誘惑してその気にさせ、壊す小沢氏の政治手法 | 日本のお姉さん

誘惑してその気にさせ、壊す小沢氏の政治手法

「誘惑して壊す」小沢氏手法、海部氏が酷評

読売新聞 11月17日(水)7時57分配信

 半世紀にわたり衆院議員を務め、昨年引退した海部元首相の回顧録「政治とカネ」(新潮社)が17日に刊行される。冒頭、「隠し立てなくありのままの出来事を書く」と宣言しているように、権力闘争の裏側が赤裸々につづられている。

 海部氏は初当選後、クリーンな政治を旗印とした三木武夫氏(元首相)を慕って自民党三木派に所属した。

 ただ、三木氏も「三角大福」が争った1972年総裁選(三木氏は敗北)で「各派閥にカネを配った」と暴露。「受領した人々が約束を守っていれば、三木氏の票はもっと伸びた」と述懐している。

 小沢一郎元民主党代表に関する記述も豊富だ。首相当時、自民党幹事長だった小沢氏が「みこし(首相)は軽くてパーがいい」と侮辱的な発言をしたと報道された。真偽をただすと、「言った覚えはない。書いた記者を呼びつけましょう」と釈明したエピソードを紹介。

 小沢氏の政治手法については「誘惑してその気にさせ、壊す」と酷評している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000048-yom-pol