チュウゴクー約3億7700万円相当の救援物資。 台湾ー現金約146億円。
東日本大震災:中国各紙が菅首相の感謝の寄稿掲載
【北京・成沢健一】中国の時事情報紙「環球時報」や北京紙「新京報」などは21日、菅直人首相の寄稿を掲載した。首相は、東日本大震災での中国の支援に謝意を示す一方、福島第1原発事故の対応に全力を挙げると表明している。
「復興と新生の道へ」と題し、国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンの週末版(16、17日付)などに掲載された寄稿文をベースに、震災で犠牲になった中国人への弔意と、国際救援隊の派遣や3000万元(約3億7700万円)相当の救援物資提供に謝意を示した。
また、原発事故に「深い遺憾の意」を表明する一方、早期の事態収拾に向けて指揮を執っていると強調し、日本の食品や製品の安全性を訴えた。
中国では震災発生1カ月に合わせ、中国共産党機関紙「人民日報」などに菅首相のメッセージが先に掲載された。しかし、その内容は世界共通で中国への具体的な言及がなかったことから、長引く原発事故の影響に対する不満も重なり、インターネット上では批判的な書き込みが相次いでいた。http://mainichi.jp/select/world/news/20110422k0000m030119000c.html
東日本大震災:台湾・王立法院長が義援金 10億5千万円
【台北・大谷麻由美】東日本大震災で訪日中の台湾の王金平立法院長(国会議長)は21日、日本の対台湾交流機関「交流協会」(東京都港区)を訪れ、義援金の目録を服部礼次郎会長に手渡した。
台湾外交部(外務省)に寄せられた約3億7000万台湾ドル(約10億5000万円)で、近く日本赤十字社に送られる。
王院長は「日台間には心の絆がある」と深い関係を強調。福島第1原発の事故が日本の観光業に与えた打撃にも触れ「私も大好きな北海道の観光が回復するよう尽力したい」と述べた。今回を含め義援金は台湾全体で20日までに約51億台湾ドル(約146億円)に上るという。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110422k0000m030080000c.html
東日本大震災:台湾が渡航自粛勧告解除 関東1都6県など
【台北・大谷麻由美】台湾外交部は20日夜、東日本大震災以降の関東1都6県と北海道東・南部に対する渡航自粛勧告を解除、十分な注意を促すレベルに引き下げた。東北6県については引き続き渡航自粛勧告を継続する。
福島第1原発の事故を受け、台湾人の日本訪問は大幅に減少。台湾・中華航空の人気路線、台北-新千歳便は1日1便の運航を週2便に減らしたが、それでも乗客は集まらない状態だ。日本の旅行会社などは、台湾人観光客を呼び戻そうと、台湾メディアを北海道に招待するなど安全性のPRに必死だ。訪日する外国人旅行者の中で、台湾は昨年、韓国、中国に次ぐ3位の約126万人。
【毎日新聞 2011年4月21日 19時52分(最終更新 4月21日 20時39分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20110422k0000m030081000c.html
中国3都市で日本へのツアー販売禁止の指示
< 2011年4月22日 1:02 >
中国の日本政府関係者によると、東日本大震災を受けて、中国の上海、瀋陽、大連の3つの都市で日本への観光ツアーを販売しないよう、地元当局が旅行会社に指示していることがわかった。
北京などではこうした指示は出ていないということだが、中国では震災後、全てのツアーがキャンセルされ、新たな申請もないということで、事実上、日本への団体旅行は停止されている。
http://www.news24.jp/articles/2011/04/22/10181419.html