各自、正しいことを行ってください。 | 日本のお姉さん

各自、正しいことを行ってください。

昨日の教会の礼拝では

牧師が「各自、被災者のために祈って、それぞれ正しいことを

行ってください。」と言っていた。

被災者のために祈り、具体的に金銭的な援助を

するようにってことだと思った。正しい事が何か分かっていながら

行わないのは罪だ。

家ではずっとテレビで、被災状況を観ていたが、

阪神大震災ほど酷くはないだろうと思っていたのが

間違いだったと直ぐに気がついた。

阪神大震災は、地震だけで津波がこなかっただけでも

マシだったのだ!


インドネシアの友人たちからは、

「大丈夫ですが。日本が酷い事になって悲しいです。」とか

「被害に遭われませんでしたか。

日本の皆さまが無事であるように祈っています。」と

クリスチャン、イスラムにかかわらず、確認とお見舞いのメールがくる。

アメリカも、普通は救助犬の派遣は3匹なのに、12匹も派遣してくれて

やっぱり、友好国だなと思った。

戦争当時は、バリバリの人種差別の国で

一般人でも平気で焼夷弾や原爆で焼き殺す恐ろしい国だったが、

今では、日本に対しては別人(国)のように

いい国になっている。

韓国も近いからもあるが、すぐに救助犬を派遣してくれた。


津波の威力は本当に恐ろしいものがある。

ニュースを見ていて阪神大震災のことを思い出し、辛くて悲しくて

ぐったり疲れた。ブログを書こうと思ってパソコンを開けて

ログインまでしたけど、何も書けずに閉じてしまった。

あの日は会社で、揺れを感じて「この地震はやけに

長時間でおかしい。」と思った。パソコンでニュースを見ると

15分後に7mの津波が宮城県襲うと書いてあった。

15分しかなかったら、誰も逃げられない。全滅だ!と思った。

それでも、たった15分か20分の間に高台に逃げることが

できた人もいたというのが、奇跡だと思う。

自衛隊があちこちで救助活動を黙々と続けてくれている様子を

テレビで観て、本当にありがたいことだと思った。

被害者の数などもまだまだ把握できていなくて、

警察は被害者は万単位だと言っているし、

原発の様子が心配で、チェルノブイリのようにならないよう

神さまに祈っている。

現場で必死に原発がメルトダウンしないよう頑張っている人たちは

たぶん、放射能を必要以上に受けていて、命を落とすかも

しれないけれど、チェルノブイリのようになったら

もっと多くの人が死んでしまうので、犠牲になるのを覚悟で

がんばっておられるのだと思う。

クリスチャンとして、神さまに祈って、正しいことをやるしかない。

大阪はいつもどおりに、みんなが買い物をしたり

会社に出たりで、いたって普通の状態。

普通ってことがどれだけ、すばらしいことなのか、痛切に感じた。

会社の荷物は宅急便が受け付けてくれない地域があり、

荷物を送っても相手が生存しているのか会社があるのかどうか

電話をしてもつながらず、確認作業だけに追われている感じ。

東京の会社の人は、東北地方に出張中だったが、無事を確認できた。

東京の友人も、電話がつながらず心配したが、ネットのメールは

届いて返事が来た。東京の会社の人は、3時間歩いて家に帰った。

ドンキなどの自転車が売り切れになっていたそうだ。

自転車を買って帰宅した人がいたようだ。

原発って、地震や津波などの災害が起こる日本には

向いていないのかな。でも、石油だけにエネルギーを頼るわけにも

いかない。

日本人、みんなが助け合って、被災地の人たちを助けないと!

次は自分たちが災害に会う番かもしれない。

日本にいる限り、天災はつきものなのですが、今回の地震と津波は

想像を超えていた。原発のことが心配で心配で

気が変になりそう。でも、祈るしかない。専門家の皆さまが

正しい処置が行えますように!日本政府が、原発の事故の

被害を最小に抑えることができるように、危機感を持って

動けますように!