水もなくエサもなく
牛3千頭・豚3万匹、原発20キロ圏に…餓死か
読売新聞 4月19日(火)14時33分配信
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。
避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。
県によると、20キロ圏内は、ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、畜産や酪農が盛んな地帯。しかし、東日本大震災発生翌日の3月12日、同原発1号機が爆発し、避難指示が出たため、畜産農家や酪農家は即日、家畜を置いて避難を余儀なくされた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000662-yom-soci
読売新聞 4月19日(火)14時33分配信
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。
避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。
県によると、20キロ圏内は、ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、畜産や酪農が盛んな地帯。しかし、東日本大震災発生翌日の3月12日、同原発1号機が爆発し、避難指示が出たため、畜産農家や酪農家は即日、家畜を置いて避難を余儀なくされた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000662-yom-soci
【原発10キロ圏内動画集】置き去りにされた牛や犬や猫たちの実態など
2011年04月17日18時00分
提供:ロケットニュース24
2011年4月上旬、取材班は福島第一原子力発電所から半径5~20キロ圏内を取材。動物保護団体の同行取材として放射性物質の濃度が高いとされる地域に入り、そこに置き去りにされた家畜や犬や猫たちの実態を撮影し、徹底取材した。
正直言って、浪江町は異様な空気に包まれていた。空は晴天で、そよ風が流れる空気も気持ちいい。しかし、この空気中に放射性物質が温まれていると思うと精神的に不気味さを感じる。また、浪江町には人の姿がなく、その光景も異様である。
だが、そんなところにも命がある。人間に置き去りにされた牛や犬、猫、鶏などである。クサリをはずされた犬ならばいいが、そのまま放置された犬は餓死してしまった例もあるという。牛も、牛舎に閉じ込められたままの場合は餓死してしまっている。
家畜やペットの飼い主も被災者ならば、この動物たちも被災者なのである。そして、このゴーストタウンと化した浪江町が元通りに戻るかどうかは、責任がどこにあろうとも、私たち人間の手にかかっている。すべての動画は http://p.tl/P-wY でご覧いただける。
写真: RocketNews24
http://news.livedoor.com/article/detail/5496604/
2011年04月17日18時00分
提供:ロケットニュース24
2011年4月上旬、取材班は福島第一原子力発電所から半径5~20キロ圏内を取材。動物保護団体の同行取材として放射性物質の濃度が高いとされる地域に入り、そこに置き去りにされた家畜や犬や猫たちの実態を撮影し、徹底取材した。
正直言って、浪江町は異様な空気に包まれていた。空は晴天で、そよ風が流れる空気も気持ちいい。しかし、この空気中に放射性物質が温まれていると思うと精神的に不気味さを感じる。また、浪江町には人の姿がなく、その光景も異様である。
だが、そんなところにも命がある。人間に置き去りにされた牛や犬、猫、鶏などである。クサリをはずされた犬ならばいいが、そのまま放置された犬は餓死してしまった例もあるという。牛も、牛舎に閉じ込められたままの場合は餓死してしまっている。
家畜やペットの飼い主も被災者ならば、この動物たちも被災者なのである。そして、このゴーストタウンと化した浪江町が元通りに戻るかどうかは、責任がどこにあろうとも、私たち人間の手にかかっている。すべての動画は http://p.tl/P-wY でご覧いただける。
写真: RocketNews24
http://news.livedoor.com/article/detail/5496604/