今後世界の人口は90億に向かいますので、穀物や食料、水、エネルギーは取り合いになります。
ヤフー知恵袋から。↓
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/iphone/detail/q1450918124?fr=pofee_pc
最近 米粉を使った商品が出てきてます
モチモチとした食感が時代とマッチして美味しいですよね
これって米粉の需要が上がり小麦の輸入が減ったら
米国は怒りますか? 戦後、当たり前にパンを食べてきました
ご飯のときには嬉しくて早食いをしてお代わりした記憶があります
へんとかおかしいとか思わないで卒業をして今、やっと不自然な給食だったと感じています
米粉にする技術が向上したのか小麦を軽視しだしたのか日本が変わりつつあるような気がします
遠慮してきたのにここ得来て何故?って思いませんか??
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ベストアンサーさん。↓
kohki2666さん米国の食糧法が改正されてから、こういう傾向になりました。
米国内で、種苗業者のロビー活動によって、小麦を作るよりも大豆やトウモロコシを作ったほうが税制上有利になるように法律を変えたのです。
小麦は来年まく分だけ取っておいて、それ以外を出荷する農業なので、種苗業者はちっとも儲からないですが、大豆やトウモロコシは大半が飼料用で遺伝子操作されているので、来年用に取っておけるようなものではなく一代限りの品種に改良されています。
この食糧法改正の威力は絶大で、世界の農業事情を一変させました。
それまで世界の4割強の小麦を供給していたアメリカが、現在では25%程度まで減少したのです。
結果として、インドやフランス、ロシアなどの小麦輸出の比率が高くなり、それらの国の事情で輸出を絞る・絞らないといったことが発生するたびに小麦の値段が大きく変わるようになりました。
アメリカ一国で輸出の大半をまかなっていたときには、フランスやロシア、インドが輸出を開こうと絞ろうと価格コントロール能力がなかったので、これで小麦相場の乱高下の土壌ができたわけです。
日本はこうした事態に対し、何とか米粉で代用できないかと考えて、農水省が積極的な米粉使用を求めています。
しかし、これにもいくつか問題があります。
まず、そもそも米そのものの価格が高いので、米粉が小麦粉の倍くらいの値段になっていて、「米粉を使う」という強い意志がない限り、まだまだ小麦粉を使ったほうが良い状態であること。
更に、米粉の輸入制限が甘く、元々塩や砂糖を混ぜた状態で輸入すれば米としてではなく加工食品として輸入できるために、お菓子などの原料の米粉は輸入原料であることが多く、結局のところ国内の米消費に繋がっていないこと。
そして、米のなかでも米粉用は飼料用に次ぐほど国の買い取り価格が安いので、農家が米粉用の米を積極的に作る気にならないこと。
昨今米粉が増えているのは米粉用田畑の補助金が他の作物に比べて1ヘクタールあたり30万円ほど高く設定されたために、麦や大豆を作るよりは・・・と国の政策につきあって少しずつ拡張し始めたのです。
ですから、日本が米粉の需要を増やすのはなかなか難しい状況であると同時に、仮に増やしたとしてもアメリカは自らが小麦を作るのを止めつつあるので、怒ることはありません。
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その他のアンサーさん。
i_s14211さん
実際は、欧米化が進んでいて米の消費量は年々減ってますよ。
lestersmckeownさん
通常の米粉では再現できなかったモチモチした食感が、現在できるようになったのは、埼玉県で発明された細かく挽く技術のおかげだそうです。
小麦にかぎらず、今後世界の人口は90億に向かいますので、穀物や食料、水、エネルギーは取り合いになります。その時は、どの国も、自国分をまず確保しようとします。
となりの中国ロシアで、今年ソバが不作で、150%以上価格があがっています。ロシアは小麦を含む、穀物輸出制限もしました。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100813/erp1008130027000-n1.ht...
どんな食材も、将来の不作に備えてあたらしく利用できるようにする技術は大切ですね。日本は南米国の日系人に頼んで、日本向けの穀物もつくってもらっています。minnburubuttaさん
変わらないのは、団塊の世代の頭の中=(進駐軍の落とし子+共産主義者)×思考力ゼロ×判断力ゼロ
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ロシア禁輸に中国ひとり占め
小麦価格高騰は持続するか
ロシアの干ばつによる禁輸の影響で、6月には1ブッシェル当たり4ドル台で推移していた小麦の値段が徐々に上昇し、8月に入って7ドル台を付けている。
米国農務省によると、ロシアの今年の生産量は昨年より30%減になると見ている。だが、他地域の生産が順調なこと、世界の在庫量が潤沢であることを理由に、国連食糧農業機関(FAO)は、供給面への影響はさほど大きくないと見ている。日本先物情報ネットワークの平山順主任研究員も「ロシア減産分は、世界の在庫量でカバーできる」と言う。しかし本当にそうだろうか。
「潤沢」といわれている世界在庫だが、「じつは中国1国で、その3分の1を保有している」と丸紅経済研究所の柴田明夫代表は明かす。将来の不足分を見越して、積極的に蓄えているというのだ。
米国農務省によると、8月時点では、小麦の今年度の年間生産高は6億4000万トン、期末在庫率は26.3%と予想している。しかし、中国を除く在庫率は16.7%。来年度に入るとさらに落ちるとされており、この先中国を除く小麦在庫は「潤沢ではなくなるかもしれない」(柴田氏)というのだ。もちろん、中国にとってこの在庫量は、あくまでも自国のふくらむ胃袋に供給するためのものであり、輸出に回すことは期待できない。
小麦高騰は、日本の食卓へも影響を及ぼしそうだ。小麦は日本で唯一価格統制が行われている穀物だが、農林水産省は、世界的高騰を受け、今年10月からの製粉会社などに対する輸入小麦の売り渡しの平均価格を2年ぶりに1%ほど引き上げる。
穀物市場は連動しているため、トウモロコシや大豆への影響も懸念される。世界一のトウモロコシ輸入国である日本にとって、他人事ではない。
まもなくオーストラリアやアルゼンチン、ブラジルといった地域が小麦の収穫期に入る。一連の高騰を落ち着かせるか、後押しするか、秋の南半球の収穫状況が注目される。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 脇田まや)
http://diamond.jp/articles/-/9230
秋の南半球の収穫状況って、
売ってくれるのか売ってくれないのか
それが問題だろう。