なぜチュウゴクは韓国には文句を言わないんだ。日本には偉そうにするくせに。
中国船 韓国警備船に体当たり
【ソウル西脇真一】韓国海洋警察庁によると、18日午後1時ごろ(日本時間同)韓国中西部・於青島(オチョンド)の北西約130キロの黄海で、同庁の警備艇が違法操業中の中国漁船(63トン)を取り締まろうとしたところ、漁船が警備艇に体当たりし、はずみで転覆、漁船乗組員1人が死亡し1人が行方不明になった。一方、鉄パイプなどによる乗組員の抵抗を受け、海洋警察官4人も骨折するなど負傷した。
海洋警察は、韓国の排他的経済水域(EEZ)内の現場で中国漁船約50隻が違法操業しているのを発見。警備艇が急行し、検索のため1隻に乗り移ろうとしたところ、中国漁船の乗組員が、鉄パイプを振り回すなど猛烈に抵抗した。警備艇に体当たりした漁船は転覆、乗組員10人全員が海に投げ出されたという。
海洋警察は行方不明者の捜索にあたる一方、事件の経緯を中国政府に通報した。韓国外交通商省高官は在ソウル中国大使館に電話で、乗組員が死亡したことに遺憾の意を伝えた。
AP通信によると、この海域では毎年300隻以上の中国漁船が韓国側に拿捕(だほ)されている。08年には韓国海洋警察官1人が死亡、6人が負傷する事件も発生している。
【ことば】中韓の排他的経済水域(EEZ)
94年発効の国連海洋法条約は、自国沿岸から最大200カイリ(約370キロ)までの水域を定め、水産・鉱物資源の探査や開発の主権的権利を有すると規定している。だがEEZが重なり合う場合の境界画定は、当事国間で合意するよう求めた。黄海の場合、韓国は互いの沿岸からの「中間線」での画定を主張。中国は異議を唱えており、両国間に合意はない。
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中国政府:ノーベル賞の劉氏 妻の劉霞さんの軟禁も継続
【北京・成沢健一】香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は17日、ノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏と親族との面会が今月も認められない見通しだと伝えた。妻の劉霞さんの軟禁も続いているという。
同センターによると、劉氏の兄の自宅の電話は授賞式が行われた10日からつながらなくなっていたが、17日に回復した。兄は劉氏との面会を申請しているが、劉氏が服役している遼寧省の刑務所が最近、当面は面会を停止すると通知してきたという。
劉霞さんの父は同センターに対し、劉霞さんが授賞式後も電話の使用や外出が許されていないと明らかにし、「なぜ授賞式後も厳しく監視するのかが分からない」と訴えた。
一方、香港メディアによると、授賞式の数日後に一部の民主活動家や反体制作家らの外出禁止措置などが解除されたものの、当局による監視は続いている。天安門事件(89年)で子どもを亡くした親の会「天安門の母」の代表、丁子霖さんには今も連絡が取れない状態といい、同会が当局に対する抗議声明を発表した。
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新防衛大綱:中国政府、日本の「軍拡警戒感」を批判
【北京・浦松丈二】中国外務省の姜瑜副報道局長は17日、談話を発表し、日本政府の新防衛大綱が中国の軍拡に警戒を示したことについて「一部国家が国際社会の代表を気取り、中国の発展を勝手気ままに論じる権利はない」と批判した。
談話は「中国は平和発展の道を堅持し、防衛的な国防政策を実施してきた」と主張。さらに「中国の発展は日本を含む世界各国の繁栄に巨大なチャンスをもたらしている」と指摘した。
中国当局は、新防衛大綱が中国に近い南西諸島防衛力の強化を打ち出したことに懸念を抱いているとみられる。中国メディアも新大綱を大きく報じており、反日感情や対日警戒論が再燃する恐れもありそうだ。
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パキスタン:中国の温首相が訪問 首脳会談で協力強化合意
パキスタンのギラニ首相(右)と握手する中国の温家宝首相=2010年12月17日、ロイター
【ニューデリー杉尾直哉】中国の温家宝首相は17日、パキスタンを公式訪問しギラニ首相と会談、貿易推進など戦略的パートナーシップ強化へ向けた13の合意文書に調印した。19日まで滞在し、中国が支援し、インドなどが警戒するパキスタンの原発開発計画の推進などについて協議する見通し。
17日の合意には、エネルギー、農業、金融、鉄道分野への中国側からの支援や、パキスタン大洪水(7月発生、約2000万人被災)の復興支援金2億人民元(約25億円)供与などが盛り込まれた。温首相は19日にはパキスタン議会で演説する予定。
【ソウル西脇真一】韓国海洋警察庁によると、18日午後1時ごろ(日本時間同)韓国中西部・於青島(オチョンド)の北西約130キロの黄海で、同庁の警備艇が違法操業中の中国漁船(63トン)を取り締まろうとしたところ、漁船が警備艇に体当たりし、はずみで転覆、漁船乗組員1人が死亡し1人が行方不明になった。一方、鉄パイプなどによる乗組員の抵抗を受け、海洋警察官4人も骨折するなど負傷した。
海洋警察は、韓国の排他的経済水域(EEZ)内の現場で中国漁船約50隻が違法操業しているのを発見。警備艇が急行し、検索のため1隻に乗り移ろうとしたところ、中国漁船の乗組員が、鉄パイプを振り回すなど猛烈に抵抗した。警備艇に体当たりした漁船は転覆、乗組員10人全員が海に投げ出されたという。
海洋警察は行方不明者の捜索にあたる一方、事件の経緯を中国政府に通報した。韓国外交通商省高官は在ソウル中国大使館に電話で、乗組員が死亡したことに遺憾の意を伝えた。
AP通信によると、この海域では毎年300隻以上の中国漁船が韓国側に拿捕(だほ)されている。08年には韓国海洋警察官1人が死亡、6人が負傷する事件も発生している。
【ことば】中韓の排他的経済水域(EEZ)
94年発効の国連海洋法条約は、自国沿岸から最大200カイリ(約370キロ)までの水域を定め、水産・鉱物資源の探査や開発の主権的権利を有すると規定している。だがEEZが重なり合う場合の境界画定は、当事国間で合意するよう求めた。黄海の場合、韓国は互いの沿岸からの「中間線」での画定を主張。中国は異議を唱えており、両国間に合意はない。
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中国政府:ノーベル賞の劉氏 妻の劉霞さんの軟禁も継続
【北京・成沢健一】香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は17日、ノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏と親族との面会が今月も認められない見通しだと伝えた。妻の劉霞さんの軟禁も続いているという。
同センターによると、劉氏の兄の自宅の電話は授賞式が行われた10日からつながらなくなっていたが、17日に回復した。兄は劉氏との面会を申請しているが、劉氏が服役している遼寧省の刑務所が最近、当面は面会を停止すると通知してきたという。
劉霞さんの父は同センターに対し、劉霞さんが授賞式後も電話の使用や外出が許されていないと明らかにし、「なぜ授賞式後も厳しく監視するのかが分からない」と訴えた。
一方、香港メディアによると、授賞式の数日後に一部の民主活動家や反体制作家らの外出禁止措置などが解除されたものの、当局による監視は続いている。天安門事件(89年)で子どもを亡くした親の会「天安門の母」の代表、丁子霖さんには今も連絡が取れない状態といい、同会が当局に対する抗議声明を発表した。
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新防衛大綱:中国政府、日本の「軍拡警戒感」を批判
【北京・浦松丈二】中国外務省の姜瑜副報道局長は17日、談話を発表し、日本政府の新防衛大綱が中国の軍拡に警戒を示したことについて「一部国家が国際社会の代表を気取り、中国の発展を勝手気ままに論じる権利はない」と批判した。
談話は「中国は平和発展の道を堅持し、防衛的な国防政策を実施してきた」と主張。さらに「中国の発展は日本を含む世界各国の繁栄に巨大なチャンスをもたらしている」と指摘した。
中国当局は、新防衛大綱が中国に近い南西諸島防衛力の強化を打ち出したことに懸念を抱いているとみられる。中国メディアも新大綱を大きく報じており、反日感情や対日警戒論が再燃する恐れもありそうだ。
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パキスタン:中国の温首相が訪問 首脳会談で協力強化合意
パキスタンのギラニ首相(右)と握手する中国の温家宝首相=2010年12月17日、ロイター
【ニューデリー杉尾直哉】中国の温家宝首相は17日、パキスタンを公式訪問しギラニ首相と会談、貿易推進など戦略的パートナーシップ強化へ向けた13の合意文書に調印した。19日まで滞在し、中国が支援し、インドなどが警戒するパキスタンの原発開発計画の推進などについて協議する見通し。
17日の合意には、エネルギー、農業、金融、鉄道分野への中国側からの支援や、パキスタン大洪水(7月発生、約2000万人被災)の復興支援金2億人民元(約25億円)供与などが盛り込まれた。温首相は19日にはパキスタン議会で演説する予定。