■「加瀬英明のコラム」メールマガジン | 日本のお姉さん

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送信日 : 2010/08/03 (Tue)
題 名 : 政治は国民の土壌から生まれる

 本稿が活字になる時には、参院選挙が終わっていよう。

 私は今回の参院選挙は、国民がしらけていたと思う。

 マニフェストといって、舌足らずな外国語で呼ばれるようになった選挙公約は、不信感しか招かなかった。民主党と自民党の大政党が光彩を失い、新党にはそれぞれ魅力があったろうが、力不足だった。
 
 私は国民の関心が、参院選よりも、サッカーのワールド・カップと、大相撲の賭博疑惑のほうに、集まっていたように感じた。サッカーでは、日本チームが善戦した。

 このところ、日本の政治がよろめいている。それにしても、日本の民主政治は薄っぺらで、軽薄だ。

 日本では、ただ、選挙の時に投票することが、民主主義だと考えられている。国民が日常生活のなかで、政治にかかわろうとすることが、まったくない。

 今回の参院選挙に当たって、各党が擁立した目玉の候補者といえば、柔道の金メダルの女子オリンピック選手、プロレスラー、落語家、男女の俳優、テレビタレントといったように、いつものことだったが、まるで安直な芸能週刊誌の人気投票のようだった。

 これらのスポーツ選手や、タレントたちにとって、それぞれの党の政策は、どれほどまで重要なものだったろうか。政党にとっても、知名度のあるタレント候補を利用して、権力ににじり寄ることが大切であって、政策は二の次だったろう。

 政治を志す人は政党活動が必要

 政党が候補者を公募することが行われるが、日本においてのみ、みられることだ。アメリカや、ヨーロッパの政党は、党員の層が厚い。党員がボランティアとして、日常の活動を支えている。党員のなかから、磨きあい、競いあって、党の候補者として選ばれる。

 日本の政党は、野心にとりつかれた議員の集まりでしかないのだ。

 私は候補者を公募した、いくつかの政党に、同時に応募した青年を知っている。この青年にとって、政策は二の次、三の次だった。国会議員にさえなることができれば、どの政党でもよかった。このようなことは、国民にとっても、本人にとっても、何の不思議でもないことだ。

 候補者決定は地域での内部選挙を

 私は松下政経塾の役員を、昨年の春までつとめた。政経塾の卒業生には、優秀な人材が多い。30人以上の国会議員を生んでいるが、その大多数が民主党に所属している。というのは、卒業生が選挙に出たくても、自民党は世襲議員や、世襲の候補者が多いことから、民主党から出ることになるのだ。

 先の青年とかわらないのだ。バッジをつけたい、という一心だ。

 真の民主政治を求めてこそ

 日本の民主政治は、民主主義を装っているが、政策は安手な包装紙のようなものであって、政治は権力の奪い合いの場でしかない。

 人の顔についていってはならない、というものの、当選を繰り返した国会議員の人相が、痴呆か、険悪なものになっている。日本人の平均的な顔ではない。そのような議員たちが発散する雰囲気が、国民の政治離れを促していよう。

 もっとも、このような情けない政治の状況は、政治家だけでなく、日本国民がもたらしたものだ。国民に自らの手で、日本をつくろうという気概がないからだ。

 相撲の世界は日本の縮図

 大相撲の野球賭博疑惑に、新聞や、テレビが正義の仮面をかぶって、ことさら大きく報道したために、国民の関心が集中した。マスコミに煽られて、国民の大多数が角界のウミをだせと、憤ることになった。

 いったい、いつから国民全員が、救世軍か、女子校の寄宿舎の厳しすぎる、オールドミスの舎監のようになってしまったのだろうか。

 相撲は長い伝統をもった、国技である。長い歴史によって培われた、神事である。だから、大切にしなければならない。

 だが、相撲はテキヤの世界に属するものだ。相撲が博打をするからといって驚くのは、マフィアが賭博をしているといって、驚くようなものだ。相撲が博打を打つことは、江戸時代から行われてきたことだ。

 全国民が、深窓の令嬢が「お魚って、水のなかを泳ぐの?」と驚くように、初(う)ぶになってはなるまい。国家社会は、おとなの世界である。子どもの国になってはなるまい。

 相撲は神事でありながら、テキヤの世界に属してきた。あの小さな特殊社会で、博打を常習的に行っていたといって、目くじらをたてることはあるまい。

 私は角界と交流がある。相撲は守るべき伝統だ。だが、相撲は相撲なのだ。

 力士が取り組みに勝って、土俵のうえで懸賞金を渡される時に、手を3つ切って受け取る。「飲む、打つ、買う」と、胸のなかでつぶやきながら、手にするといわれる。この所作も、古いものだ。

 世の中の遊びは自動車のハンドルの遊びと同じ

 それにしても、日本のマスコミは卑しい。私は関取とともに、以前、新聞社や、テレビ局の運動部の記者を交えて、酒を汲むことがあったが、部屋に寄ると、記者たちも花札などの博打に加わって興じていた。どの部屋にも、花札が散乱しているものだ。

 それなのに、新聞や、テレビが、角界と賭博とのあいだに深い関係があったのを、いまさら発見したように、騒ぎたてることはあるまい。いつものことながら、読者や視聴者を欺いている。

 博打も、相撲文化の一部だ。相撲界の賭け金は、某公党の前幹事長の不正資金疑惑にまつわる金額と較べたら、ごく小さなものだ。

 マスコミに対して、腹立つことといえば、歌舞伎を神聖化するようになったことだ。

 週刊誌のなかには、若い歌舞伎役者の御曹司をとりあげて、「竹の園生(そのう)」の出だと呼んでいる。「竹の園生」は皇室に対して、用いられた言葉である。

 もともと、歌舞伎は下賎なものだ。だからこそ、魅力がある。

 江戸時代を通じて、歌舞伎の役者は人間扱いにされなかったから、「1人、2人」ではなく、動物に見立てて、「1疋、2疋、3疋」と、数えられたものだった。

 武家とその家族は、歌舞伎を観にゆくことを、禁じられていた。大金持の商家の女房たちが、歌舞伎の役者を茶屋の座敷によんで、買って情事を楽しんだ。歌舞伎役者は、今日のホストクラブのホストだったのだ。

 生きる力は現実をふまえて生まれる

 私は日本を無菌状態にしてしまっては、ならないと思う。
かつて、〃勝新〃こと、役者の勝新太郎が麻薬を使ったといって、マスコミが大騒ぎをしたことがあった。

 私はかたぎの人間がそうしたら、大きな問題だが、「役者だから、よいではないか」と、弁護した。
 
 今の日本は全国民に、無菌状態を強いようとしている。
 
 無菌状態になると、人がひ弱になって、抵抗力がなくなる。

 私は警察の応援団を自任しているが、つい20年ほど前までは、交番の周辺の住民が「菓子を戴いたもので」とか、「ご苦労さま」といって、冷たいスイカを数切れとか、ビールを真心をこめて、交番まで届けたものだった。ところが、最近になって、贈賄に当たるといって禁じられた。そのために、交番が地域社会から、孤立するようになっている。

 医学では、人は体のなかに常在菌といって、必要な有害な菌もあるから、健康に生きられるという。常在菌を駆除してしまったために、アトピーや、花粉症を患うようになっている。

 相撲が手ぐさみに博打をしても、よいではないか。

 すべての悪を駆除して、日本中が無菌状態に陥ったら、この国は偽善によって覆われることになる。活力を失うことになろう。

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加瀬英明事務所
お問い合わせメール: info@kase-hideaki.co.jp
ホームページURL: http://www.kase-hideaki.co.jp/
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日本のお姉さんの意見。↓

救世軍か、

女子校の寄宿舎の厳しすぎる、オールドミスの舎監って、

たとえが悪すぎる?良すぎる?

急性軍は戦後、キリスト教関係者が募金を募って

餓死しそうな貧乏人を助けた立派な団体だよね?

オールドミスの舎監って、

清く正しく美しくを若い女性に強制しすぎるってこと?

自分がオールドミスなので、ちょっと

抵抗を感じた。

相撲は、いつのまにか、国技になって

スポーツ選手は、日本国民の代表みたいになって

悪いことをしたら芸能人並みにたたかれるようになったのだけど、

目立つんだから、ヤクザとつるんで

博打を打つのはやめた方がいい!

カモになるだけだから。

スポーツ選手は興奮する遊びが大好きで

博打にのめりこみやすいらしい。

知的な職業についている人は、大金を使って博打をしたら

後で苦しむのが予測されるので、悪い遊びにのめりこまない人が多いらしい。

(雑誌に書いてあった。)

歌舞伎役者はみんなの性の相手をしていた卑しい職業だったのだが

(これは本当)今では、日本文化の伝承者なのだ。

だんだん変わっていってもいいじゃん。

小林まおちゃんと結婚した海老蔵は、心がきれいな人らしい。

でも、天皇ほど大事にしなくてもいいと思う。


日本人がふまじめだから、タレントやスポーツ選手が

議員になってしまうのね。日本人が選んだ民主党は、

外国人の子供にも子供手当をあげるし、北朝鮮の学校にも

助成金をあげるんだよ。日本人の税金を無駄なことに

使っていいのか。外国人にも選挙権を与えようとしているし、

チュウゴク人や朝鮮半島人のように

夫の名前と妻の名前を別々にしようとしている。

そんなことより、会社での給料の差を先になんとかしてくれ。

それに、外国人に二重国籍を許可しようとしている。

ある時は、日本人、ある時は、朝鮮半島人で

韓国の徴兵制度からタダで逃げ出そうとしているみたい。

日本にいる在日韓国人は、韓国の徴兵を免れようとするなら

多額の罰金を払わねばならないらしい。

それが、嫌なので、二重国籍が欲しいのだと思われる。

選挙権に関しては、外国人に選挙権を与えるなど、

そんなバカなことを考える国は日本だけなんじゃないの?

日本の在日韓国・朝鮮人の数は、韓国にいる日本人の数とは

比べものにならないくらい多いのですよ。


外国人には、選挙権など与えてはいけない。

日本が嫌なら他の国に行けばいいだけじゃん。

外国人に選挙権など与えたら、100万人いると言われる

在日チュウゴク人に操られた議員がどんどん

日本の法律をチュウゴク人に便利なように

変えてしまうわ!現に、60万人いる在日韓国・朝鮮人が

宗教や政党や朝鮮人団体やら、あらゆる方面から

民主党議員に働きかけて

彼らに都合のいい法律を作るように要求しているところです。

日本人のお兄さん、お姉さん。

目を覚ましてください。日本は、日本人のための国なんです。

外国人が日本人よりも繁栄していくための国ではないんです。

もちろん、在留異国人には優しくしてあげないといけませんが、

日本の法律を彼らだけが繁栄していくために

変える必要などないでしょう。彼らが一等市民になって、

日本人が二等、三等市民になってしまうわ。

乗っ取られてしまうってことですよね。

在日韓国・朝鮮人は、数が減ってきていて在日チュウゴク人が

増えているので、いずれチュウゴク人だらけになってしまうから

本当に危険です。チュウゴクの漢人に日本が支配されたら

チベットのようにチベット民族だけが抑圧されて、

だんだんと民族の言葉や文化をなくして漢人化してしまうのです。

ちょっとでも、デモをしようものなら、大量に逮捕されて

監獄の中で飼い殺しにされて、移植用に臓器を抜かれて

生きたまま焼かれるかも。

この間、チュウゴクで迫害されている宗教の

ホームページを見てみたら、相当、チュウゴク政府に迫害されて

惨殺されている。日本が、人権無視の国に支配されたら

大変だわ。日頃から、日本を独立させておく努力をしないと

気がついたらチュウゴク人だらけになっていたら

しゃれになりません。毎週500人移住してきてますから。

まだ読んでいない方はどうぞ。↓

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中国人が日本に大量移住、その数毎週500人
東南アジアと一線画す華僑~「中国株式会社」の研究~その69
2010.07.30(Fri) 宮家 邦彦
さんは毎週約500人もの中国人が新たに日本に「住みついている」ことをご存じだろうか。一方、2009年には中国本土、台湾、香港から約248万人もの観光客が日本を訪れている。毎週5万人近い中国人が日本にやって来た計算だ。
 海外の華人社会については、これまでシンガポール、タイ、インドネシア・マレーシアなど東南アジア諸国の例を書いてきた。しかし、知っているようで知らないのが日本における在留中国人社会の実態ではなかろうか。

在留外国人の3人に1人は中国人
東京・晴海埠頭に寄港した中国のミサイル巡洋艦を熱烈歓迎する在日中国人〔AFPBB
News〕

 法務省統計によると、昨年2009年末の外国人登録者総数は約219万人、第1位は中国人の68万518人で、全体の31%を占める。

 第2位は韓国・朝鮮人の58万人弱、在日米軍を除く米国人が5万人ほどだから、中国人の存在感は圧倒的だ。

 外国人登録をした中国人の数は1999年に19万5000人であったから、過去10年で3倍以上に膨れ上がったことになる。

 特に、2009年は、経済情勢を反映してか、外国人登録者総数が前年に比べ3万人減少する中、中国人だけが2万5141人も増加している。

 この中国人登録者68万人のうち約3分の1は永住者・日本人の配偶者などであり、その数は21万2805人に上る。昔は中国人と言えば留学生だったが、今やその多くが日本で永住を始めたということなのだろう。

 以前述べた通り、中国政府は、「華人」を移住先の国籍を取得した中国系住民、国籍を取得しない者を「華僑」と定義している。この定義によれば、永住者など21万余人はすべて「華僑」であり、日本国籍を取得した(村田)蓮舫大臣は「華人」ということになる。

強制退去処分の3人に1人も中国人
 日本での中国人の評判はあまり良くない。中国人と言えば、どうしても「犯罪者」のイメージがつきまとうからだ。実際、2009年に入国管理法上の「退去強制」処分を受けた外国人3万2661人のうち、約3割の9522人が中国人だった。

 この数字は台湾人、香港人など(246人)を含んでいない。さらに、2009年の外国人犯罪検挙件数の3分の1以上が中国人というデータもある。残念ながら、大陸の中国人=犯罪者というイメージはかなり実態を反映していると言わざるを得ない。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4099