ねぎらいの言葉を、わが自衛官に直接届けてください。
軍事情報 (自衛隊ニュース)
◇◆◇ 発行講読者数:11,158名/平成23年(2011年)4月19日(火)発行 ◇◆◇
こんにちは!!
おき軍事のエンリケです。
今週も、どうぞよろしくお願いいたします。
(エンリケ)
【軍事理解のための「3つの土台」】
1.せめてこれくらいは国民として把握しておきたい軍事の常識
→軍事は政治の延長線上にあるもので、決して特別なものではない。
だから、軍事を忌み嫌う人は、政治を正しく理解することが出来ない。
一方で、軍事を必要以上に神聖なものと捉える人も、全体を見誤まる。
2.国民の軍事理解でイチバン欠けている部分
→国際政治がバランスオブパワーの関係で成り立っているということを知らな
い。一方で、そのようなことを知らないお人好しが、あたかも善良な人である
かのように捉えられる傾向にある。残念ながら、現実の国際社会は単なる仲良
しクラブにあらず。
3.ナゼ国民は、軍事理解に乏しいのか?
→自国への帰属意識が希薄であるため。守るべき対象(日本)を感じることが
出来ないのだから、軍事を理解することなど到底不可能。国家観に対する教育
を怠ってきたことのツケ。
● 自衛隊関連ニュース
■東北地方太平洋沖地震における災害派遣で活動中の隊員へのメッセージ受付
陸では110401から、これまでのFAXだけでなく、ネットからの投稿ができるようになりました。あなたの感謝の思い、ねぎらいの言葉を、わが自衛官に直接届けてください。空や海でも受け付けてます。これを機会にぜひどうぞ。
⇒ http://www.mod.go.jp/gsdf/news/dro/msg.html#net
(陸)
http://www.mod.go.jp/asdf/news/touhokuoki/gekirei/
(空)
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/inquiry/index.html
(海)
わが自衛隊は、被災地で今も困難と闘っている多くの方々を
全力で支援しています。
わが自衛隊は、つねに国民とともにあります。
≪隊員家族の支援について≫
http://www.mod.go.jp/gsdf/family/index.html
■災統合任務部隊全隊員が黙祷
東日本大震災から1ヶ月を経過するに伴い
亡くなられた方々に対し哀悼の意を表するとともにご冥福をお祈りするため
災統合任務部隊の全隊員は、4月11日14時46分から1分間の黙祷を行いました。
■スーダン国際平和協力隊(6次要員)の派遣
110418の防衛省発表によれば、
わが国は、国連スーダンミッション(UNMIS:United Nations Mission in
Sudan)軍事部門司令部に対し、スーダン国際平和協力隊(第6次要員)を次のとおり
派遣する。
1.出国日
平成23年4月19日(火)
2.6次要員
○ スーダン国際平和協力隊長(兵站幕僚)
木村 昌秀 3等陸佐
○ スーダン国際平和協力隊員(情報幕僚)
日下 耕 1等陸尉
■三沢基地における移動訓練の実施について(110411 空幕)
平成23年3月11日(金)発生した東北地方太平洋沖地震により、松島飛行場が
被害を受けたため、松島飛行場での飛行教育等を中断いたしております。これに伴い、
松島基地の部隊の一部が三沢基地に移動し訓練を実施することとなりました。
移動訓練の概要は以下のとおりです。
1.部隊
(1)部隊名:第4航空団第21飛行隊(松島基地)
(2)部隊の任務:F-2を使用し主に新人の操縦者に対しF-2の操縦法及び戦技の基礎を教育する。
2.規模
人員40名程度
3.期間
平成23年4月12日(火)から当面の間
http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/houdou/H23/0411.html
■航空自衛隊が新たに直接取得しようとする次期戦闘機の提案要求書に関する説明会について(110405 空幕)
航空自衛隊が現在保有しているF-4戦闘機の後継機として、新たに直接取得しよう
とする次期戦闘機の機種選定について、これまで準備を進めていたところ、このたび省
内の準備作業(提案要求書の作成等)が完了しました。
そこで提案を希望する企業又は外国政府機関に対し、提案書の提出を求める提案要求
書に関する説明会を別紙のとおり、実施しますのでお知らせいたします。
この件については、本日の官報にも掲載されております。
説明会の概要(別紙)
http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/houdou/H23/0405fx.pdf
(参考)
○提案要求書とは、防衛省から企業又は外国政府機関に対し、提案機種の性能、後方支
援及び所要経費等に関する資料を求めるものです。
http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/houdou/H23/0405.html
■わが周辺における昨今のロシア軍の動き
・ロシア機の日本海における飛行について(110329 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110329.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(110321 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110321.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(110317 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110317.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(110309 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110309.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(110221 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110221.pdf
・ロシア機の日本海及び太平洋における飛行について(110216 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110216.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(110202 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110202.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(101215 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101215.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(101214 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101214.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(101208 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101208_2.pdf
・ロシア機の日本海における飛行について(101206 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101206.pdf
・ロシア海軍艦艇の動向(101122 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101122.pdf
・ロシア海軍艦艇の動向(101115 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101115.pdf
・ロシア機の沖縄方面への飛行(101112 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101112.pdf
・ロシア海軍艦艇の動向(101108 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2010/press_pdf/p20101108.pdf
■わが周辺における昨今の支那軍の動き
・支那機の、わが護衛艦「いそゆき(磯雪)」への近接飛行(110401 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110401.pdf
・支那ヘリの、わが護衛艦「さみだれ(五月雨)」への近接飛行(110307 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110307.pdf
・支那機の東シナ海における飛行について(110302 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20110302.pdf
■防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について(防衛省)
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2011/index.html
■海外で展開中の自衛隊部隊状況(統幕)
●PKO等活動状況(110310付)
http://www.mod.go.jp/jso/specially_top/pdf/2011.03.10_pko.pdf
(ハイチ派遣部隊、海賊対処派遣部隊、ゴラン派遣部隊、国連東ティモール統合
ミッション)
■派遣海賊対処水上任務隊の日常(統幕)
現地に派遣されている2隻の護衛艦はアデン湾を往復しながら、民間商船を護衛しています。
護衛方法としてはまず、アデン湾の東西に一か所ずづ定められた集合地点において、護衛の対象となる民間船舶の受け入れ作業を実施します。その際、性能などが異なる民間船舶を海賊から効果的に防護するため、最適な陣形となるよう調整します。
アデン湾を護衛船団が航行する際には、船団の前後を護衛艦が守り、護衛艦に搭載された哨戒ヘリコプターも、上空から船団の周囲を監視しています。このように昼夜を問わず船団の安全確保に万全を期しつつ、アデン湾を約1日半ほどかけて通過します。
また、護衛艦には8名の海上保安官が同乗し、必要に応じて、司法警察活動ができるよう、自衛隊は海上保安庁と協力して活動しています。
http://www.mod.go.jp/jso/Activity/Anti-piracy/anti_pb.htm
■派遣海賊対処任務隊活動実績
1.水上隊(090314~)
【実績】110331現在 護衛船舶数:1759隻
2.航空隊(090528~ 陸海の統合任務隊)
【実績】110327現在 P-3C飛行実績:434回
【派遣海賊対処任務隊へのメッセージ】
http://www.mod.go.jp/jso/thankful_message.htm
■平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況
(110418 0800現在 防衛省発表)
※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所
1.災害派遣要請元及び要請日時
岩手県知事 3月11日14時52分 宮城県知事 3月11日15時02分
茨城県知事 3月11日16時20分 福島県知事 3月11日16時47分
青森県知事 3月11日16時54分 北海道知事 3月11日18時50分
千葉県知事 3月12日01時00分
2.防衛省・自衛隊の対応
(1)派遣規模
人員 :約106,550名
(陸災部隊:約70,000名、海災部隊:約14,500名、空災部隊:約21,600名、
原子力災派部隊:約450名)
航空機:500機(回転翼183機、固定翼317機)
艦船:50隻
が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣
(ア)関係命令
3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
(イ)活動内容
航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、
給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプ
ター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大
学校)における避難民受け入れ、慰問演奏
イ 原子力災害派遣
(ア)関係命令
3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
http://www.mod.go.jp/j/approach/defense/saigai/tohokuoki/20110415a.html
(イ)活動内容
避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニ
タリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報
提供、上空からの撮像、集じん飛行支援
ウ 現地調査団等の輸送支援
・政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
・経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
・総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
・政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
・DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
・防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
・防災担当大臣現地視察
・防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
・防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
・総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)
エ その他
3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊
が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)
(3) 自衛隊の活動
○陸自
(4月17日)
05時40分 善通寺14旅団、女川地区において人員輸送支援開始
06時00分 海田市13旅団、相馬市役所において給食支援開始
07時25分 14旅団、宮城県北部において捜索開始
07時30分 帯広5旅団、牡鹿半島地区において捜索開始
08時00分 山形6師団、野蒜、浜市、亀岡地区において捜索開始
08時00分 北千歳1特科団、女川町石浜地区、河北町釜谷地区において捜索開始
08時00分 岩見沢12施設群、気仙沼市において捜索・瓦礫除去開始
08時00分 幌別13施設隊、南三陸町において捜索・瓦礫除去開始
08時00分 相馬原12旅団、南相馬市において捜索開始
08時00分 13旅団、いわき市において捜索開始
08時00分 1特科団、女川地区、河北町釜谷地区において捜索開始
08時00分 北方施設隊、気仙沼市、南三陸町において捜索・瓦礫除去開始
08時10分 1特科団、気仙沼市にいて瓦礫除去開始
09時10分 小郡5施設団、新地町、相馬市、南相馬市において捜索・瓦礫除去開始
○海自
(4月17日)
02時13分 第4航空群固定翼機、新潟県中越地方震度5弱の被害状況調査実施
08時27分 第2航空群固定翼機、捜索活動実施
10時20分 「はるさめ」搭載回転翼機、桂島の被災者に対し、支援物資を輸送
10時40分 「はるさめ」搭載回転翼機、野々島の被災者に対し、支援物資を輸送
11時07分 「はるさめ」搭載回転翼機、寒風沢島の被災者に対し、支援物資を輸送
13時05分 第2航空群、岩手産業文化センターに支援物資(食品)を輸送
15時11分 「くにさき」、鮎川の被災者に対し、入浴支援117名、物資支援を実施
16時38分 「ちくま」、大島の被災者11名に対し入浴支援を実施
17時25分 「横須賀警備隊」、宮城県石巻市中央市営駐車場にて230名の被災者に対し、入浴支援を実施
18時00分 第2航空群、八戸地区の被災者に対し、受け入れ支援34名、入浴支援10名、メンタルヘルスケア10名実施
18時14分 「せとぎり」、大島の被災者54名に対し入浴支援を実施
○空自
(4月17日)
02時15分 新潟救難隊(新潟)UH-60J×1機が新潟県中越地方震度5弱の被害
状況調査実施
06時30分 松島基地が石巻市において入浴支援開始
07時00分 松島基地が石巻市において給水支援開始
07時05分 松島基地が石巻市において物流管理支援開始
07時08分 松島基地が石巻市及び東松島市において捜索開始
07時12分 北空派遣隊(山田)が物資輸送開始
07時15分 航空救難団(百里)U-125A×1機が捜索救助のため百里基地離陸
07時21分 北空派遣隊(山田)が瓦礫除去開始
07時30分 北空派遣隊(山田)が捜索・救護開始
07時32分 北空派遣隊(山田)が給食支援開始
08時00分 松島基地が成瀬第2中学校庭の泥除去開始
08時29分 松島基地が大曲コミュニケーションセンターの清掃開始
08時57分 松島基地が東松島市において瓦礫除去開始
09時03分 松島基地が東松島市において医療支援開始
09時47分 航空救難団(新潟)UH-60J×1機が捜索救助のため松島基地離陸
11時30分 松島基地が給食支援開始
12時57分 航空救難団(秋田)UH-60J×1機が捜索救助のため松島基地離陸
13時08分 航空救難団(小松)U-125A×1機が捜索救助のため百里基地離陸
参考
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2011/04/11a.html
■中央即応集団司令部および主要隷下部隊の東日本大震災への災派展開状況
中央即応集団は原子力災害派遣展開中です。
【主な派遣活動】
除染活動、住民の確認等、原発のモニタリング、原発への放水
即応集団隷下各部隊のより詳しい展開状況は下のURLでどうぞ。
http://www.mod.go.jp/gsdf/crf/pa/saigaihaken/touhokutihoujisin/touhokutihoujisin.html
・集団司令部と中央特殊武器防護隊は、福島県庁に連絡・調整機能を配置。
・集団前方調整所をJビレッジ(一部は福島県庁)に設置。集団郡山調整所を郡山
駐屯地に設置。
・第一空挺団は12旅団隷下に入っており、いわき市運動公園、田村市運動公園、
サテライト鹿島の三箇所で展開中
・第一ヘリ団は霞目・仙台駐屯地に指揮所を設置。航空作戦任務を展開中。
・中央即応連隊はいわき海浜自然の家にて準備・待機中。
・中央特殊武器防護隊は郡山駐屯地に指揮所を設置。各除染所で展開。
除染・放水任務を展開中。なお、今回の派遣では化学学校や各師団等の化学防護隊・特
殊武器防護隊が増強されている。
・海自護衛艦「さわゆき」と103特殊武器防護隊(中央特殊武器防護隊隷下)が任務
協力している。
■西部航空方面隊の災害派遣部隊交代
空自西部航空方面隊によれば、西部航空方面隊(司令部 春日)の5次災派部隊
(指揮官:西空司令部 平野三佐 以下約100名)が110414午前、現地に向け出立し
ました。同夕方、2次隊が帰還しています。
■陸自各部隊の災派展開状況
ここであげている以外にも災害派遣されている部隊はあります。
あらかじめご了解ください。
▼北部方面隊
▽旭川2師団(110414現在)
岩手県北部沿岸地域にて捜索・復旧活動及び生活支援中
▽帯広5旅団
第5旅団は、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被災地「宮城県石巻
市」において、引き続き行方不明者捜索、物資・資材の輸送支援、炊事・入浴支援等の
救援活動を行っているほか、第5音楽隊による慰問演奏を始めました。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/5d/syoukai/touhoku/touhoku3.html
▽東千歳7師団
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/training/accident/ac_touhoku.html
▽真駒内11旅団
第11旅団は、『第11生活支援隊』を編成し岩手県宮古市で被害に遭われた方の給食、
給水、入浴支援の他救援物資の輸送、巡回診療を実施中である。 また、福島第一原子
力発電所の原子力災害により第11旅団司令部付隊化学防護隊が活動中である。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/activity/saigai_higashinihon.html
▼東北方面隊
▽青森9師団
師団は、青森・弘前・八戸・岩手・秋田の各部隊から合計約6600名の隊員を派遣。
生活支援(給水、給食(炊き出し)、入浴、救援物資輸送、瓦礫の除去等)、行方不明
者の捜索等災害派遣活動を実施中。
▽山形6師団
第6師団は、引き続き、応急復旧作戦及び行方不明者捜索を展開中。
110412の主な展開地域及び内容は次のとおり。
1 派遣人員
6.143名
2 展開地域及び内容
神町20普通科連隊
捜索活動等:石巻市 市街地西部
民生支援等:物資輸送、道路啓開、沐浴準備(石巻市)、人員輸送
多賀城22普通科連隊
捜索活動等:多賀城、塩竃市、七ヶ浜町
民生支援等:給食・給水、沐浴、物資輸送、道路啓開(多賀城、塩竃市、七ヶ浜町)
福島44普通科連隊
捜索活動等:石巻市 市街地東部
民生支援等:人員輸送、沐浴準備(石巻市)
郡山6特科連隊、同6高射隊
捜索活動等:東松島市、野蒜、東名運河
民生支援等:給水、給食、沐浴、物資輸送(東松島市、宮戸島、野蒜、東名運河)
神町6後方支援連隊
捜索活動等:なし
民生支援等:給食・給水、入浴、医療、物資輸送
(石巻、東松島、多賀城市、利府町)
大和6戦車大隊、同6偵察隊
捜索活動等:東松島市東部
民生支援等:給食・給水、沐浴(東松島市)
神町6施設大隊
捜索活動等:なし
民生支援等:道路の啓開、瓦礫の除去、沐浴支援(東松島、石巻市)
東北方面特科隊(仙台)
捜索活動等:宮城野区、若林区
民生支援等:給食・給水、物資輸送(宮城野、若林区)
神町6飛行隊
捜索活動等:人員空輸
民生支援等:なし
神町6特殊武器防護隊
捜索活動等:川俣(原子力災害対処)
民生支援等:なし
神町6音楽隊
捜索活動等:なし
民生支援等:派遣演奏(多賀城市)
北千歳1特科団
捜索活動等:宮城野・若林区、宮戸島、浜市
民生支援等:給食・給水(石巻市)
東千歳1高射特科団
捜索活動等:なし
民生支援等:給食・給水(東松島市)
那覇15旅団
捜索活動等:なし
民生支援等:入浴支援(多賀城市)
多賀城38普通科連隊
捜索活動等:なし
民生支援等:給水・沐浴支援、捜索、輸送(各地区)
需品教導隊(松戸)
捜索活動等:なし
民生支援等:入浴(石巻市)
参考:
http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/saigai/pin/23.4.12.pdf
▼東部方面隊
▽練馬1師団
23年3月11日に発災した【東日本大震災】により災害派遣に出動、被災した現地に
部隊を展開し各種作業を行っています。
▼中部方面隊
名古屋10師団・大久保4施設団・海田市13旅団・善通寺14旅団の部隊が現地で
救助活動を、伊丹3師団が生活支援を、青野原8高射特科群・方面後方支援隊(京都)
の部隊が補給支援を実施している。
また、110324~110403の間、中国・四国地区の即応予備自衛官(中方混成団47普通科
連隊(海田市))も現地で活動した。
参考
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/Topix/23.04.07_saiha/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%83%A8%E6%96%B9%E9%9D%A2%E6%B7%B7%E6%88%90%E5%9B%A3
▽名古屋10師団
守山35普通科連隊、金沢14普通科連隊等の隷下部隊は、発災以来、宮城県南部地域
における人命救助、捜索任務を展開中。
▽伊丹3師団
平成23年3月15日、第3師団の隊員約500名は東日本大震災に伴う災害派遣のた
め出動し、約1ヵ月間、生活支援、行方不明者の集中捜索等に従事しています。
地域の方々とも交流が深まる中、派遣隊員に対し応援して下さる方々の姿も増えて
きていると現地の隊員から聞いています。隊員はその応援を励みに、被災者のニーズに
応えるべく日々任務に邁進しています。
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/miyagisaiha5.html
派遣隊長及び派遣部隊
● 派遣隊長 3後方支援連隊 1等陸佐 黒丸 逸朗
● 派遣部隊(13個部隊)
福知山7普通科連隊・伊丹36普通科連隊・信太山37普通科連隊・伊丹3後方支援
連隊・姫路3特科隊・今津3戦車大隊・姫路3高射特科大隊・大久保3施設大隊・
伊丹3通信大隊・師団司令部付隊・伊丹3偵察隊・八尾3飛行隊・伊丹3特殊武器
防護隊
● 派遣先(拠点) 宮城県柴田郡柴田町
船岡駐屯地
● 活動地域 宮城県南部地域
名取市、岩沼市、柴田町、大河原町、亘理町、山元町等
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/miyagisaiha3.html
▽海田市13旅団
13旅団は福島県において捜索活動、給水支援、給食支援を実施中。
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/touhoku.html
▽善通寺14旅団
3月15日 善通寺をはじめ四国の各駐屯地より出発した14旅団の隊員は、宮城県の女川地区、雄勝地区、北上地区、河北地区、石巻北地区にて約1500名態勢で、救援活動及び生活支援活動(入浴、給食、給水、衛生、輸送等)を実施しております。
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/14b/index.html
▼西部方面隊
▽福岡4師団
第4師団は、人員約4,400名、車両約1,250両をもって引き続き宮城県気仙沼市及び南三陸町において行方不明者の捜索、給水支援、炊事・給食支援、輸送支援、医療支援、施設支援及び入浴支援等を実施中です。
http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/active/higashinihon/index.html
▽熊本8師団
3月15日、8師団は、東北地方太平洋沖地震災害派遣に人員600名・車両300両を出動させた。派遣部隊長は8後方支援連隊長 坂本正義1等陸佐。師団隷下各部隊から多くの人員・車両が出動した。派遣部隊は現在も現地で任務遂行中。
http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/8d/index.htm
▽那覇15旅団
15旅団は、東北地方太平洋沖地震により被害に遭われた方々のために、給水・給食
等の救援作戦を展開中。