ブラックベリーって、なに? | 日本のお姉さん

ブラックベリーって、なに?

ブラックベリー「懸念ある」UAE、一部機能禁止

8月2日10時49分配信 読売新聞

 【カイロ支局】アラブ首長国連邦(UAE)政府は1日、高機能携帯電話(スマートフォン)の「ブラックベリー」を利用したメールやサイトの閲覧などの機能を10月から禁止すると発表した。

 治安上の懸念があるためと説明している。ロイター通信などが伝えた。

 ブラックベリーを巡っては、サウジアラビアがすでに一部機能の停止を指示しているほか、インド政府も懸念を表明しているという。

 「ブラックベリー」はカナダのリサーチ・イン・モーション社製。UAEで約50万人、サウジでは70万人近くが利用している。UAE政府などは、情報が暗号化され海外に送られ通信内容が把握できないため「法的、社会的に懸念を引き起こす」と指摘している。


UAEとサウジ、ブラックベリーのサービスを一部規制
8月2日8時10分配信 ロイター

 [ドバイ/リヤド 1日 ロイター] アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアの規制当局は、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)<RIM.TO> <RIMM.O>の「ブラックベリー」の一部の
サービス停止を明らかにした。
 ブラックベリーのメッセンジャーアプリケーションは湾岸諸国でも利用者が急速に拡大した。一方、データが暗号化されて国外に送られることから、国内でのデータ追跡は不可能となっている。
 UAEの通信規制当局は「ブラックベリーの一部のサービスにより、ユーザーは法的責任を果たすことなく行動することが可能になり、司法、社会、および、国家の安全保障面での懸念が浮上している」としている。
 その上で、ブラックベリーのメッセンジャー、電子メール、ウェブブラウザーのサービスを10月11日から停止することを明らかにした。
 UAEは「受け入れ可能な解決策」が実施されるまで、サービスを停止するとしている
 一方、業界筋は、サウジアラビアは国内の通信会社に対して今月、メッセンジャーのサービス停止を命じた。
 UAE規制当局は、議論を続けるとした上で、今回のサービス停止は検閲とは関係ないとしている。
 今回の措置により、サウジアラビアで約70万人、UAEで約50万人の法人・個人利用者に影響が出るという。
 一方、ブラックベリーの利用者数は全世界で4100万人以上で、今回の措置により影響を受ける利用者は全体の3%以下にとどまる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100802-00000468-reu-bus_all  


加RIM、インド当局によるブラックベリーのサービス監視に同意=新聞

8月3日13時15分配信 ロイター

 [ニューデリー 3日 ロイター] カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)<RIMM.O><RIM.TO>は、同社製スマートフォン(高機能携帯電話)「ブラックベリー」のサービスがインド安全保障当局の監視を受けることに同意した。インド紙が3日伝えた。
 インド政府は最近、「ブラックベリー」について安全保障上の懸念を示していた。さらに、アラブ首長国連邦(UAE)が「ブラックベリー」のメールなどのサービスを10月から停止すると発表。RIMは安全保障面の懸念を持つ政府から圧力を受けていた。
 エコノミック・タイムズがインド政府の内部資料として伝えたところによると、RIMは安全保障当局に対し、企業のメールサービスに関する技術情報の共有、全顧客のメールを15日以内に開示、チャットを監視するためのツールを6─8カ月以内に開発することを提案した。
 RIMは3日にインド通信省に提案の詳細を提出する予定という。
 この報道について、RIMインド法人はコメントを差し控えた。インド通信省報道官のコメントは得られていない。
 UAEは1日、「ブラックベリー」のデータが暗号化されて把握できないことを理由にメールやウェブ閲覧などのサービスを10月から停止すると発表した。
 RIMは2日、顧客、政府双方の安全上の必要に対応すると表明した。
 「ブラックベリー」に安全保障上の懸念を持っているインドだが、国内治安関係当局の責任者は、サービスを停止する措置は考えておらず、RIMは現在政府の懸念に対応していると前週述べている。

ブラックベリーのデータ安全性、顧客・政府の要求に対応へ=RIM

8月3日10時5分配信 ロイター


 [ニューヨーク/トロント 2日 ロイター] カナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)<RIM.TO><RIMM.O>は2日、スマートフォン(多機能携帯電話)「ブラックベリー」について、顧客と政府双方の安全保障面でのニーズに対応すると表明した。
 RIMをめぐっては、アラブ首長国連邦(UAE)が1日、暗号化されたメッセージデータに当局がアクセスできないとして、ブラックベリーの一部のサービスを10月11日から停止する方針を明らかにしていた。
 ブラックベリーは電子メールの厳重なセキュリティが法人顧客からの人気のカギとなっており、アップル<AAPL.O>やノキア<NOK1V.HE>など競合他社に対する主な強みでもある。ただ、UAEやサウジアラビア、インドなどの政府は、こうしたセキュリティ機能のために、国家安全保障上の目的でメッセージを監視することが難しくなっているとの懸念を示している。
 RIMは声明で、UAEあるいは他の当局との協議について直接コメントは控えた上で、顧客に対してブラックベリーのネットワーク上のデータの安全性を強調。「規制をめぐる政府との内密な協議の内容は公表しないが、顧客と政府双方のニーズを満たす極めて安全かつ革新的な製品を引き続き提供する」方針を示した。
 RIMの広報担当者のコメントは現時点で得られていない

「危険な先例」と懸念=UAEのブラックベリー規制―米

8月3日5時45分配信 時事通信

 【ワシントン時事】クローリー米国務次官補(広報担当)は2日の記者会見で、アラブ首長国連邦(UAE)が多機能携帯端末「ブラックベリー」の一部サービス機能を禁止する方針を示していることについて、「危険な先例をつくる」として懸念を表明した。
 同次官補は「米国は、自由な情報の流れの促進を支持している」と言明。「21世紀では、民主主義や人権、情報の自由が重要な要素と考えている」と述べた。
 UAE当局は、治安上の懸念をサービス禁止の理由に挙げており、同次官補はUAE当局に説明を求める考えも明らかにした。 

UAE「ブラックベリー」使用停止、情報規制の悪しき前例=米政府

8月3日9時49分配信 ロイター


 [ワシントン 2日 ロイター] アラブ首長国連邦(UAE)がカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)<RIM.TO> <RIMM.O>の「ブラックベリー」の一部サービスを停止する方針を示したことを受けて、米政府は、情報の自由を制限する危険な前例を作るとして決定に遺憾を表明した。
 クローリー米国務次官補(広報担当)は「われわれは、情報の自由な流れを促進することにコミットしている」として、「(情報の自由は)革新的な経済にとって非常に重要」と述べた。
 アラブ首長国連邦(UAE)は週末、政府が暗号化された情報を入手できるようになるまで、ブラックベリーのメッセンジャー、電子メール、ウェブブラウザーのサービスを10月11日から停止する方針を明らかにした。 
 国務次官補はUAEから安全保障上の懸念についてさらに情報を求めるとした上で、情報規制を実施すれば「悪しき前例を作ることになる」と懸念を表明。「技術の制限方法を模索するのではなく、人々に能力向上の機会を与える新技術を社会に開放すべき」と主張した。
 これに対し駐米UAE大使であるYousef Al Otaiba氏は「UAEは国家主権を行使し、ブラックベリーが米国など他国では従っているのと同様の法規制や、司法および規制監督上の原理の順守を求めている」と反論。その上で、国家安全保障の保護および法執行の支援という米政府と全く同じ理由で法規制の順守を求めていると主張し「他国では同様の規制を順守しているにもかかわらず、ブラックベリーが数年越しの協議を経てもUAEの規制を順守していないことは遺憾だ」と不満を表明した


ニューヨーク・タイムズ紙早版ヘッドライン(2日付)

8月2日16時54分配信 ロイター

 [経済面]
 ★中国の大型国有企業、高値での不動産購入などを通じ、同国の不動産ブーム過熱を加速させる。 
 ★アラブ首長国連邦(UAE)、ブラックベリーのメールサービスを10月から停止。安全保障上の懸念があるとして。サウジアラビアも同様の措置を実施する可能性があると明らかに。
 ★米国内の検索エンジンシェア、グーグル<GOOG.O>の62.6%に対しマイクロソフト<MSFT.O>の「Bing」は12.7%。しかし、グーグルのシェアが縮小傾向にある一方、「Bing」やヤフー<YHOO.O>は拡大。
 [2日 ロイター]

ウォールストリート・ジャーナル紙ヘッドライン(2日付)

8月2日15時58分配信 ロイター

 ★米有力債券ファンド運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース共同最高投資責任者(CIO)をはじめとする世界の著名投資家、株価の下落に備えてポートフォリオを調整。デフレによる世界経済回復の腰折れと株価低迷を予想。
 ★アラブ首長国連邦(UAE)、ブラックベリーの一部通信サービスを10月11日から停止。国家の安全保障に危険を及ぼすとして。
 ★米シティグループ<C.N>が総額400億ドルのサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連商品へのエクスポージャーに関する情報を投資家に開示しなかったとされる民事訴訟で、当局側は訴状の中で「詐欺」という言葉を使わず、「投資家の誤解を招いた」と表現。
 ★ショッピングモール大手のサイモン・プロパティ<SPG.N>、アウトレットモール経営のプライム・アウトレット買収に際し、3件の不動産を除外。当局はこの買収について、反トラスト法抵触の恐れがないか調査中。
 ★世界の携帯電話販売、第2・四半期も拡大の見通し。新興国で低価格モデルの販売が好調なうえ、多機能携帯電話(スマートフォン)の需要も堅調。ただ、高価格機種の価格競争により販売業者の利ザヤは縮小も。
 ★UBS<UBSN.VX>、米国での不動産融資などの拡大に向けゴールドマン・サックス<GS.N>とバンク・オブ・アメリカ<BAC.N>からの幹部登用を2日に発表。
 [2日 ロイター]

カナダのRIM、11月にタブレット型PC発売へ=報道

8月2日10時55分配信 ロイター


 [トロント 30日 ロイター] カナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)<RIM.TO><RIMM.O>は、11月にタブレット型パソコン(PC)を発売する見通し。ブルームバーグ・ニュースが30日、関係筋の話として伝えた。
 RIMのタブレット型PCは米アップル<AAPL.O>の「iPad(アイパッド)」と競合することになる。
 ある関係筋によると、RIMは新製品を「ブラックパッド」と名付ける方針。
 ブラックパッドは大きさ、価格ともiPadとほぼ同じになる見通しという。
 iPadの販売台数は4月の発売以来300万台を超えている。
 スマートフォン(多機能携帯電話)分野でも、RIMはアップルの「iPhone(アイフォーン)」などに対抗するため、8月3日に新型の「ブラックベリー」を発表するとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100802-00000490-reu-bus_all