スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服を申し立て、受理された。
台湾の美人選手、CASで決着へ=ア大会失格で不服申し立て-テコンドー
昨年の広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級予選で、電子防具の規定違反を理由に失格となった台湾の美人選手、楊淑君(25)がこのほど、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服を申し立て、受理された。同選手は、世界テコンドー連盟(WTF)から罰金5万ドル(約410万円)などの処分を受けた。
金メダル候補だった楊は試合前の防具チェックで、センサーに問題があると指摘されたため、予備の旧式防具を着けて臨んだ。9-0とリードしていたが、試合終了間際に防具が旧式だったことで失格とされた。楊陣営は「旧式防具はチェックを通過していた上、試合で使用できないとはどこにも明記されていない」などと抗議したが、結果は覆らなかった。
台湾でのテコンドーは、軍が30年以上前に兵士を鍛えるために導入したのをきっかけに人気が出始め、今では全島に900近い道場がある。今回の失格騒ぎは台湾住民の大きな怒りを招き、試合の主審が韓国系フィリピン人だったことから反韓感情もわき起こった。
この事件を受け、台湾ではスポーツ規則に関する情報収集能力が欠如していたとの反省も出ている。行政院(内閣)体育委員会の陳士魁副主任委員は「再発防止に向け、今後は国際社会との連携を強化していきたい」としている。 (台北時事)(2011/01/27-07:17
昨年の広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級予選で、電子防具の規定違反を理由に失格となった台湾の美人選手、楊淑君(25)がこのほど、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服を申し立て、受理された。同選手は、世界テコンドー連盟(WTF)から罰金5万ドル(約410万円)などの処分を受けた。
金メダル候補だった楊は試合前の防具チェックで、センサーに問題があると指摘されたため、予備の旧式防具を着けて臨んだ。9-0とリードしていたが、試合終了間際に防具が旧式だったことで失格とされた。楊陣営は「旧式防具はチェックを通過していた上、試合で使用できないとはどこにも明記されていない」などと抗議したが、結果は覆らなかった。
台湾でのテコンドーは、軍が30年以上前に兵士を鍛えるために導入したのをきっかけに人気が出始め、今では全島に900近い道場がある。今回の失格騒ぎは台湾住民の大きな怒りを招き、試合の主審が韓国系フィリピン人だったことから反韓感情もわき起こった。
この事件を受け、台湾ではスポーツ規則に関する情報収集能力が欠如していたとの反省も出ている。行政院(内閣)体育委員会の陳士魁副主任委員は「再発防止に向け、今後は国際社会との連携を強化していきたい」としている。 (台北時事)(2011/01/27-07:17
黙っていないで、不服を申し立てるところが
すばらしい。日本人選手だったら、泣き寝入りだろう。