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「国民には見る権利がある」 尖閣ビデオ 神戸海保職員逮捕へ

2010/11/11 尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の中国漁船衝突事件で海上保安庁が撮影したビデオ映像がインターネットの動画サイトに投稿された問題で、神戸海上保安部(神戸市)の主任航海士(43)が「自分がやった」と上司に名乗り出たことが分かり、警視庁は10日、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで主任航海士の取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。
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 捜査関係者によると、主任航海士は調べに対し「私がインターネットに投稿した」と話しているが、入手経路などについてはあいまいな供述をしており、裏付けを急いでいる。
 海保関係者によると、主任航海士はこの日午前9時ごろ、大阪湾でパトロール中の巡視艇「うらなみ」艇内で投稿が話題になった際、様子がおかしかったため船長が「大丈夫か」と声を掛けたところ、「自分がやった」と打ち明けたという。主任航海士は私服に着替えて下船。待ち受けていた警視庁の捜査員に同行を求められた。
 捜査当局は9日、動画サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手グーグルから、IPアドレスを押収。分析を進めたところ、神戸市中心部のインターネットカフェから投稿された可能性が高いことが分かった。神戸海保とネットカフェは約1キロの距離。投稿が行われた4日、主任航海士は公休日だった。
 ■「正義感強い人」
 主任航海士は船長に告白する前に読売テレビ(大阪)の記者に連絡。単独取材に応じ、映像を公開した理由について「私がやらなければ闇から闇へ葬られて跡形もなくなってしまう」「この映像は国民には見る権利がある」などと、義憤を感じての行動だと語っていた。
 主任航海士の上司だったことがある元海上保安庁特殊警備隊長の坂本新一さんは「彼はとても正義感が強い人だったから、映像の非公開を決めた政府の対応が許せなかったんだろう」と話す。
 仙谷由人官房長官(64)は10日の記者会見で「(鈴木久泰海上保安庁長官には)強い権限の代わりに重い責任がある」と長官の責任論に言及したが、「政治職と執行職トップの責任の在り方は違う」と述べ、馬淵澄夫国土交通相(50)の辞任は必要ないとの認識を表明した。
 野党側は「本来出すべきビデオ映像を出さずに、こういう結果を招いた責任は大きい。担当閣僚とそれを指導した官房長官の罪は重い」(渡辺喜美みんなの党代表)などと追及を強める構えだ。
 船長、強制起訴も
 神戸海保にはこの日夜までに、電話とメールが660件以上寄せられた。「頑張れ」「捕まえないで」など、ほとんどが主任航海士を激励する内容という。東京の海上保安庁への声もほとんどが映像の投稿を支持する内容のため、9日以降は数の公表をやめてしまったほどだ。
 警視庁捜査1課OBは「捜査は世論の影響を受ける。法と証拠に基づき粛々と捜査は進めるが、中国人船長の処遇とのバランスも考慮しないと国民感情は納得しないだろう」とし、動機解明とあわせ処罰感情の有無が今後の捜査を左右するとの見方を示した。
 一方、処分保留で釈放された中国漁船船長についてジャーナリストら5人が公務執行妨害罪で最高検に告発し、受理されていたことが10日分かった。告発事件となったことで、不起訴になった場合、検察審査会への申し立てが可能になった。船長が強制起訴される可能性が出てきたのだ。
 「流出」よりも、船長を釈放し、映像をいまだに公開しない政府の対応にそもそもの問題があることを忘れてはならない。=2面「責任論で揺らぐ足元」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/461805/

そもそも、隠しておけば外交のカードになるような映像だったのか!?

中国人が船をぶつけてきた。

それだけなら、隠しておくべき映像でもなんでもないやんか!

ビデオを公開しないから、

2人モリで突かれて殺され、ひとり重傷だという情報が出回るのだ。

デマなのか、本当なのか、

国民は、自分で調べるしかないのだ。