の通常弾頭型ミサイルの配備を進め台湾、日本、第2列島線東側海域まで射程圏に入れている。
グアム射程の爆撃機開発中=中国、台湾有事の米軍接近阻止―国防総省
8月23日14時25分配信 時事通信
【ワシントン時事】中国軍が、米軍の西太平洋の前方展開拠点であるグアム基地を攻撃できる長距離爆撃機の開発を進めていることが23日、米国防総省の中国の軍事力と安全保障に関する年次報告書で分かった。また、米本土を射程に入れる核弾頭搭載型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の配備も着々と進めている。
報告書は、中国が保有するB6爆撃機の長距離改良型を開発しているとし、成功すれば、搭載する長距離空対地巡航ミサイルで、小笠原諸島とグアムを結ぶ「第2列島線」を攻撃圏内に入れると警戒している。
さらに、核兵器よりも現実的に使用される可能性が高い射程600~3300キロの短・中距離の通常弾頭型ミサイルの配備を進め、台湾、日本、第2列島線東側海域まで射程圏に入れている。一部には核弾頭搭載可能な東風3(射程3000キロ以上)や東風21(同1750キロ以上)も含まれる。
中国が長距離攻撃能力を向上させる理由の一つは、台湾有事の際に米軍の接近を阻止するためで、米軍の巡航ミサイルの射程などを意識したものとみられる。
報告書は、中国が保有するB6爆撃機の長距離改良型を開発しているとし、成功すれば、搭載する長距離空対地巡航ミサイルで、小笠原諸島とグアムを結ぶ「第2列島線」を攻撃圏内に入れると警戒している。
さらに、核兵器よりも現実的に使用される可能性が高い射程600~3300キロの短・中距離の通常弾頭型ミサイルの配備を進め、台湾、日本、第2列島線東側海域まで射程圏に入れている。一部には核弾頭搭載可能な東風3(射程3000キロ以上)や東風21(同1750キロ以上)も含まれる。
中国が長距離攻撃能力を向上させる理由の一つは、台湾有事の際に米軍の接近を阻止するためで、米軍の巡航ミサイルの射程などを意識したものとみられる。