無理な節電から無理の無い節電へ移行せよ | 日本のお姉さん

無理な節電から無理の無い節電へ移行せよ

2011 年3 月11 日は、日本にとって、明治維新、太平洋戦争敗戦に次ぐ、歴史的な「第3のリセット」の日となる。もはや過去の体制には戻れないし、戻ってはならない。震災による数多くの犠牲はもとより、福島原発事故という「人災」が私たちに与えたとてつもない恐怖や今後長い年月にわたって向き合わなければならない放射能汚染という厄災を捨て石にしてはならない。
3.11 後のエネルギー政策・原子力政策は、人心を一新した上で、日本国民が未来に希望を持つことができるものを築きあげてゆかなければならない。このペーパーは、その第1弾として皆さんに問いかけるものである。
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2011年3月23日発行
JMM [Japan Mail Media]                 No.628 Extra-Edition-2
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 ■■ 編集長から ■■
環境エネルギー政策研究所から続々と新しいレポートが発表されています。
以下のURLから、特に、「3.11後のエネルギー戦略ペーパー No.1」に目を通していた
だければと思います。東電の計画停電に関する考察です。

http://www.isep.or.jp/press_release.html

   村上龍

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●飯田哲也
NPO法人:環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。ルンド大学(スウェーデン)客
員研究員。1959年山口県生まれ。自然エネルギーや原子力などの環境エネルギー政策
専門家。『21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークREN21』理事など国
際ネットワークも豊富。温暖化ファンドやグリーン電力などを生み出すなど、社会イ
ノベータとしても知られる。中央環境審議会、東京都環境審議会などを歴任、2009年
11月には、新政権の25%削減タスクフォース有識者委員、および行政刷新会議ワーキ
ンググループの事業仕分け人に任命された。著書に「自然エネルギー市場」(菊地書
館)、「北欧のエネルギーデモクラシー」(新評論)、「自然エネルギー市場」(菊
地書館)、「グリーン・ニューディールー環境投資は世界経済を救えるか」(NHK出版)
「日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す」(洋泉社新書)など。
JMM [Japan Mail Media]                 No.628 Extra-Edition-2
【発行】  有限会社 村上龍事務所
【編集】  村上龍
【発行部数】128,653部