サポート情報:ボランティア受け入れ 20日現在 | 日本のお姉さん

サポート情報:ボランティア受け入れ 20日現在

これを読むと、おにぎりも満足にあたえられていない避難所もある。↓

googleが把握している避難所と状況
http://shelter-info.appspot.com/maps

サポート情報:ボランティア受け入れ 20日現在
■受け入れ中の自治体■ 
 県外から被災地へのボランティアの受け入れ状況は次の通り。
問い合わせの電話をする前に、災害ボランティアセンター(VC)のウェブサイトなどで事前に情報確認を。

 <岩手県>
◆盛岡市電話019・651・1000(8時半~17時15分)。22日に太平洋沿岸の野田村にボランティアバスを出す。同市三本柳のふれあいランド岩手を6時半に出発、18時半に戻る。募集は先着40人。必ず事前に申し込む。
◆宮古市土日に限り、県外からの団体(10人以内)を募集。ブログ(blog.goo.ne.jp/miyakovc/)で活動内容を確認し、1週間前までに申し込む
◆遠野市電話0198・62・1001(8~18時)。個人、団体とも募集。「遠野まごころネット」のホームページから申込書をダウンロードし、2日前までにメールかファクスで申し込む
◆大槌町電話080・3518・8490(10~15時)。5人以上の団体に限って募集。事前に電話で確認を
◆山田町電話080・5949・7867(9~18時)。5人以上で、おおむね4日間は活動できる団体に限る。事前に電話を。
 <宮城県>
◆石巻市電話0225・23・6015(8時45分~17時)。VCがある石巻専修大5号館での受付時間は9~16時
◆気仙沼市電話080・5949・7561(9~16時)。希望者や団体がボランティアを募ってバスを手配する「災害ボランティアバスパック」での参加を呼び掛けている
◆岩沼市電話080・5949・7541~2(9~16時)。現地VCでの受付時間は8時半~13時。事前にホームページで確認を
◆亘理町電話080・5949・7719(8時半~18時)。県外からの受け付けは4月30日まで。
 <福島県>
◆相馬市電話0244・36・7827、7942(8時半~17時)。がれき撤去に重機持ち込み可能の人、汚れた写真を扱う技術のある人。事前に電話やVCのブログで確認を
◆南相馬市電話0244・24・1877(9~17時)。事前にVCのブログからメールで連絡を
◆南相馬市鹿島区電話0244・46・5354(9~15時)。託児(保育士、教員免許所持の人歓迎)、VCの運営。事前に電話やVCのブログで確認を。
毎日新聞 2011年4月20日 21時59分
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110421k0000m040126000c.html

東日本大震災:ボランティア支援拠点…遠野まごころネット

土砂に埋まった民家から協力して畳を運び出すボランティアたち=岩手県大槌町で2011年4月8日、小川昌宏撮影
 岩手県沿岸の被災地を支援するボランティアの拠点が同県遠野市に、遠野市民や県外のボランティア団体などによって3月末に設立された。遠野市被災地支援ネットワーク「遠野まごころネット」だ。創設メンバーの一人で、静岡県ボランティア協会事務局長の鳥羽茂さん(53)は「東日本大震災の被災地は広域で支援は長期になりそう」と語り、支援体制の整備や、ボランティアのまとめ役になるリーダー養成の重要性を指摘する。
 鳥羽さんは、阪神大震災や中国・四川大地震などでボランティアとして被災地に入った経験がある。しかし、今回は現場を訪れて「どこから手をつけていいか分からず、途方に暮れた」。遠野まごころネットは、長期支援に対応できるようにと県内外の団体が設立。県外の団体が、被災地支援の経験がない地元団体に支援の手法を伝えていく。また、地元の案内を受けながら、被災地にボランティアの受け入れ拠点を整備し、送り込む。
 内陸に位置する遠野市は、宮古、釜石、大船渡、陸前高田などの被災地にそれぞれ1時間程度で向かうことができる。
 鳥羽さんは「被災地が何を必要としているかの情報発信や、ニーズの把握を現地だけで行うのは難しい」と、地元以外の支援団体の役割の重要さを指摘しつつ「ただ、支援するのは、人情も文化も分かる土地の人が中心となる方が良い」と、地元の人たちの支援の手が求められているとも語る。
 ウェブサイトでボランティアの募集も行っている。【清藤天】
【関連リンク】
遠野まごころネット
http://www25.atpages.jp/tonomagokoro/

毎日新聞 2011年4月18日 21時42分(最終更新 4月19日 3時59分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110419k0000m040104000c.html

余録:ボランティア休暇
 石段を30メートルほど上がった高台には、小さな神社があった。そこには、テント、支援物資にわずかな家財道具が運び込まれ、ミニ避難場所となっていた。つかの間の安息の場。一人の少女が一心不乱に絵本に見入っている姿が印象的だった

▲一方で、石段の下には、見渡す限り黒々としたがれきが広がっていた。大地から家々を根こそぎはぎ取った津波の破壊力。後片づけする人々の疲れと無力感が伝わってくる。石段脇の植え込みを見ると、水によって運ばれたゴミが相当な高さまで付着しており、凶器と化した水の恐るべき高さを推測できた

▲美しい景観がそのまま残る高地と、泥流が一切合切をのみこんだ低地との、ある高さを境にした残酷なまでの明暗ぶり。「天国と地獄」という言葉が浮かぶ。岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市の海岸線を回り、文字通り「百聞は一見にしかず」を実感した

▲荒廃の中の秩序、悲しみの中の寛大さにも出合えた。がれきの中にかろうじて確保した道路は車同士が互いに譲り合い、避難所では、ささやかな差し入れにも感謝の声を聞くことができた

▲できるだけ多くの日本人が被災地に足を運び、自分の目で惨状を見て、心身共に疲れ果てた人々が何を必要としているのか、自分に何ができるのかを考えてほしい。もちろん、物見遊山や形だけの視察ではかえって迷惑をかけるだけである

▲被災地ボランティアに求められるのは「自己完結能力」「事務処理能力」「安定的な労力の提供」だという。私たちでも十分可能ではないか。この夏長期のボランティア休暇を取る人が増えることを願う。
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20110411k0000m070137000c.html