘)。各地の水を視察させ、湧き出る名水のほとりに酒蔵を建てた。こんにちの會津には銘酒『栄川』、『會津誉』など二十数社の醸造メーカーが犇めくが、源流の清酒製造は、この名家老のアイディアからでた。
 余談ながら二十五年以上前、中村とふたりで會津へ行った折、郷土史家の案内でたまたま栄川本店を訪問し、利き酒をいただいたことがある。社長室の額には海音寺潮五郎らからの礼状がかかっていて、しかも會津一の高級吟醸酒の名前を「玄宰」ということを知った。
 高麗人参も山陰へ人を派遣し、種を大量に仕入れて會津各地に撒き、一番育つ場所を見つけた。鯉の生育にも力を注ぎ、経済を立て直した。
 この小説の場面にもでてくる松平家歴代墓所、猪苗代のはにつ神社、東山温泉、薬草園、日新館(藩校)、武家屋敷など評者(宮崎)も何回か行った。
 なお、著者はおそらく意図して示唆しなかったのだろうが、この主人公=田中玄宰は歴代會津家老の家柄、その末裔が明治後期、ひとりの風雲児を産んだ。その男は東大へ入って新人会へ所属し、学生運動で大暴れを演じ、さらに戦後は世界を飛び回って、各国指導者と親交を結び、欧米で“東京タイガー”と渾名され、日本では『昭和の怪物』と言われた。誰のこと? かの田中清玄である。
 
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 もう一本!
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平松茂雄『中国はいかに国境を書き換えてきたか』(草思社)
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 中国地政学の泰斗平松先生の最新作は、表向きの表題は穏健だが、ようするに中国の周辺地域侵略の歴史、そしてこれから台湾、日本の南西諸島、沖縄侵略の準備状況報告である。
 平松氏は言う。
 「漢民族の居住地域は中国の三分の一程度で、少数民族・非漢民族の地域は三分の二を占めている。しかも少数民族、非漢民族の地域は、満州(東北地区)から西へ、内蒙古自治区、新彊ウィグル自治区へ、その西端で南下してチベット自治区へ、チベットから東へ広西チワン族自治区へと連なっていて、地理上、漢民族地区は、これらの少数民族、非漢族地区の内側にあって、それらの少数民族地区により守られていることになる。すなわちこれらの少数民族、非漢民族地域は、漢民族と外部世界との間の広大な緩衝地帯として重要な役割を果たしている(中略)。外の世界に進出していく根拠地としての役割を果たしている」
 本書は、日本の中国学者、エコノミストがまったく無視するか、或いは軽視してきた中国の軍拡、その軍国主義、その軍事地政学にまっすぐ焦点をあてており、各所に配置された地政学的俯瞰図が新鮮且つ効果的である。
 これを読むと「中国は平和勢力」などと獅子吼する北京は単にまやかしの政治宣伝を展開しているに過ぎないが、それを鵜呑みにして、民主化を期待する日本の政治家、新聞テレビのマスゴミ、財界人そして中国学者が、まったくアホのたぐいに見えてくる。
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  読者の声 どくしゃのこえ ドクシャノコエ DOKUSHANOKOE
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(読者の声1)「Wall of Shame 」(恥の壁)の調査レポートをご存じでしょうか?
これは日本外国特派員協会の会長を務めたこともあるキャサリン・マキノ女史から世界屈指の経済ジャーナリストのヘンリー・スコット・ストークス氏に、照会があり、私はストークス氏より、そのサイトの情報を聞いた。
「ウォール・オブ・シェイム」サイトは、この度の東日本大震災、特に原発事故についての海外メディアの報道がいかに意図的曲解、虚報、悪意に満ちたジャパン・バッシングとなっているかを、1から11までの数字による評価と、その評価理由を添えて報告している。
こういうレポートをまとめてくれた方々に、率直に感謝したい。
よくぞ、外国メディア特派員のでたらめレポート、バッシングレポートをまとめてくれた、と。
ヘンリー・ストークス氏とは、そこに列挙されるメディアの記者名をすべて一緒にチェックしてみたがストークス氏の知り合いの記者はいなかった。日本外国特派員協会のメンバーである東京特派員の名がそこに出ていないことに、我々は安堵したが・・・
それにしても、この名の知れたメディアの海外から日本に取材に来た記者たちのでたらめ報道には、怒りを禁じえない。ちなみに、評価基準は、こうだ。

Severity of Offense scores 敵対的な過激さのスコア
1 - 2: Probably unintentional, and based on bad info that seemed legit たぶん、意図的ではない。元情報が良くなかった。
3 - 4: Not malicious, just misunderstanding of the situation 悪意はない。状況を誤解しただけ。
5 - 6: Reporting without checking easily-confirmed facts; lazy as opposed to malicious OR just dumb fluff piece using human tragedy as a background. 事実の裏をとらずに報道している。悪意ではなく、手抜きか悲劇を背景に書いた愚かなルポ。
7 - 8: No fact checking; printing rumours as fact; sensational story more important than actual truth 噂を事実関係を確認することなく、事実として報道。センセーショナルなストーリーを実際の真実より優先している。
9 : Fear mongering. 恐怖を扇動するルポ。
10 : Hysterical fear-mongering along with racial/cultural/political bias ヒステリックな恐怖扇動で、民族差別や文化や政治の偏向に満ちた報道。
11 : Satan サタン。悪魔級に悪意に満ちた報道。

日本外国特派員協会に所属する日本在住の知日派の東京特派員ではなく、この原発事故などの取材のために日本に来た(ストークス氏が名前を知らないような)若手(或いは、新入りの)記者達の名と、その恥ずべき報道がこの「 壁 」には、列挙されているようだ。
しかしメディアの中には、いわゆる世界のメジャーとも言える報道メディアが数多く列挙されている。
下記のアドレスでオープンして、スクロール・ダウンすると一覧表が出てくるので、それを見て頂きたい。
http://jpquake.wikispaces.com/Journalist+Wall+of+Shame
(日本外国特派員協会プロフェッショナル・アソシエイト 藤田裕行)


(宮崎正弘のコメント)これぞ外国メディアの通信簿ですね。
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○毎日一行●「歩く風評被害」=菅首相。「災禍衰亡会議議長」=五百旗頭。
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(読者の声2)金がないため予算がつけられず、日本は困っている。日本はアメリカ国債を売るわけにはいかないのでしょうか?
アメリカに貸したお金を返してもらうことはできないのでしょうか? 先生、教えてください。
(ごんしゃん)

(宮崎正弘のコメント)米国が警戒しているのは日本が世界の債券市場でいきなり、しかも大量に売ると値崩れ、金利高騰がおきるので、日本としても米国の顔色をみている。であれば、担保として、欧米のファンドからカネを借りるという手もあります。
 ただし誤解なきように言えば、日本の機関投資家が米国債を購入するのは金利であり、日本の国債に魅力的なポイントがあれば、自由資本市場ですからカネは移動します。

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(読者の声3)下記を是非紹介したく。
献詠─東北関東大震災の被災者の皆様へ。謹んで東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申しあげます。
そして被災された方々がご不自由な生活から一日も早く抜け出られますように、日本の一日も早き復興と繁栄を台湾歌壇一同、心よりお祈り申しております。

国難の地震(なゐ)と津波に襲はるる祖国護れと若人励ます    蔡焜燦
大地揺れ大津波襲ふ難さけし東北の人に幸あれかしと       黄伯超
避難所の夜は寒からう不安だらう大震災を凌ぐ人らよ       高淑慎
国被ふ災厄かくも大なれど我信じゐる大和の民を         高井敬子
福島の身を顧みず原発に去りし技師には妻もあるらん       花城可裕
被災地の生と死の報道見続くる身の暖衣飽食詫びたき思ひに    劉玉嬌
原発にいざ立ち向かう武士たちよどうかご無事に生きてくだされ  陳姿菁
筆談で「日本どうか」と聴く爺の手を取りぎゅっと唇噛み締む   舘量子
被災地に何かをすべきと思へども非力な我は寄付と節電      坂口隆裕
美しき心のふるさとくずれ落つサイコロのよう只黙祷を      鄭 昌
神あらば心の祖国の災難をとくとく鎮め幸ぞ賜はれ        林禎慧
大なゐに津波にも負けぬ日の本の雄雄しき友どち立ち直れかし   (同上)
神風の生れ代りか原発を護る勇士らに神の加護あれ        陳瑞卿
大地震津波襲へる友邦に両手を合はせ無事を祈らん        江槐邨
未曾有なる大災難に秩序正し日本民族は世界の典範        (同上)
一瞬にて村諸共に影消ゆる遥かより謹みて黙祷捧げむ       黄培根
テレビ見て心痛みただ涙ぐむ一日も早く復国あれかし       高寶雪
東北の大地震津波の情報をテレビで見つつ我涙する        謝白雲
幾度も電話にて無事確かむる昔なつかしき日の本の友へ      林百合
九度地震津波襲ひし日の本の友ら明るく生くるを祈る       陳珠璋
黙々と天災地変に耐へ抜きて復興に励む人ぞ美はし        李英茂
石巻の大地震と津波独り居の卒寿の師母は如何にぞと聞く     林蘇綿
志して励めよ復興美しの日の本の国不屈の魂           陳清波
大地震原発事故の国難に従容として立ち向かふ日本        荘進源
巨大なる地震に命取られたる御霊の冥福只ただ祈る        荘淑貞
国挙げて未曾有の国難対処する大和魂存亡の秋          姚望林
大地震相次ぐ津波「艱難汝を玉にす」頑張れ!日本        林燧生
悲惨なる災害なれど日本の友よ畏れず出せ底力          林碧宮
被災地の皆さまよ気を落さずに諸人こぞりて慰問を捧ぐ      蔡佩香
日の本の被災の民に神々の御加護あれかしとひたすら祈る     呉順江
持ち家もカーもことごと流れゆくテレビニュースに瞼がにじむ   李錦上
荒れ狂ふ津波に退避報道す大和女の勲雄雄しき          (同上)
日の本の民よ頑張れ麗しき故郷(さと)復興の日ぞ遠からじ      黄振聲
何もかも失はれても勇ましく立ち上がる人に賛歌惜しまず     (同上)
雪の夜は如何に過すや校舎にて竦む避難者よ我も眠れず      (同上)
世界中が見てゐる応援してゐると伝へてあげたき避難所の人に    黄教子
この先の長き苦難の道の辺に咲く四季の花やさしくあれかし    (同上)
台湾歌壇三月二十七日(歌会の日に)
  台湾歌壇代表 蔡焜燦& 台湾歌壇有志一同
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(編集部からのお知らせ)おそらくサーバの故障と思いますが、弊誌へのYAHOO経由の通信は、この一ヶ月ほどとまっておりました。接触状況が極めて悪いようです。
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<宮崎正弘の新刊 絶賛発売中>
 『中東民主化ドミノは中国に飛び火する』(双葉社新書、880円)
 http://sinkan.net/?asin=4575153753&action_item=true
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 561回】                         
      ――イタチの最後っ屁・・・それとも断末魔の悪あがき
             『要害是復辟資本主義』(人民出版社 1976年)
 
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 周恩来死去(1月)、朱徳死去(7月)、唐山大地震(7月)、毛沢東死去(9月)、四人組逮捕(10月)と、49年の建国以来の大事件が連続して起こった76年の2月、この本は出版された。

「史上空前」の「人々の魂に触れる革命」と喧伝された文化大革命も、はじまってから10年。一時は「毛沢東の親密なる戦友」と持て囃された林彪がソ連への逃亡を企てモンゴルの砂漠に墜落死してから5年。四人組による訳の判らない批林批孔運動が始まってから2年。この本が出版された頃には、さすがの毛沢東も精神的にも疲労困憊。萎えた気力と衰えた視力ながら、京劇映画に見入る日々。その京劇も、毛が推奨し文革宣伝に利用した革命現代京劇ではなく、文革で否定した旧い文化の象徴として抹殺した古典京劇・・・嗚呼、ゼッタイ矛盾の自己同一、いやゼッタイ矛盾の自己撞着、いやゼッタイ矛盾の自家中毒。

 この本に納められた4本の論文は、凡て当時の中国メディア界で最高権威として知られた党機関紙の「人民日報」で発表されたものだが、それぞれの論文が掲載された日付を見ておくと、?「要継続批孔(孔子批判を継続させよ)」=2月13日、?「批判唯生産力論(生産最優先論を批判する)」=2月15日、?「要害是復辟資本主義(害なるは資本主義の復辟)」=2月17日、?「緊緊抓住社会主義社会的主要矛盾(社会主義社会の主要矛盾をしっかりと掴め)」=2月18日と、2月半ばに集中しているだけでなく、奥付に「1976年2月第1版 1976年2月北京第1次印刷」と記されている点からして、大慌てで出版されたようだ。

 ここまで短時日の間に出版しなければならなかった要因は何だったのか。やはり北京の権力最上層で、周恩来の死と毛沢東の極端な衰えを背景とする激しいツバ競り合い起きていたということだろうか。それぞれの論文の主張を見ておくと、

?「目下、教育と科学技術戦線において右派による反撃との闘いが激しく展開されている。この闘いはプロレタリアとブルジョワの間の激しい階級闘争であり、プロレタリア文化大革命の継続と深化であり、我が党と国家の前途と命運とが掛かっている」。だから「思想の根源において右傾風を吹かせているヤツラの修正主義路線を徹底的に批判し、孔子批判を継続しなければならない」
?「4つの現代化と科学技術が立ち遅れとほざき、文化教育の立ち遅れに主要矛盾がある」とし、生産最優先論を掲げる勢力を北京大学から放逐し、右派との戦いを貫徹せよ。
?75年の1年を振り返ると、毛主席の革命路線と劉少奇・林彪のブルジョワ路線の死闘は続いた。北京大学の革命的な教員・学生・職員は満腔の闘志を滾らせ、毛主席と党中央の指導の下で全国民と力を合わせ、艱難辛苦を克服し、右派の反撃に勝利するのだ。
?社会主義社会の主要矛盾であるプロレタリアとブルジョワの階級対立において、修正主義が最も危険である。毛主席の革命路線を断固として守り文化大革命の成果を防衛し発展させ、プロテリア独裁を強固なものになすべきだ。

つまり4本の論文は北京大学で反文革路線が侮り難いほどの勢いを持ちはじめる一方で、劣勢に立たされた毛沢東路線が浮き足立ってきたことを物語っているともいえそうだ。この本出版の8ヵ月後には四人組路線が破産。四人組の最後は、哀しいまでの喜劇だ。
《QED》
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<宮崎正弘の新刊予告>
 『震災大不況で日本に何が起こるのか』(徳間書店、1260円、28日発売)
 『自壊する中国 ネット革命の連鎖』(文藝社文庫。6月5日発売。定価未定)

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<宮崎正弘の新刊 絶賛発売中>
 『中東民主化ドミノは中国に飛び火する』(双葉社新書、880円)
 http://sinkan.net/?asin=4575153753&action_item=true

 『ウィキリークスでここまで分かった世界の裏情勢』(並木書房、1470円)
『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)
『上海バブルは崩壊する』(清流出版、1680円)

<宮崎正弘の対談シリーズ>
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)

<宮崎正弘 全著作リスト>
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