気になったニュースいろいろ
日本に抗議をするなら、自分も同じことをするな。ロシア人サイテー。
~~~~~
ロシア:日本大使館前で日の丸燃やす…北方領土問題で抗議
【モスクワ田中洋之】モスクワにある在ロシア日本大使館前で15日夜(日本時間16日未明)、北方領土問題をめぐり日本に抗議するロシアの男女約7人のグループが日本国旗を燃やし、大使館の門衛所に向かって生卵数個を投げつけた。大使館が16日、明らかにした。けが人はなかった。
日本大使館の井出敬二公使は16日、ロシア外務省に出向き、ガルージン・アジア太平洋局長に遺憾の意を伝え、適切な対応と再発防止を求めた。ロシア側は「今回の事案は残念だ」としたうえで、治安機関に対し大使館が正常に機能できるような措置を取るよう求めていくと答えた。
日本大使館前では7日の「北方領土の日」以来、政権与党「統一ロシア」の若者組織や極右政党「自由民主党」のメンバーらが、「クリル諸島(北方領土を含む千島列島)は我々の土地だ」などと書かれたプラカードを掲げて抗議活動を続けていた。
ロシアでは在東京ロシア大使館の近くで7日に右翼団体がロシア国旗を侮辱したとされる問題が大きく報じられ、ロシアの自由民主党は日本レストランでの食事をボイコットするよう国民に呼びかける声明を発表するなど波紋が広がっていた。
日本大使館は周辺の警備を強化しているが、抗議活動がいつまで続くか分からないとして16日、在留邦人に対し大使館を訪れる際は不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけた。http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110217k0000e030013000c.html?inb=yt
イエメン、オマーンでデモ拡大、衝突で死者も
読売新聞 3月2日(水)0時52分配信
【カイロ=長谷川由紀】反政府デモが続くイエメンで、20年以上権力の座にあるサレハ大統領に対する辞任圧力が強まっている。
大統領は2月28日、挙国一致の政府づくりを提案したが、野党・反体制勢力はこれを拒否。首都サヌアでは1日も大規模デモが始まっており、参加者は大統領の即時辞任を改めて要求している。
同国の反政府デモは1月のチュニジア政変後、勢いを増し、南部アデンなどにも拡大、2月中旬以降、治安部隊との衝突で20人以上が死亡している。サレハ大統領は、任期が終了する2013年での引退や野党勢力との対話などの妥協姿勢を見せたが、退陣要求は収まる気配がない。
一方、民主化デモが続くオマーン北部ソハールでは1日、治安部隊が港湾地区への道路を封鎖していたデモ隊を排除した。ソハールでは2月27日、デモ隊と警官隊の衝突で死者が出ており、政府はデモ拡大を警戒し、首都マスカット周辺でも厳戒態勢を敷いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000981-yom-int
イランでデモ隊が治安部隊と衝突、改革派指導者の解放求める
ロイター 3月2日(水)8時50分配信
[テヘラン 1日 ロイター] イランの首都テヘランなどで1日、拘束された改革派指導者の解放を求めるデモ隊と治安部隊が衝突した。改革派のウェブサイト「Sahamnews」によると、テヘランや他の都市で数千人が反政府デモに参加した。
別の反政府派のサイト「Kaleme」は、テヘランでは治安部隊などがデモ隊に対し、催涙ガスを発射したと伝えた。デモ隊はテヘランの自由広場に向けてデモ行進したという。
デモ隊は、2月14日から自宅軟禁されている改革派指導者のムサビ元首相とカルビ元国会議長の解放を求めている。
イランの国際人権団体が「情報筋」の話として明らかにしたところによると、ムサビ元首相とカルビ元国会議長は妻とともに当局に拘束され、テヘラン近郊の「安全な場所」に移送されたという。
司法当局は、両氏が投獄されたとの報道を否定した。
一方、英国のヘイグ外相は、両氏がイランの「収容所」に移送されたとの報道を強く懸念している、との声明を発表した。
Sahamnewsは、テヘランや一部都市では「緊張が一段と高まっている」と伝えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000783-reu-int
過去最悪の口蹄疫流行、処分地で水質汚染の懸念も 韓国
CNN.co.jp 3月2日(水)11時33分配信
ソウル(CNN) 韓国全土で家畜伝染病の口蹄疫が流行し、これまでに300万頭以上が処分される過去最悪の事態になっている。
口蹄疫は伝染性の強い病気で牛、豚、羊、ヤギなどに感染する。政府は昨年11月の発生以来、流行を食い止めるための対策に追われ、全土で家畜にワクチンを接種、家畜を失った農家には補助金を支給してきた。
それでも農家の不安は消えない。感染した牛169頭を昨年処分した農家は「また同じようなことが起こらないかと心配だ」と話した。
政府に対する批判も高まっている。初動対応が遅れ、処分した家畜を埋める手順も計画性がないと指摘する声もある。農務省は地域事務所の対応に問題があったと認め、これほどの規模の流行に対しては包括的な対策が必要だと述べた。
一部の農家からは、埋葬地周辺の環境に与える影響を懸念する声も出ている。家畜を埋めた土地から流れ出した血液や油脂が水源に流れ込んでいるとの訴えもあるが、農務省はこれまでのところ、水の汚染は確認されていないと説明した。
政府は2億4700万ドル相当を拠出して、汚染の不安がある地域に給水施設を増設すると表明した。口蹄疫に関連した環境問題について相談を受け付けるホットラインも設置。3月上旬までには感染の拡大を食い止めたい意向だ。
家畜の処分を免れた農家では、ワクチンの有効性を疑問視する見方もあり、消毒を繰り返すなどの入念な予防措置を講じている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000016-cnn-int
子猫、橋脚と橋げたの隙間から半年ぶりに救出
読売新聞 3月2日(水)10時33分配信
埼玉県川口市芝塚原の陸橋で、橋脚と橋げたの隙間から出られなくなった子猫が1日、動物愛護団体や消防本部の協力で約半年ぶりに救出された。
住民がインターネットで呼びかけ実現した。なぜ入り込んだかは不明だが、昨秋以降、住民がひもを垂らすなどして餌や水をやってきた。愛護団体が飼い主を探している。
近くに住む後藤晃英さん(68)が猫に気づいたのは昨年9月。高さ約5メートルの橋脚にはしごをかけて保護を試みたが、奥に逃げ込まれて断念し、朝晩に煮干しを橋の上から投げて与えるなどした。他の住民も橋からひもを垂らして水をやった。川口市消防本部には1月までに「猫を助けて」の119番が4回。その度に救出を試みたが、失敗した。
救出の立役者は近所の会社員染谷カーシャさん(34)。ブリッジをもじって「ブリ」と名づけ、夫の会社員隆司さん(43)と餌をあげる一方で、ネット上の会員制交流サイトで救出方法を相談。それを見た人の紹介で、「日本動物生命尊重の会」(東京)に救出方法を教えてもらった。2日前から猫を空腹にさせ、1日午前、マグロとキャットフードが入ったかご状の捕獲器を消防隊員が橋げたに置くと、約3時間後、猫はかごに入って捕獲されたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000264-yom-soci
<主婦年金>救済廃止検討 切り替え忘れ、新たな対策導入
毎日新聞 3月2日(水)2時41分配信
サラリーマンの妻らが加入する国民年金の第3号被保険者制度を巡り、夫が会社を辞めた際に年金切り替えを忘れた妻などを救済する厚生労働省の「運用3号」制度について、政府は廃止するとともに新たな救済策導入のため法改正する方向で検討を始めた。総務省年金業務監視委員会が週明けにも廃止を含む抜本見直しの意見を総務相に伝え、総務相が厚労相に是正勧告する。
夫が退職した専業主婦らは、保険料を払わなくていい3号から、支払う1号に切り替えなければならないが、実際は切り替えていない人が数十万人いることが判明。1月に導入された運用3号は、2年分だけの保険料を求め、それ以前の未納分も負担したものとみなす救済策だったが、野党などから不公平との批判が高まり「当面停止」とされていた。
法改正による新たな救済策では▽救済時限を定めた上で、払える人にはさかのぼって払ってもらい、その期間を納付期間と認める▽払えない人は、届け出た未納期間を国民年金の加入期間(受給のためには計25年の加入が必要)と認めるが、納付期間としては認めず年金額に反映させない--などが選択肢とされる。【野倉恵】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000016-mai-soci
凍結資産、2兆4600億円=米のリビア制裁、史上最大規模
時事通信 3月1日(火)6時47分配信
【ワシントン時事】米財務省は28日、オバマ政権が発動した対リビア制裁で、これまでに少なくとも300億ドル(2兆4600億円)相当の同国政府の資産が凍結されたことを明らかにした。米政府が一度に科した資産凍結措置としては史上最大規模という。
コーエン財務次官代行(テロ・金融犯罪担当)は電話記者会見で、「カダフィ大佐や政権がこれらの資産にアクセスすることを阻止し、リビア国民のために保護するのが目的だ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000028-jij-int
カダフィ大佐の別荘、JNNカメラが潜入
TBS系(JNN) 2月28日(月)19時33分配信
エジプトとの国境から300キロ。リビア・アルベイダ郊外。丘の上の白い建物はカダフィ大佐の別荘です。JNNのカメラは別荘の単独取材に成功しました。
敷地内に入ると、中は荒れていました。窓ガラスが割れています。この地域を反体制派が掌握した後の18日、別荘では略奪が行われ、火が放たれました。
「こちらですね、豪華な感じの柱です。そして、暖炉もあります。あちら、ダイニングのようです。かなり調度品も豪華なようなんですけど、ほとんどが略奪に遭って燃やされて、今は焦げ臭いにおいがしています」(記者)
床に散乱する調度品の破片に暮らしぶりがうかがえました。略奪の跡は生々しくありますが、この豪華さはテントでの質素な生活をアピールしていたカダフィ大佐の別荘とは思えません。屋内プールもあります。別荘の周辺は年に3~4回封鎖されることがあり、そのとき、地元の人はカダフィ大佐がやってきたと感じていました。
中の様子を一切うかがい知ることができなかったカダフィ大佐の別荘。隠された秘密が地下にありました。
「かなりぶ厚い鉄の扉です。かなり深いです」(記者)
階段を下りること10メートルあまり。地下に下り、何重もの分厚い扉をくぐり抜けると、そこは、いくつもの部屋に分かれていました。カダフィ大佐の別荘の地下に隠されていたものとは・・・
「完全に地下核シェルターですね」(記者)
それは地下核シェルターでした。
「後退はしない、前進!前進!革命!革命!」(リビア カダフィ大佐)
いまだ強気な発言を繰り返すカダフィ大佐。1970年代から90年代にかけて、欧米諸国と激しく対立してきましたが、実は核兵器による攻撃を恐れていたとみられます。地下核シェルターの中は、いくつもの部屋に分かれていました。まだ準備が整っていなかったのでしょうか、空の部屋も多くあります。
「ベッド、電動ベッドですかね」(記者)
中にはベッドなどが運び込まれていた部屋もありました。ガラス張りのバスルームもあります。
「キッチンでしょうか。当分暮らせるようになっています」(記者)
カダフィ大佐は何のためにこの施設をつくったのでしょうか。それを解き明かす小さな扉がありました。奥の方に続いています。外に出たようです。
「これ脱出路になっているんですね。上のはしごを上ると外に出られるようになってます」(記者)
生き残るための脱出用の扉。
「祖父が死んだこの地を去ることは絶対できない。最期は祖父と同じくここで殉教する」(リビア カダフィ大佐)
決してリビアを離れないというカダフィ大佐。しかし、地下核シェルターからうかがえるのは、生への執着でした。反体制派の手はカダフィ大佐ののど元、首都・トリポリまで迫ろうとしています。(28日17:49)
最終更新:3月1日(火)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110228-00000031-jnn-int
教師が教え子に手をつけるのが普通になったら
親は心配で娘を預けることができなくなると思います。↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
教師と性的関係の高3女子 ショックで通学できない生徒も
NEWS ポストセブン 2月12日(土)17時5分配信
問題の“舞台”となったのは、静岡県浜松市にある私立高校。遠距離から通う生徒のために寮も設けられ、その教育方針から、校則が厳しいことでも知られる。
ここで寮生活をしていた3年生の女子生徒・Aさん(18)が、20代後半の男性教師・B先生と性的な関係を持ったことが明らかになったのは、昨年10月中旬のこと。男性教師は懲戒解雇、女子生徒は自宅待機処分とされ、のちに退学となった。
これに対し、Aさんは退学の取り消しを求める仮処分を裁判所に申請。静岡地裁浜松支部は今年1月17日、「退学処分の効力停止」の仮処分を決定した。つまり、Aさんを復学させるよう学校に命令したわけだ。しかし、学校側はいまも復学を認めてはいない。同校の校長はこういう。
「学校側としては今後も復学を認めるつもりはありません。地裁の決定は“効力の停止”であり、退学処分そのものを取り消せという決定とは解釈していません」
法律の解釈論だけにややこしいが、つまり裁判所の決定に、学校側は納得していないのだ。事実、学校側は仮処分を不服として同地裁に異議申立を行っている。Aさんを退学処分にした理由を、校長はこう説明した。
「女子生徒を自宅待機処分にした後、学校側としては転校を勧めましたが、生徒側が拒否したんです。そこで自宅学習を勧めましたが、これも拒んだため昨年12月22日付で退学処分にしました。女子生徒は寮生ということもあり、友人たちとのつながりは強く深い。それだけに、関係が発覚したときの他の生徒たちの動揺は大変なものでした。“裏切られた”という子や、ショックで通学できなくなってしまった生徒もいるなど、心に相当な傷を受けたのです」
しかし、あらためて退学処分の根拠となった校則を教えてほしいと学校に取材を申し込んだが、学校側は「応じられない」というのみだった。
※女性セブン2011年2月24日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110212-00000009-pseven-pol
飲酒の被告に水、賠償認めず=3児死亡事故めぐる訴訟―福岡地裁
時事通信 2月24日(木)11時7分配信
福岡市で幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、3児の両親が、事故を起こした元市職員今林大被告(26)=二審で懲役20年、上告=の飲酒検知前に水を飲ませた知人男性(26)に対し、200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、福岡地裁であり、田中哲郎裁判長は請求を棄却した。
両親は、男性が水を飲ませたことで今林被告の刑事裁判が長期化し、犯罪被害者として「適正で迅速な刑罰の実現を期待する権利や、重要な事実を知る権利が侵害された」と主張していた。
田中裁判長は「犯罪被害者としての権利や利益は、刑事手続きへの関与によって得られる事実上のもので、法律上保護されているとは認められない」と述べた。
原告側弁護団によると、両親は「自分たちの思いが伝わらなかったのは残念」として、控訴する方針。
判決によると、男性は2006年8月25日深夜の事故後、今林被告からの連絡でペットボトルに水を入れて現場に持参し、被告に飲ませた。
今林被告の刑事裁判では、危険運転致死傷罪の成否が争点となった。一審福岡地裁は08年、「事故原因は脇見」として検察側主張を退け、業務上過失致死傷と道交法違反罪を適用したが、福岡高裁は09年、「被告は飲酒により視覚が低下していた」と危険運転罪の成立を認めた。
男性は証拠隠滅容疑で逮捕されたが、起訴猶予となった。
両親は、今林被告ら4人に対しても計約3億4800万円の賠償を求める訴訟を起こしている。被告らは「事故原因は飲酒ではなく脇見で、被害者側にも過失があった」などと争っている。
~~~http://gigazine.net/news/20110223_eating_popcorn_too_loudly/ポップコーンと言えば音が出にくい映画のお供の定番スナックですが、それを周りの観客をいらつかせる程の大音量で食べていた男が、上映後にその行いを注意した男性を射殺するという事件が発生しました。
事件現場で上映されていたのは、日本では2011年5月13日(金)から上映される予定となっている、ナタリー・ポートマン主演の「ブラック・スワン」。注意してきた人を撃つというのは常軌を逸した行動ですが、一体どうしてこのような事態になってしまったのでしょうか。
事件の詳細は以下から。
※2011/02/24:当初の報道と事実が異なったため、記事内容を修正しました。
rus.db.lv :: Свидетели убийства: Зыков громко
чавкал, а Эгле делал замечания
ラトビアの首都・リガにあるシネマコンプレックスで、「ブラック・スワン」の上映中にポップコーンを大きな音を立てて食べ続けていた男が、マナーの悪さを注意した男性を射殺しました。「ブラック・スワン」はポートマン演じるバレリーナに試練が降りかかり、追い詰められていく過程を克明に描いた心理劇で、アカデミー賞5部門にノミネートされるなど評判の高い作品です。
ラトビアには映画の上映中にポップコーンをうるさく食べていて
注意された男性を銃殺した凶暴な27歳の男がいる。
警察は同じスクリーンで映画を見ていたNikolai Zykov容疑者(27歳)を、Aigars
Egleさん(42歳)を撃った疑いで逮捕しました。目撃者の女性によると、Zykov容疑者はEgleさんの真後ろに座っていて、映画が始まってからずっとポップコーンを音を立てて食べたりしゃべったりし続けていたそうです。映画のエンドロールが流れたころに耐えかねたEgleさんが「うるさい!」と抗議し、Zykov容疑者の持っていたポップコーンの袋をひったくって投げ捨てました。
するとZykov容疑者は飲んでいたビールのグラスをEgleさんの頭に乗せ、「もう空だよ」などと言ったことからEgleさんは激高、殴りかかろうとしたのかいすの列を飛び越えようとしました。その瞬間銃声が響き、Egleさんの体はかしいで、目撃者の足元に倒れ込みました。目撃者はあわてて自分の子どもを連れて逃げようとしましたが、上着をシートに忘れたことに気づいて引き返したところ、その上着はEgleさんの下敷きになっていて、血まみれとなっていたそうです。
映画館で静かに映画を鑑賞するのは暗黙のマナーで、それを破っている人に対して注意するのもごく普通の行いだとは思うのですが、それによって命を落としてしまうというのは本当にやりきれないものがありますね……
~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成23年(2011)1月13日(木曜日)
通巻3189号
日本の反中感情が凄まじいので、冷却期間をおいているだけ
新潟、名古屋のチャイナタウン構想を中国は諦めていない事実が判明
*******
在米華僑が主宰する多維新聞網(1月8日付け)によれば、名古屋と新潟で中国領事館が借り受けようとしていた土地をめぐり、尖閣衝突事件以後は住民の反対が強く、しばし、この反中感情の熱が冷めるまで辛抱強くまって、交渉を再開する用意だと、その思惑を伝えている。
新潟は駅前の小学校跡地に中国領事館を建設すると言って一万五千平方メートルの土地を貸与する合意が新潟市との間にできていた。
地元住民の反対運動、署名活動(たちまち一万四千人が署名した)がたかまり、やむを得ず、新潟市は交渉の凍結を発表した。
しかし篠田晃市長は「(猛烈な反中感情を前に)いまは住民に説明会を開ける状態ではない」としながら、その心中は領事館とその周辺にできるチャイナタウンが新潟の経済発展に寄与するといまも錯覚している様子が窺える。
チャイナタウンができると治安が悪化し、住民との軋轢が増し、いざこざが増えることは目に見えているが、目先の経済的メリットが推進派の脳幹を侵しているようだ。
長期的な日本の国益など彼らにとってはどうでも良いことなのだ。
名古屋も一万平方メートルもの一等地(国有地)を中国領事館の建設に供する方針を市が固めていたが、住民が反対のデモを展開したため交渉凍結の状態となった。
だが中国側は今後の経済発展により恒久的な領事館と館員の住居を確保する必要が強く、いずれ機会を見て交渉を再開する構え、チャイナタウン構想を捨てていないことが分かった。
2005年には仙台市の梅原克夫市長(当時)は、仙台市に建設予定だったチャイナタウン構想を断念させた経緯がある。仙台市の先例に見習おうという気概は新潟、名古屋には感じられない。
♪
(読者の声1)満員御礼の宮崎さんのサンケイ本社3階での講演を入口付近の演台が見えない場所で拝聴しておりました(1月11日)。
宮崎さんの講演の中では支那人民解放軍のあくなき軍事武器技術・宇宙航空技術と軍港兵站基地建設への札束攻撃・騙し・脅し・窃取を含めたなんでもありの追求エネルギーのさまが印象的でした。
(KU生、世田谷)
(宮崎正弘のコメント)産経プラザの「正論を聞く会」は、このところ満員で、何人かにお帰り頂いているようです。主催者に、もう少し広い部屋を取れないかとお願いをしているのですが。。。。。。ともかくご静聴有り難う御座いました。次回東京での独演会は春頃です。
○○◎○○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎毎日一行◎ 中国ステルス爆撃機飛行演習はゲーツ訪中にタイミングを合わせた。
~~~~~~
♪
(読者の声2)突然ふってわいたようにでてきたTPP(Trans Pacific Partners)ですが、これは米国の急な要求のように思えます。日本はまったく無視しても構わないのでは?
(JI生、茨城)
(宮崎正弘のコメント)別の機会に詳しくやりますが、これは米国の対日工作です。
WTOが存在し、APECがあるのに、なぜTPPが必要なのか、オバマは説明していない。米国のご都合主義の発露です。
日本がなんのメリットもない協定であり、しかもすでに米、カナダ、豪、ニュージーランドが加盟しており、TPPは、その前例に拘束されるというのですか不平等条約。しかし、これで総選挙に打って出ろ、とマスコミは菅直人政府に発破をかけている。これは「第二の郵政民営化」選挙となる懸念があります。
極めつきに要注意です。
李秀賢さんはクリスチャンだったらしい。↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
李秀賢さん追悼に300人=父親「日韓の友好発展を」―新大久保駅転落事故10年
時事通信 1月26日(水)21時0分配信
東京都新宿区のJR山手線新大久保駅で2001年、線路に転落した日本人男性を救出しようとして死亡した韓国人留学生李秀賢さん=当時(26)=の事故から10年となる26日、李さんをしのぶ会が千代田区で開かれた。会には父親の盛大さん(71)夫妻ら約300人が集まった。
盛大さんは講演で、秀賢さんが弁当を用意できない同級生の分まで親に頼んだ小学校のエピソードを明かし、「正義感が強く、困っている人を見過ごせない子どもだった」と振り返った。
事故当時の様子に及ぶと、会場からすすり泣く声が。盛大さんは「秀賢を胸にしまい、息子の夢だった日韓交流の友好発展にまい進したい」と結んだ。
しのぶ会は毎年開かれてきたが、今年で最後になるという。
盛大さん夫妻は事故が起きた時間に合わせ、新大久保駅を訪問。駅構内の階段に設けられた記念碑とホームでそれぞれ献花し、手を合わせた。