どのみち、ヨウ素剤で防げるのは放射性ヨウ素のみである。
軍事情報メルマガより。↓
今回の大地震・大津波の被害はとどまるところを知らず、さらに福島原発事故は危機的様相です。そこで、テロ対策・サバイバルに詳しい平山隆一氏に「被曝(ひばく)対策」を急ぎまとめてもらいました。参考にしていただければ幸いです。
1)屋内待機か避難か、現在地における情報を収集。ネット上のデマに要注意。
2)公的情報のほかに、ネットで「アメダス実況風向」や、地域の「放射能測定」など
を検索して現状を把握。
3)屋内待機の場合は、窓を閉めて外気の侵入を防ぐ。エアコン、換気扇を止め、
大きな隙間はガムテープでふさぐ。(ガムテープはサバイバル品としての汎用性あり)
4)やむを得ず外出する際は、肌の露出を極力減らし、帽子、手袋、マスク、できれば
メガネ・ゴーグルを着用。
5)外出着は、ほこりが付きにくい素材を。粗い綿製より表面が滑らかなものが良い。
(衣服に付着する花粉をブロックするスプレーが薬局などで売られている)
6)汚染された可能性のある灰、雨、雪には触れない。
7)体内被曝を防ぐために、特にマスクが重要。市販の花粉対策用マスクはフィルター
が高性能なものほど、周囲の隙間から吸気が漏れやすい。少し呼吸が苦しく感じるくら
いでないと、空気がフィルターを通っていないことになる。そこでマスクの全周囲を
絆創膏(ばんそうこう)で肌に密着させる。絆創膏(紙テープ)がない場合は、手で
周囲を押さえるだけでも違う。
8)マスクがない場合は、ハンカチを濡らして鼻と口を覆う。
9)帰宅後、玄関前で上着と、できればズボンも脱いでよく払い、袋などに入れて
隔離。家の中へ直接持ち込まない。
10)シャワーを浴び、うがい、鼻うがいをし、コンタクトレンズは外して洗う。
11)シャワーがない場合は、手と顔をよく洗い、濡らしたタオルで頭部や頸部を
拭く。
12)水がない場合は、タオルで拭いて汚染物質を落とし、意識的に鼻をかみ、痰を
吐くようにする。
13)ヨウ素剤は放射性ヨウ素を防ぐが、副作用もあるので服用はあらかじめ医者に
相談すべき。素人判断で服用しないこと。
14)ヨード系うがい薬の服用は不可。
15)薬剤と違って確実な効果など期待できないが、気分的に落ち着くのであれば海藻
類を摂取すればいい。ただし一度に多量の昆布やワカメを食べると下痢・腹痛があるの
で要注意。どのみち、ヨウ素剤で防げるのは放射性ヨウ素のみである。
16)基本的に花粉症対策と変わりがない。極端な恐怖心を持たずに冷静な対応が望ま
しい。
平山隆一(ひらやま・りゅういち)
1953年、栃木県生まれ。学生時代からの射撃とアウトドア行動熱が高じて78年に渡米。
以後、アリゾナ、テキサス、カリフォルニアなどに住みながら北米大陸を中心にバック
パッキングの旅を続ける。89年に帰国。これまで、多様なアウトドア行動に対応できる
よう、さまざまなトレーニング法を実践、調査してきた。
著書に『軍隊式フィットネス』『ホームトレーニング100』『フィールドモノ講座』
『ツールナイフのすべて』『今から始める地震対策』『戦うサバイバル』『たった一人
のテロ対策』(いずれも並木書房)がある。
●上記の詳しい情報は『たった一人のテロ対策』(平山隆一・並木書房)を参照。
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