イギリス人って、今でも日本をまったく理解していない人たちなんだな | 日本のお姉さん

イギリス人って、今でも日本をまったく理解していない人たちなんだな

太田述正コラム#4409(2010.12.1)
<皆さんとディスカッション(続x1031)>

<太田>

 (コラム#4160に関し)ライアンの言うように、人間が狩猟採集時代の刻印を
拭い去ることができないとすれば、縄文時代という極めて特異な狩 猟採集時代
を、しかもつい最近まで持ったのだから、日本人は一皮めくれば縄文人だってこと。

<ξΔΔξ>(「たった一人の反乱」より)

 日本の転落、躍動から失意へ(NY Times)
http://nihonist.com/archives/637

 ↑この「雅人」は全く他人事ではなく、おいらと同じ境遇を辿って現在に至っ
ているのでホント痛みが沁みる…。
 これから厳寒の季節を越えたとしても、暖かな心安らぐ季節が待っているとは
おもわない…が、それでもしぶとく生きる。
 
<ΔξΔξ>(同上)

 イギリス人てまだこんなこと言ってるのか。
 相変わらずファシズム>>共産主義なんだな。

 「英紙タイムズ・ソウル特派員、アンドリュー・セーモン記者・・・<の>の
北朝鮮批判は激しく、「北朝鮮は共産主義国家ではなくファシスト国家 だ。宣
伝扇動、純血主義の主体思想、権力層の特権などはナチス指導者たちも敬礼をす
るほどだ」と、こき下ろしている。」
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101130/kor1011301159001-n1.htm

<ΔΔξξ>

>「北朝鮮は戦前の日本と似ている」とし、過去の日本を批判した上

 ネタ元は↓。
 andrew salmonは40代くらいかな。
 グーグル翻訳だから怪しい翻訳だけど、どえらい戦前日本観だなあ。

 「実は今日、アジアでは1930年代の日本帝国主義と最も似ている国は北朝鮮だ。
 1930年代の日本と最近の北朝鮮の類似性は驚くほどだ。
 天皇は、大衆の前になかなか姿を現わしたり、声を聞かせてくれない神(神)
のような存在だった。
 金正日 王朝も秘密だらけに加え、神のようになりすましている。 両国とも国
政の上の優位を軍が占めている。
 両国とも人種差別(xenophobia)に近い極端な民族主義を発達させた。
 相違点がある場合は、日帝は、高度に工業化された大国だったが、北朝鮮は、
缶の国だという点だ。
 日帝はアジア大陸全体を欲出したが、北朝鮮の領土的野心は、韓国に限定され
ている。
 にもかかわらず、北朝鮮が日本と中国を脅かす可能性を備えているとしても
だ。」
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2010/11/26/2010112602132.html

<太田>

 ΔΔξξクン、サンキュー。
 <ΔξΔξクン、>その産経の記事をとりあげるのなら、この英国人記者による英
タイムス記事の原文にあたるまでもなく、この記者が「北朝鮮は戦 前の日本と似ている」と書いている部分じゃなきゃダメさ。
 産経の記事を書いた、万年ソウル特派員の黒田勝弘は、こういう記述をそのまま紹介することで、戦前日本=悪(米英=善)、という「吉田ドクトリ ン/米国属国化」戦略を家畜化された日本人に対して念には念を入れた日常的に刷り込む、という社是の実践に手を貸してるのさ。
 このような社是の実践には、一貫して、ご褒美がCIA/自民党系人脈から与えられてきた。
 産経への「日米安保筋」からのゴミ「秘密」情報の提供がそれだ。
 以上が、ボクの産経観だ。
 繰り返す。
 全国の産経の読者よ、「右」の諸君よ、心の底から怒れ。
 こんな産経に執筆する「知識人」、「評論家」連中を葬り去れ。

<ΔξξΔ>(「たった一人の反乱」より)

 とりあえず日本の現状を知っておけ!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12898503

<太田>

 これ↑、産経の下品バージョン、といったところだな。
 どっちもボクに言わせれば、言葉の正しい意味での売国奴的報道媒体だ。

<ΞΞδδ>(「たった一人の反乱」より)

 やっぱり<ΔΔξξクンのような>ネトウヨって一生懸命コピペ爆撃ってのをして
るんだね。
 行動する保守なる人達って、ある意味では幸せなんだよね。
 スレの内容なんて関係なくこういうことをしてさ。
 自分達の信じることを前だけ向いて精一杯やってれば、それでいいんだから…。

<ΞδΞδ>(同上)

 ネトウヨとか馬鹿じゃねえのコイツ↑。
 気持ち悪いんだわ
 <δδννクン(コラム#4397)クン、>お前のような太田信者<も>(嘲笑)。

<太田>

 おお、迷える、売国奴媒体グルーピーがうじゃうじゃいるのお。

<ΞδδΞ>(「たった一人の反乱」より)

 民主議員が秋篠宮ご夫妻に座れよ発言?の件
< 
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101130/plc1011302110030-n1.htm  >
で、ネトウヨがここぞとばかりにキーキー騒いでるけど、議会開設百二十年記念
式典そのものに興味がわいたので、参議院のインターネット審議中継で その様
子を見てみた。
 太田コラム読者的に興味深かったのは、天皇陛下のお言葉のうちの次の箇所で
しょうか。

「(…)我が国の議会は明治23年大日本帝国憲法のもとで開会された第1回帝国議
会に始まり中断されること無く戦後は日本国憲法により設立された 国会に引き
継がれ今日に至っています・・・この間昭和21年に実施された帝国議会最後の総
選挙において初めて女性議員が選出され(…)」

 議会政治は「中断されること無く」続いてきた、と陛下から直接お聞きするこ
とができてよかった。
 登壇した何人かの政治家と役人は誰一人、「中断されること無く」ということ
や、それに類することはやっぱり言わないんだよね。
 今の日本で、日本の(民主主義的)議会政治は戦前戦中から中断されること無
く続いてきた、とはっきり言えるのって、もしかして陛下と太田さんだ けだっ
たりして?

<δΞδΞ>(同上)

 おとといの「皆さんとディスカッション」は読んだ?

<太田>

 うおう、それでうっかりミスに気付いた。
 コラム#4405の「1953年の話ですから、昭和天皇が、」→「天皇が、」に訂正し
ます。(ブログは訂正済み。)

<δΞδΞ>(「たった一人の反乱」より)

 小沢元代表:訴え取り下げ 検察審議決訴訟
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101130k0000e040026000c.html
 どこまでも足掻くよなぁ。
 ゴキブリだってもうちょっと潔いよ。
 でも、

 小沢氏支部:7400万円記載漏れ 「事務的なミス」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101201k0000m010129000c.html
って感じでどんどん外堀埋められていってるから小沢の政治生命が絶たれる日も
そう遠くない?
・・・って信じたいなぁ。
 ただ、

 政治資金報告書:小沢氏団体「迂回」寄付 89候補に分配
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101201k0000m010091000c.html

 新人・古参に限らず小沢の息がかかった連中は例え小沢が政治の舞台から消えたとしても、今後もう二度と政治に関わらせちゃダメだよね。

<太田>

 うんだ、うんだ、そんとおりや。

 それでは、その他の記事の紹介です。

 岡田克也、外相以上に不向きなポストに就いたなあって言うの忘れてたよ。↓

 「岡田氏言動に野党硬化 幹事長会談、険悪ムード・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010120102000035.html

 重村智計(コラム#1412~1414、2888)サンよ。
 北朝鮮砲撃事件・石油欠乏原因説、いくらなんでも非論理的すぎるんじゃねえの。↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101129/217325/?top

 対イラン、マルウェア攻撃と要人暗殺。
 どっちもイスラエルが犯人くさいな。
 それにしても、相変わらずイスラエルすごいねえ。↓

 The Iranian nuclear expert assassinated in Tehran on Monday was the
top scientist and senior manager of Iran's nuclear effort. Majid
Shahriari was killed when an explosive charge placed in his car was
detonated by remote control after he climbed into the vehicle・・・
 The assassination carried the signature of Israel's Mossad, which has
carried out similar operations on foreign soil over the decades. ・・・
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,2033725,00.html
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http://archive.mag2.com/0000101909/index.html