謝ることを知らないチュウゴク人向けビジネス
中国“珍”ビジネス…「謝罪代行サービス」に集まる熱視線
Y! 【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/08/31(火) 12:49
中国新聞網は31日、陝西省西安市在住の男性が展開する「謝罪代行サービス」を取り上げ、家庭内紛争や企業間の諸問題など。矛盾する問題の仲裁をビジネスとする男性の業務内容に迫った。
「謝罪代行サービス」を展開するのは、西安市在住の高曙東さんだ。高さんは主に、家庭内で起きる教育や夫婦の問題をはじめ、企業・団体などの諸問題に対する「謝罪」などを幅広く担っており、開業から11年ですでに1万件以上を扱ったという。高さんらのビジネス展開は、国内外からも反響があり、中国では「中国における謝罪ビジネスの第一人者」などとして注目されている。
高さんが「謝罪代行ビジネス」を思いついたのは、当時、労働組合の会長を長年務めていた西安市糧食局直属の企業を、一時帰休(レイオフ)により離れたことがきっかけだ。高さんは、自身の長年の経験から、問題の仲裁を旨とするビジネスの需要は高まると予測し、友人ら7人とともに会社を設立。その後、会社の評判は口コミなどを通して広まり、今では社員30人を抱えるまでに成長した。現在は、社員全員が全国各地での「謝罪」活動に奔走しているという。
高さんは、自身の業務を「“謝罪”、というより、むしろ“仲裁”に近い」などと説明し、感情のもつれなどで複雑化した問題の間に立ち、双方の言い分を伝え、円満な解決に導く自身の「役どころ」を伝えた。
一方、気になる料金体系は、高さんらスタッフの業務に基づく交通費や宿泊費、食費などが主だが、詳細については「企業秘密」とされた。しかし、依頼者によっては、深刻な金銭問題を抱えている場合も多く、その際は無料で請け負うこともあると加えた。
人間関係を円滑にするために「すみません」、「ごめんなさい」を多用する日本とは違い、自身の非を簡単には認めないという中国社会において、「謝罪代行サービス」への関心が高まっているというのが興味深い。中国における“珍”ビジネス、今後の発展が期待される。(編集担当:金田知子)
サーチナ
●そうそう簡単に謝らない、自分の非を認めないという中国で、とある珍ビジ
ネスが大注目!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0831&f=national_0831_093.shtml
Y! 【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/08/31(火) 12:49
中国新聞網は31日、陝西省西安市在住の男性が展開する「謝罪代行サービス」を取り上げ、家庭内紛争や企業間の諸問題など。矛盾する問題の仲裁をビジネスとする男性の業務内容に迫った。
「謝罪代行サービス」を展開するのは、西安市在住の高曙東さんだ。高さんは主に、家庭内で起きる教育や夫婦の問題をはじめ、企業・団体などの諸問題に対する「謝罪」などを幅広く担っており、開業から11年ですでに1万件以上を扱ったという。高さんらのビジネス展開は、国内外からも反響があり、中国では「中国における謝罪ビジネスの第一人者」などとして注目されている。
高さんが「謝罪代行ビジネス」を思いついたのは、当時、労働組合の会長を長年務めていた西安市糧食局直属の企業を、一時帰休(レイオフ)により離れたことがきっかけだ。高さんは、自身の長年の経験から、問題の仲裁を旨とするビジネスの需要は高まると予測し、友人ら7人とともに会社を設立。その後、会社の評判は口コミなどを通して広まり、今では社員30人を抱えるまでに成長した。現在は、社員全員が全国各地での「謝罪」活動に奔走しているという。
高さんは、自身の業務を「“謝罪”、というより、むしろ“仲裁”に近い」などと説明し、感情のもつれなどで複雑化した問題の間に立ち、双方の言い分を伝え、円満な解決に導く自身の「役どころ」を伝えた。
一方、気になる料金体系は、高さんらスタッフの業務に基づく交通費や宿泊費、食費などが主だが、詳細については「企業秘密」とされた。しかし、依頼者によっては、深刻な金銭問題を抱えている場合も多く、その際は無料で請け負うこともあると加えた。
人間関係を円滑にするために「すみません」、「ごめんなさい」を多用する日本とは違い、自身の非を簡単には認めないという中国社会において、「謝罪代行サービス」への関心が高まっているというのが興味深い。中国における“珍”ビジネス、今後の発展が期待される。(編集担当:金田知子)
サーチナ
●そうそう簡単に謝らない、自分の非を認めないという中国で、とある珍ビジ
ネスが大注目!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0831&f=national_0831_093.shtml