妊娠中でもタバコを吸う母親はもともと犯罪者気質なのかな
妊娠中のたばこの吸い過ぎ、子どもが犯罪者になる確率高まる
a.. 2010年11月16日 15:50 発信地:パリ/フランス
【11月16日 AFP】妊娠中の母親がたばこを毎日1箱以上吸うと、生まれた子どもが犯罪者になるリスクが30%高まるとする研究結果が、16日の英医学専門誌「Journal of Epidemiology and Community Health」に発
表された。
米ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)の研究チームは、1959~66年に行われた喫煙習慣に関する調査に参加した女性たちの子どもである33~40歳の米国人4000人の健康データと犯罪歴を調べた。
その結果、妊娠中に1日最低20本を吸っていた母親の子どもでは、それ以外の子どもに比べて、犯罪者になる確率が30%高かった。犯罪常習者になる確率も相対的に高かった。
■「ある程度の因果関係は認められる」
精神疾患、家庭環境、貧困など犯罪行動に関連する諸要素を除外しても、母親の喫煙と子どもの相関性が認められ、犯罪者になる子どもの男女差もなかった。論文は「妊娠中の母親の喫煙と成人の犯罪に強い因果関係があるとは断定できないが、今回の研究である程度の因果関係は認められた」としている。
これまでの研究では、妊娠中の母親の喫煙と、子どもの多動性障害や攻撃性、青年期の非行の間に強い相関性があることが示されている。
動物を使った実験で、こうした問題が、発達期の脳、特に神経伝達物質受容体にニコチンが及ぼす生物学的効果によって起きる可能性が指摘されている。犯罪常習者はそうでない人よりも、神経心理学的異常を抱えている場合が多い。(c)AFP
AFPBB News トップへhttp://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2775472/6470118
「喫煙する母親に親の資格無し」◆ JunkyNews! ◆ 最新のお役立ち医学ニュース
妊娠中の喫煙は赤ちゃんの染色体を傷つける
母親が妊娠中に喫煙をすると、赤ちゃんに遺伝的な障害を与える可
能性があることがわかった。
妊娠中の喫煙によって傷つけられる染色体は、血液の癌(白血病な
ど)と関連しているものである。
調査は25人の喫煙をする母親と、非喫煙者の母親に対して行われ、
母親が妊娠中の喫煙をしていた場合、赤ちゃんの染色体異常は12.1
%、喫煙していない場合は3.5%であった。
☆★☆★
今まで、母親が妊娠中の喫煙が赤ちゃんに与える遺伝的影響はわかっ
ていなかったそうです。
妊娠中の喫煙が未熟児や流産の可能性を増し、SIDSの確率を増加さ
せることなんかはわかっていたかと思いますが、いずれにしてもよ
い影響はないのが確実でしょう。
形はどうであれ、子供を傷つける人間は親になってはいけないと思
います。
妊娠中に限らず、女性は煙草を吸うべきではないと考えています。
ただ最近は、喫煙する女性は子供を産むつもりが無いんだ、と思っ
ています。もしも子供を産むつもりがあるならば、喫煙をするとい
う選択肢を選ぶわけがありません。
恐らく妊娠中の母親本人が喫煙するよりも、その家族である夫や同
居している両親の喫煙による副流煙での影響も
多いでしょう。
喫煙者の父や母を持つ人は、自分の不幸を呪っても仕方ありません。
よく親は選べないと言いますが、自分をうんでくれることには感謝
したとしても、自分の命を喫煙という行為によって両親が縮めてい
たことは不幸ですね。
男女を問わず、喫煙者は親になってはいけないと思います。子供の
未来を考えるならば、社会の未来を考えるならば、喫煙者の親は不
要でしょう。
妊娠がわかったら、両親に対してコチニン(ニコチンの代謝物)濃度
検査でも行って、喫煙者だとわかったら出産までに禁煙プログラム
を実行し、禁煙できなければ補助や保険などを厳しく制限する、と
いった対策を行うべきだと思います。
成人していれば誰でも親になる資格があるとは思えません。親になっ
てはいけない人たちばかりが親になっているように感じています。
JunkyNews! ◆
◇女性の健康と医学一般を中心とした最新の科学ニュース
http://d.hatena.ne.jp/junkynews/2005 年3月12日発行(毎週発行:通巻第42号)
a.. 2010年11月16日 15:50 発信地:パリ/フランス
【11月16日 AFP】妊娠中の母親がたばこを毎日1箱以上吸うと、生まれた子どもが犯罪者になるリスクが30%高まるとする研究結果が、16日の英医学専門誌「Journal of Epidemiology and Community Health」に発
表された。
米ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)の研究チームは、1959~66年に行われた喫煙習慣に関する調査に参加した女性たちの子どもである33~40歳の米国人4000人の健康データと犯罪歴を調べた。
その結果、妊娠中に1日最低20本を吸っていた母親の子どもでは、それ以外の子どもに比べて、犯罪者になる確率が30%高かった。犯罪常習者になる確率も相対的に高かった。
■「ある程度の因果関係は認められる」
精神疾患、家庭環境、貧困など犯罪行動に関連する諸要素を除外しても、母親の喫煙と子どもの相関性が認められ、犯罪者になる子どもの男女差もなかった。論文は「妊娠中の母親の喫煙と成人の犯罪に強い因果関係があるとは断定できないが、今回の研究である程度の因果関係は認められた」としている。
これまでの研究では、妊娠中の母親の喫煙と、子どもの多動性障害や攻撃性、青年期の非行の間に強い相関性があることが示されている。
動物を使った実験で、こうした問題が、発達期の脳、特に神経伝達物質受容体にニコチンが及ぼす生物学的効果によって起きる可能性が指摘されている。犯罪常習者はそうでない人よりも、神経心理学的異常を抱えている場合が多い。(c)AFP
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妊娠中の喫煙は赤ちゃんの染色体を傷つける
母親が妊娠中に喫煙をすると、赤ちゃんに遺伝的な障害を与える可
能性があることがわかった。
妊娠中の喫煙によって傷つけられる染色体は、血液の癌(白血病な
ど)と関連しているものである。
調査は25人の喫煙をする母親と、非喫煙者の母親に対して行われ、
母親が妊娠中の喫煙をしていた場合、赤ちゃんの染色体異常は12.1
%、喫煙していない場合は3.5%であった。
☆★☆★
今まで、母親が妊娠中の喫煙が赤ちゃんに与える遺伝的影響はわかっ
ていなかったそうです。
妊娠中の喫煙が未熟児や流産の可能性を増し、SIDSの確率を増加さ
せることなんかはわかっていたかと思いますが、いずれにしてもよ
い影響はないのが確実でしょう。
形はどうであれ、子供を傷つける人間は親になってはいけないと思
います。
妊娠中に限らず、女性は煙草を吸うべきではないと考えています。
ただ最近は、喫煙する女性は子供を産むつもりが無いんだ、と思っ
ています。もしも子供を産むつもりがあるならば、喫煙をするとい
う選択肢を選ぶわけがありません。
恐らく妊娠中の母親本人が喫煙するよりも、その家族である夫や同
居している両親の喫煙による副流煙での影響も
多いでしょう。
喫煙者の父や母を持つ人は、自分の不幸を呪っても仕方ありません。
よく親は選べないと言いますが、自分をうんでくれることには感謝
したとしても、自分の命を喫煙という行為によって両親が縮めてい
たことは不幸ですね。
男女を問わず、喫煙者は親になってはいけないと思います。子供の
未来を考えるならば、社会の未来を考えるならば、喫煙者の親は不
要でしょう。
妊娠がわかったら、両親に対してコチニン(ニコチンの代謝物)濃度
検査でも行って、喫煙者だとわかったら出産までに禁煙プログラム
を実行し、禁煙できなければ補助や保険などを厳しく制限する、と
いった対策を行うべきだと思います。
成人していれば誰でも親になる資格があるとは思えません。親になっ
てはいけない人たちばかりが親になっているように感じています。
JunkyNews! ◆
◇女性の健康と医学一般を中心とした最新の科学ニュース
http://d.hatena.ne.jp/junkynews/2005 年3月12日発行(毎週発行:通巻第42号)